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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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阪神C


阪神1400はコーナーがキツく、また直線も短いので「開催後半でも4角で馬群が密集しやすい」という特徴を持っています。

それだけに大きく影響してくるのが、4角~直線の馬場状態です。

同じ阪神1400重賞の阪急杯は開幕2日目に行われるのに対し、こちらは年末の開催後半。

この日程の違いによる傾向が顕著に出ていて、近5年の阪急杯で馬券になった馬述べ15頭のうち、11頭は6番より内に入っていた馬。

残る4頭はローレルゲレイロ・マジンプロスパーの強力先行馬に、阪神1400の鬼サンカルロ×2ですから、ほとんど内枠天国と言える状態です。

一方の阪神カップは、近5年の同15頭のうち、10頭が13番より外だった馬(毎年2頭ずつ)。残る5頭は短距離路線の王者だったキンサシャノキセキに、後方一気で枠は関係無い競馬をしたフラガラッハ(それでも差し遅れて3着)。

あとはジョリーダンス(2着)・マルカフェニックス(1着)の「馬群を割って伸びたダンス産駒」、内々で進めて運良く前が開いたパワー型先行馬マイネルフォーグ(3着)。

最終日に行われる今年は更に「外枠有利」の傾向が濃く出るでしょうから、2連福狙いの場合は13番より外の馬と、ダンス産駒だけ買っておけば良いのではないでしょうか。


サンカルロ
○クラレント
▲ブライトライン


本命はサンカルロ。阪神1200・1400、中京1200のような「時計が掛かってスタミナとパワーを要する短距離」が得意で、内枠先行有利の阪急杯でさえ1勝3着2回。外枠差し有利の阪神カップで13番を引けましたし、ここは負けられないでしょう。

対抗はクラレント。ダンスインザダーク産駆なのにマイル以下が得意で、こちらもスタミナ要する短距離が良さそうなタイプ。

単穴ブライトラインはタフな中京1400のファルコンSで勝ち、父はパワー型SSフジキセキ。前走も悪くない内容でしたし、一発が期待できそう。


馬券は◎○▲馬連ワイドボックスに、枠連7-6、8。2連福総取りを狙います。

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有馬記念


中山芝は全体的に内枠・先行有利という状況で、一番人気はテンにズブいゴールドシップ、二番人気が連続出遅れ中のルーラーシップ。

「ノースヒルズ勢が大逃げを打って、ゴールドシップのマクリが入れば前は潰れるから結局人気が来る」という読みはあると思います。ただラビット役になると思われるアーネストリーは最近行きっぷりが良くないですし、福永騎手も圧倒的にスロー逃げが多いタイプ。

本当に大逃げをリクエストするなら、策師佐々木晶三が福永騎手に依頼するのはちょっと変…というのが自分の直勘です。大逃げ宣言は師得意のブラフで、「アーネストリーにスローペースを作ってもらって、ビートブラック・トレイルブレイザーのロングスパートで勝負」という自然な戦法のほうが、ノースヒルズ勢の真の狙いではないでしょうか。


今の馬場でスローになれば、穴は定石通り前々で運ぶタイプ。


◎ダイワファルコン
○ダークシャドウ
▲トレイルブレイザー
△オーシャンブルー


本命はダイワファルコン。GⅢを勝ったばかりで流石に家賃が高い…と見られていると思いますが、もともと冬馬に限れば安定している馬で、今年の金杯では(好調期ならGⅠ級の)フェデラリストより1キロ重い斤量でクビ差、3着コスモファントムを2馬身半離すというレベルの高い内容。

前走の福島記念も、「急・緩・急」の先行不利ラップで前に行き、アドマイヤタイシを2馬身離す完勝。1:59:5の勝ち時計も、当日の500万下の1200で1分10秒前後掛かっていたことを考えれば相当優秀。GⅠで勝負になっておかしくないパフォーマンスを見せたと思います。

馬体的には、このレースで一変見込める「頭の高い前駆型」(マツリダゴッホも同タイプで、東京不得意な型)。また、スカーレットブーケの一族はダイワメジャー・ダイワスカーレットが有馬で計4回馬券になり相性抜群。4角先頭がハマる馬場ですし、千載一遇の勝機。


対抗にダークシャドウ。小回りが良いとは思いませんが、スタミナ・末脚の総合力はメンバー上位にも関わらずあまり人気していません。京都記念や札幌記念のようにスムーズに先行できれば、大きくは崩れないのでは。


単穴にトレイルブレイザー。前駆型ですし、能力・適性とも文句無し。海外帰りで急仕上げ…というのはその通りだと思いますが、スタミナを要する流れにならなければ誤魔化せる可能性は高そう。


オーシャンブルーはこのレースと相性のいいステイゴールド産駒で、母系もスタミナ満点のドイツ血統。ルメール騎乗で良いところに付けそうですし、潜在スタミナ次第では馬券になっても。


ラジオNIKKEI杯2歳S


特別登録の段階では17頭居ましたが、エピファネイア・キズナ・ラウンドワールドの三強の前に回避馬が続出し、結局レース史上最小となる7頭立てに。

こうなると「重の阪神2000ならスタミナ型差し馬」と決め打つか、「スローの少頭数で前有利」とするかで非常に悩ましいところ。妙味も追い辛いですし、困りましたねぇ。


エピファネイア


とりあえず本命はエピファネイア。シンボリクリスエスの母の父系であるシアトルスルー的な「パワー型でブレないオオトビ」走法で、馬体自体もパワー型ですし、重の阪神2000はぴったりなはず。

気になる点を挙げれば、気性が前向きなだけに大外枠でどう乗るか。前2走は壁を作って溜めることができましたが、今回は馬なりでハナに行きそうな予感。リーチザクラウンのように暴走されると困りますが(そういえばリーチの母父もシアトルスルー・・・)、馬をリラックスさせるのは得意な方の鞍上ですし、折り合ってくれれば。


キズナは母父ストームキャット、母母父ダマスカスで完全にパワー型。その意味では重の阪神2000は向きそうです。

また予習でも挙げていましたが、ストームバードの血を持っているだけに(主に膝下が)脚長のタイプ。細かく脚を使うような器用な競馬は苦手で、また揉まれ弱いところもあるでしょうから、後方から外を回すショウナンマイティ・ウインバリアシオン(共に母父ストームバード系)的な競馬になるはず。そう乗っても不利にならない展開になれば、それこそエピファネイアがハイペースを作ったりすればチャンス。


ラウンドワールドは三強の中ではパワー面での強調材料に欠け、条件は不向き。またトップギアのストライドが整うまで少し時間が掛かるタイプで、阪神内回りで内枠というのもイマイチ。強調できるのは素質だけ、というのは辛いところ。


以下、7頭立てなので他馬の短評。

リアルマイスター・・・母父のホワイトマズル的な、頭の高いオオトビ走法。長めの距離ですんなり先行、という競馬が最も向きそうで、行き脚つかない現状ではやや狙い辛い。ただスタミナはありそうなので、展開嵌れば3着なら・・・というところ。

アクションスター・・・恐らく母父母父のヌレイエフの影響だと思うのですが、ブラックホークやシンゼンレンジャー的な「腰の低い走法」の馬で、直線の長い平坦コースや持続戦が向きそうな印象。

バッドボーイ・・・腰の甘いマンハッタンカフェ走法の馬。行き脚はつかないでしょうが、スタミナ自体はそこそこありそう。その潜在能力次第。

アドマイヤドバイ・・・サンデーサイレンスの2×3というクロスに目が行きますが、全体としてはフォーティナイナー的な、ハコがカッチリしている骨太パワー型。馬場は向くでしょうが、距離がどうなのか。ちなみにアドマイヤフジ・アドマイヤコスモスと同じ牝系。


有馬記念の傾向

馬体面
●頭の高い走法の馬、前駆型の馬が活躍

→ ディープインパクト・オルフェーヴルのような超GⅠ級を除けば、前肢で馬塲を強く叩くような馬、「粘り」と「パワー」を武器とする馬が活躍。この辺は東京コースとは真逆の傾向


ラップ面
●全体的に先行・内枠有利

→ コーナーが合計で6つあるレイアウトで、内を回す馬が有利。また近年はエクイターフによって内の馬塲も痛みにくくなっており、この傾向に拍車が掛かっても不思議は無いか


●1角~2角で大きくラップが緩めば先行有利、締まれば差し有利

→ 1角~2角はコーナー+登り坂という形態のため、ペースが落ちるポイントになりやすい。ただし、逃げ馬がリーチザクラウンのように引っ掛かるタイプであれば緩まないことも


●JC、秋天好走組はイマイチ

→ JC~有馬、秋天~有馬で連続好走したのは、近年ではダイワスカーレット・ヴィクトワールピサ・ブエナビスタくらいで、人気して圏外に飛ぶ例も多い。コース形態があまりにも異なるため、どちらでも好走するには図抜けた能力が必要となりそう


血統面
●ノーザンテーストの血を持つ馬が活躍

→ 前駆型で、スタミナと粘り強さに優れた血。ダイワスカーレット・ダイワメジャー・エアシェイデイ、ステイゴールド産駒のドリームジャーニー・オルフェーヴルなど


●近2年はキングマンボ系が活躍

→ キングマンボ系はダイヤモンドSでは近6年で3勝を挙げるなど、スタミナと瞬発力に優れる血統。特にスローペースになれば有力そう

ラジオNIKKEI杯2歳Sの傾向

馬体面
●寝繋馬の活躍は少ない

→ この時期の阪神は特に力の要る馬塲であるため、繋はクッションよりも強度重視

●前駆型、特に馬体に幅のあるタイプが活躍

→ パワーの要る馬塲ですし、先行馬有利というこのレースの傾向も関係ありそう


ラップ面
●テン~中盤とも緩む上がり勝負か、終いズブズブのスタミナ勝負かの両極端な展開になりやすい

→ スタミナ面ではまだまだ未完成の2歳馬同士のレースなだけに、どの騎手も慎重に運んでスローになるパターンが多い。しかし多少でもペースが締まると一気にズブズブのスタミナ勝負で、この展開になると後にGⅠでも活躍するような格上馬しか走れない

●1800以上で先行して勝った経験のある馬が有利

→ スロー戦でも最低限のスタミナは必要で、それを備えた上で先行出来る馬が有力

●差し馬は2、3着が多い

→ 強い馬が先行していると、それを捉えきれない場合が多い


血統面
●サンデー系×パワー型血統の配合が活躍

→ 純クラシック向きというより、ややダート向きの血も入っている方が良さそう。ミスプロ、ボールドルーラーあたりの好走例多い

●ストームバード系はやや不振

→ ストームバード系もダート向きですが、(特に膝下が)脚長であるため、小回りで器用な競馬をするのは不得意な血統。馬群の中も苦手なので、スローで外を回す不利な競馬になりがち




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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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