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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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「芝マイル・中長距離以外の成績が壊滅的だから何とかしないと…」

と今月アタマに書きましたが、その解決策として短距離ダートのレースに限り、血統をメインファクターとして予想することにしました(芝マイル・中長距離に関しては今までどおり)。

もうね、
短距離・ダート重賞で合わせて本命50連敗とか、土台となる予想法から大幅に変えないとどうにもならんと思いまして^^;  それで数ある予想法のなかでも、いままでの自分のやり方とは近いようで遠い位置にある「血統最重視」のスタンスでしばらく行ってみようかと。



どういう予想法かはおいおい書いていきますが、

瞬発力に優れる系統
スピードに優れる系統
パワーに優れる系統
スタミナに優れる系統

といった、さまざまな系統の各要素の中で、どれが求められる馬場・ペースになるか?を軸に展開します。

血統抜きにしても、こういう考え方自体は普通ですよね? 自分は今まであまり考えてませんでしたけど
^^;(これが当たらない原因か?)


もう試運転の方はコソコソ始めてまして、先週の福島民友カップなんかは上手くいきました。


日曜の福島芝1200は開幕週の割にスタミナを要する馬場だったようで、条件戦の3鞍の連対馬のうち5/6はキングヘイロー・メイショウオウドウ・ラムタラ・ロックオブジブラルタル・オースと、スタミナ色の強い…自分が今まで使っていた言葉でいえば「腹袋型」の血を持っている馬で占められている、かなり偏った状態でした
(スタミナが求められてるのに時計が速いというのが不思議?ですが)

福島民友カップで一番人気だったコスモベルは、ボールドルーラー×ダマスカスという、ダート色の強いスピードまたはパワー型の配合で、今日の馬場ではちょっとスタミナが足りないんじゃないかという疑念が(結果は4着)。

そこで傾向通りのスタミナ型の血を持っていて、さらに妙味・実績を加味してピックアップした以下の3頭でBOX買いをしてみることに。

4番人気 モルトグランデ (父はダンチヒ×ロベルトのウォーチャント) 
8番人気 ジェイケイセラヴィ (母父コマンダーインチーフ)
9番人気 メイショウトッパー (父テイエムオペラオー) 

結果は上手いことにジェイケイセラヴィ⇒モルトグランデで決まってくれて、ワイド22倍を3点で獲れました(馬連76倍・馬単158倍は買ってません、テストだったし涙)


まあ何と言うか…
この一見怪しげな血統予想は、少なくとも今までの自分流の予想法よりは競馬の本質を突いているようです。何だか悔しいけどw  しばらくは血統予想をしてみて、そのうち「なぜ血統予想が有効なのか?」ということを、今までの馬体・ラップ的な視点から説明できるくらいになりたいなと考えてます。

まずは今週のスワンステークスで、芝スプリント重賞33連敗のストップをば…


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今日は趣向を変えて、『種牡馬論』みたいなものを書きたいなと思います。

~という種牡馬にはこういう馬体の産駒が多くて、適性条件は…って感じの。馬体も血統も見てる僕にとっては、結構好きな分野なんですよね。

とりあえずキンカメ書きたかっただけなんで、続くかどうかは微妙です^^;




Songandaprayer  ファピアノ(ミスプロ)系


日本での現役産駒はサープラスシンガー、デビルコーナー、ハイエモーション、ボストンキコウシの他一頭しか居ないんでマイナーな種牡馬ですが、産駒5頭で11勝を挙げている優秀な血統。今年の2歳馬は4頭居ます。その中でアースワーク(松田国-金子真人)という馬が気になったので、今回取り上げました。

馬体の主な特徴
① 腰高
② 硬目の繋
③ トモが大きい
④ ツメが小さく薄い
⑤ 白ツメが多い

適性
馬体の特徴①②③④から、先行力・スピード性能が高く短距離に向く。
④⑤から、ツメが弱い馬が多い。特に馬体重があると深刻




キングカメハメハ キングマンボ(ミスプロ)系


代表産駒はフィフスペトル・ゴールデンチケット・スガノメダリスト。父はダービー馬というイメージに反して、産駒は短距離馬・ダート馬ばかり。2歳リーディングサイアーになったくせに新馬戦は3つくらいしか勝っていない、というのも変わっている。叩き良化型が多い。産駒の特徴はキングマンボの影響も大。

馬体の主な特徴
① 腰高
② 硬目の繋
③ 筋肉がのっぺりして見栄えがしない場合が多い
④ トモ~飛節が案外
⑤ 腹袋はしっかり
⑥ 胴はやや短め

適性
馬体の特徴①②から、短距離・ダートで先行が向く。しかし④から能力のバラツキ大
③から、晩成が多い(はず)。しかし2歳時から活躍する馬は③④どちらも当て嵌まらない。見分けるのは簡単
②⑤から、芝の重馬場はこなせそう。





馬体の特徴が一つの方向(短距離)へ向かっているSongandaprayerに対し、キングカメハメハはバラバラ。そのため産駒のレベルも安定せず、当たり外れの差が大きい。僕としては前者のタイプが種牡馬として成功すると思うんです。実際、セリでのキンカメ産駒の評価も年々下がってきているのだそう。

でもキンカメの場合は成功するタイプを見分けるのが簡単なので、POG的には扱いやすい一面も。僕も短距離要員で2頭くらい指名するかもしれません。



距離別に分けてないんでかなり大雑把になりますが、馬体とかフォームを見てる人にとっては「あー、やっぱりね」みたいな種牡馬が新潟芝コースでは活躍します。更に今回は「買い」だけでなく、「消し」の種牡馬についても調べてみました。

まずはサンデーサイレンスよりも複勝率が優秀な4頭から。


1位 フレンチデピュティ[13-11-10-50] 勝率15.5% 連対率28.6%

単回収率205%、複回収率141%。はっきり言って超使えます。トモのデカさはNo.1の種牡馬で、新潟みたいな溜めてドーンって競馬は大得意ですからね、フレンチ。複勝率40.5%は驚異的。「あしたの!フレンチデピュティ」という企画がスタートする予感が(笑)

偏見で挙げる典型産駒・・・エイシンデピュティ、アロマキャンドル



2位 タニノギムレット[10-9-5-45] 勝率14.5% 連対率27.5%

最も儲からない種牡馬の一頭タニノギムレットが、ほぼ唯一単回収率100%を上回るコース(それでも106%と微妙ですが)。ロベルト系の割に底力は微妙で、ストライドの伸びの良さに所以した息の長い末脚が武器の同産駒。平坦で中緩み競馬の新潟コースはぴったり。単勝平均配当は低く穴はあまり出さないので、「人気のギムレットは信頼」みたいなスタンスで良いと思います。

偏見で挙げる典型産駒・・・ウオッカ、ヒラボクロイヤル



3位 アグネスタキオン[18-13-10-88] 勝率14.0% 連対率24.0%

リーディングサイアーはこの位置に。バネがある上にスタミナも兼備した産駒が多く、中央場所では殆んどのコースで結果を出す=人気になるので、単回収率は85%と平凡。複回収率は97%と優秀なので、馬券的には普通に買える部類。

偏見で挙げる典型産駒・・・キャプテントゥーレ、アドマイヤコマンド



4位 チーフベアハート[13-7-8-63] 勝率14.3% 連対率22.0%

地味~なところがきました。どんなんだっけと思って産駒を調べてみたら、エアセレソン・ナムラマース・ガッテンワン・パピヨンシチー・トーホウレーサーなどなど。なるほど、ストライドが大きくジリジリと脚を使うタイプばかりですね。直線長いコースはいかにも向きそう。これなら納得。単回収率125%と馬券的には狙い目です。

偏見で挙げる典型産駒・・・マーブルチーフ、マイネルキッツ



24位 マヤノトップガン[14-6-14-122] 勝率9.0% 連対率12.8%

単回収率178%、複回収率98%と馬券には貢献してくれそうなのでピックアップ。父に似た全身を目一杯使ったフォームの仔が多く、タニノギムレットと似たような理由で好成績。あとテンビー産駒も複回収率130%と使えます。サンツェッペリンに代表されるジリ脚血統ですね。

偏見で挙げる典型産駒・・・キングトップガン、ホッコーパドゥシャ





続いて「消し」の種牡馬。一頭だけズバ抜けていたので、とりあえずこれだけ。


Worst1 クロフネ[3-2-3-44] 勝率5.8% 連対率9.6%

新潟は野芝オンリーでかなり軽い馬場だけに、持ち前の豊富な筋肉はただの重りと化しスピード不足の要因に。単・複回収率は驚きの20%台!フレンチデピュティの血を引いているのに、父とは対照的っすね

偏見で挙げる典型産駒・・・トーセンゴライアス、ダイワルビア

福島5 ホットビスティー 1着(780円)
阪神9 コパノスケ    1着(650円)


日曜は福島・阪神でキングヘイロー産駒が3頭出走。で、2勝ですよ・・・土曜と合わせれば計12頭が出走して5勝。出来すぎですよね。キングヘイロー買っておけばとりあえず儲かるなんて・・・こんな楽してると間違いなく堕落する

福島が大得意な理由は土曜に述べた通りですけど、重馬場となった阪神芝1200でも2馬身千切る圧勝劇。キングヘイロー産駒はパワー・スタミナがあるし、なんとなく蹄壁が深い仔が多いような印象もあります。ということは、重の成績も結構良いのでは?と思いまして、芝の重・不良馬場の成績を調べてみました。

過去4年で(9-6-5-55)勝率12.0%、単勝回収率112円。トータルの勝率が8.1%ですから、重馬場だとパフォーマンスを上げるのは確かなようです。


ついでに重で使えそうな種牡馬をリストアップしてみました。なんとなくイメージ通りって感じですね。




芝重得意の種牡馬
1
2
3
着外
勝率
単回
複回
エリシオ
5
4
1
23
15.2%
65
134
オペラハウス
9
6
4
44
14.3%
109
93
スペシャルウィーク
19
13
8
111
12.6%
154
81
キングヘイロー
9
6
5
55
12.0%
112
84
メジロライアン
7
3
4
49
11.1%
133
85
ホワイトマズル
7
2
5
55
10.1%
94
142
サクラバクシンオー
12
7
7
95
9.9%
135
98
フレンチデピュティ
7
7
6
51
9.9%
260
104
タマモクロス
4
1
3
34
9.5%
137
49
ステイゴールド
8
6
11
63
9.1%
251
135
フサイチコンコルド
6
4
4
56
8.6%
129
70
ヘクタープロテクター
3
3
3
26
8.6%
167
101
チーフベアハート
3
2
2
29
8.3%
115
48
コマンダーインチーフ
6
5
4
66
7.4%
280
86
スターオブコジーン
4
4
6
41
7.3%
308
209
マイネルラヴ
3
12
4
57
3.9%
123
151



逆にかなり割引となる種牡馬は、サンデーサイレンス・アグネスタキオン・フジキセキ・アドマイヤベガ・アフリート・タニノギムレット・クロフネ・トウカイテイオー・タイキシャトル・バブルガムフェローあたりとなります。

スペシャルウィークとステイゴールド以外のヘイロー系(SS+タイキシャトルなど)は軒並みダメっすね。

あれ?そういえば宝塚記念はフレンチデピュティ・オペラハウス・スペシャルウィークで決まったような・・・ちきしょー、調べるのが遅かったか
コース
1
2
3
着外
勝率
単回
複回
札幌函館
9
8
6
78
8.9
174
80
福島
20
10
9
78
17.1
189
97
新潟
6
10
5
97
5.1
58
52
東京
11
9
15
144
6.1
131
115
中山
11
15
11
162
5.5
106
104
中京
8
11
11
108
5.8
34
65
京都
18
18
15
122
10.4
73
78
阪神
11
16
8
85
9.2
68
73
小倉
6
6
5
66
7.2
202
108
100
103
85
940
8.1
108
87



代表産駒(賞金上位)
カワカミプリンセス
ローレルゲレイロ
ホッコーソレソレー
キクノアロー
キングスゾーン


馬体の特徴
・大きめの腹袋                        パワー〇  スタミナ〇
・高い首使い、起ち肩=地面を強めに叩くフォーム   荒れ馬場〇 切れ味△ 長距離△
・気性難                            安定△ 人気薄〇
・黒鹿毛は少ない(10.5%)                暑い季節〇?




パワーがあって、スタミナがあって、荒れ馬場が得意。そりゃ福島で大暴れするわけです。日曜福島では5R障害にホットビスティーが出走。穴を開けるのは障害でも変わらない傾向なので、狙ってみるのもアリかも。

洋芝で力の要る札幌・函館でも好成績。日曜の出走馬は残念ながらゼロですが、来週以降も注目です!

ちなみに・・・土曜のキングへイロー産駒は

函館7  ファイナルファイト  1着(360円)
福島4  サンワードヒラリー 1着(910円)
阪神1  スズカルビー    1着(640円)
阪神10 チャレンジシチー  3着(複1260円)

9頭が出走して4頭が馬券に絡むという大活躍。何も全部買う必要はありませんが、
血統は手軽に傾向に沿った馬をピックアップできるのが良いっすね、後はその人なりの分析で取捨を決めればいいわけですから。3場開催でパドックを見る時間もロクにないときは非常に助かります!サンワードヒラリーはパドックもまずまずだったので頂きました~♪


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馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

●使う券種
三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

ラウンドワールド
サトノノブレス
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■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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