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ダービーの展望をざっくりと。


逃げたヴィクトリーが優勝し、道中2番手を追走していたサンツェッペリンが2着した前残りの皐月賞を、上がり33秒台の豪脚でハナ・ハナ差の3着にまで追い上げたフサイチホウオー。その末脚を存分に発揮できる東京コースに替わる日本ダービーでは最有力候補に数える関係者も多く、一強ムードさえ漂っている気配もある。

確かに自分も皐月賞の回顧で「東京ではまず負けない」と書いていた。しかし、こんなにもフサイチホウオーに人気が集中するようでは、逆に嫌いたくなってしまうのがギャンブラーの性。少なくとも、人気馬の実力を盲信することなく粗(アラ)探しをするのは、馬券を買う上で不可欠な姿勢だろう。

ところで、青葉賞3着のフィニステールに騎乗が決定している藤田伸二JKが公認HPで以下のようなコメントを出している(以下抜粋)

「ダービーは混戦だね!俺の馬も勝ち負けする力があるし、みんなが思ってるほど差はないよ。」

昨年の菊花賞時には、騎乗馬のトーホウアラン(6人気8着)について「休み明けでいきなり勝てるほどGⅠは甘くないだろうな」と、割と客観的なコメントをしている藤田JK。上記のコメントは、決してファン向けのリップサービスという訳ではなさそうである。

つまり藤田JKは、フサイチホウオーはそれ程抜けた存在ではなく展開によってはどの馬も勝つチャンスがある、と考えているのだろう。

では、フサイチホウオーにどんな弱みがあるのだろうか?能力・コース適性・距離適性からは、明確な弱点は見えてこない。むしろこの3点については、他のどの出走馬にもヒケを取らないだろう。一体藤田JKはどの点に「付け込みどころ」を見出しているのだろうか?

それは、過去のレース映像を振り返ることで見えてきた。

まず初重賞勝ちとなった東スポ杯2歳S。2着はフライングアップル、3着がドリームジャーニー。2着との着差は「1/2馬身」。

次にラジオNIKKEI杯2歳S。2着はヴィクトリー、3着ナムラマース。着差は「クビ」。

共同通信杯。2着ダイレクトキャッチ、3着フライングアップル。これも着差は「クビ」。

どのレースも2着との着差はわずか。少なくとも、共同通信杯はチギって勝ってもおかしくない面子である。それなのに、ダイレクトキャッチがもう少し切れる脚を持っていたら負けていたのでは?という位の辛勝。大分ユルイ仕上げだった事も影響はしていたのだろうが、レース後安藤JKも「思ったより伸びなかった」とコメントしている。

ホウオーは頭の高いフォームで、レースではシャドーロールを着用。このような馬に共通する特徴・・・

それは「追ってからの甘さ」である。言い換えれば、着差を付けて勝てない。

ちなみにホウオーの父ジャングルポケットが、生涯で2着馬に付けた最大着差は「2馬身」。あのダービーとジャパンカップを制している名馬が、である。

ホウオーはジャングルポケットに似ている、とよく言われる。裏を返せば、弱点もジャングルポケットと共通している可能性だってある。

父は「パーフェクトホース」ではないし、仔もまた然り。充分「付け込みどころ」は有りそうだ。

この続きは枠順確定後に。
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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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