∴ 【金鯱賞】人気馬は信用できない！？

◎ヴィータローザ
〇ニホンピロキース
▲タガノデンジャラス
注シルクネクサス
穴インティライミ

スウィフトカレント・アドマイヤメイン・ローゼンクロイツが人気となっているが、3頭とも不安要素を抱えている。

まずローゼンクロイツは渋った馬場がダメ。馬場状態がどこまで回復するかがカギとなるが、前走の中京記念で見せたパフォーマンスは出せない可能性が高い。良まで回復すれば押さえは必要も、人気ほどの信頼は置けない。

スウィフトカレントはレースの使い方・馬体重の季節ごとの変動を見る限り、夏場でなければ絞りきれない馬。そうでなければ、天皇賞2着の馬をサマー2000シリーズに使う意味が分からない。本来のシャープな体つきが戻っていないという情報もあるし、これも信頼し辛い。

大トビのアドマイヤメインは中京のような小回りはあまり得意でないし、同型のストーミーカフェの存在も痛い。メインはあまりテンの速い馬ではないので、恐らく2番手からの競馬になるだろう。あくまでストーミーの出方次第ではあるが、自分の形でレースをするのは厳しいと見る。状態も好調時と比べるとまだまだらしいし、人気では買えない。

上位人気3頭が揃って飛ぶ可能性は低いだろうが、そんなに信頼できない面子ばかりでは買う気も起きないので、ここは思い切って穴を狙うのが面白い。

本命は重賞３勝の実績を持つヴィータローザ。冬場は絞りきれない体質で、金杯以来の休み明けとなった前走は－１２キロという馬体重で僅差の３着に好走。夏の小倉記念ではスウィフトカレントと差の無い競馬をして居り、ここでも期待は持てる。

ニホンピロキースは相手なりに走る馬で、格上相手でもイキナリ好走する。現に先の小倉記念ではスウィフト・ヴィータに次ぐ３着に駆けており、別定戦のここでも注意は必要。

以下復調気配のダガノデンジャラス、上がりが掛かればシルクネクサス、放牧でリフレッシュしたインティライミまで。

現在のところ、ヴィータからの馬連は一番安いタガノとの組み合わせで６０倍、全く人気の無いニホンピロとの組み合わせで２１０倍も付いている。

狙いすぎだとは自分でも思うが、荒れるのを楽しみにして少額で遊んでみたい。