∴ 日本ダービー 各有力馬の特徴と適性。

注目のあの馬は距離が持たない！？

能力・・・勝ち切るだけの力があるか
距離適性・・・当該距離をこなせそうか
展開・・・枠、ペース、馬場などの諸条件で恵まれそうか

Ａ・・・強気　　Ｂ・・・中立　　Ｃ・・・弱気

15　フサイチホウオー
ストライドが大きく加速に時間が掛かるので東京はベストだし、距離もまったく問題ない。“ダービー適性”ならばメンバー中一番だろう。最終追いきりでは皐月賞時以上の仕上がりをアピールしており、状態にも不安なし。加えて天才安藤勝己が手綱を取るとなれば、死角は殆んど無い。負けるとすれば、フサイチホウオーの弱点？の続きで書いたようなパターンしかないだろう。

能力　Ａ　　距離適性　Ａ　　展開　Ｂ

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17　ヴィクトリー
皐月賞馬として本来ならば受けて立つ立場なのであるが、折り合い面に大きな不安を残しており2400は心配。恐らく今回も逃げる事になるだろうが、Ｆ厩舎の２頭出しの片割れは前をつつく役に回るらしく、展開も前回より厳しいものになりそう。加えて皐月賞でハナ差下したサンツェッペリンが今回大きな上積みを見せており、そちらに先着するだけでも一仕事。

能力　Ａ　　距離適性　Ｂ　　展開　Ｃ

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3　ウオッカ
ダイワスカーレットと並ぶ、「何年に一頭」の素質を持つ牝馬。マイル戦ならば、このメンバーが相手でも文句無く勝ち負け出来る能力はあるが、今回は2400という距離が問題。馬体的にはこなしても不思議ないが、牡馬を相手にしてどこまでやれるかはやってみなければ分からない。初の関東輸送という問題もあり、超えるべきハードルは多い。しかし、フサイチホウオーを「力で」負かすとしたらこの馬しか居ないでしょう！

能力　Ａ　　距離適性　Ｂ　　展開　Ｃ

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14　アドマイヤオーラ
「切れ味」だけならば、3歳世代でもトップクラス。だがそれだけに2400という距離と東京の長い直線には不安が残る。馬体的にも2000が一杯一杯という印象だし、流石に今回ばかりは期待よりも不安の方が大きい。
しかし、上手く脚を溜められるようなユルイ流れにさえなればホウオーを逆転する事も可能。望みは薄いが・・・。

能力　Ａ　　距離適性　Ｃ　　展開　Ｂ

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9　ヒラボクロイヤル
今回と同コースで行われた青葉賞での勝ち鞍があるのは心強いし、安定味のある競馬ぶりにも好感が持てる。ただ2,3着ならばあるかもしれないが、ホウオーに勝てる程のインパクトが無いのも確か。青葉賞の時計も取り立てて優れている訳でもないし、現に毎日杯ではナムラマースに完敗している。馬体だけ見ていればプラスのイメージはいくらでも湧いてくるのだが、果たしてどこまで？

能力　Ｂ　　距離適性　Ａ　　展開　Ｂ

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4　ゴールデンダリア
まだソエも完全には治まっていないような若い馬だというのに、ここまで駒を進めてこれたのは素質があるからこそ。秋が本当に楽しみな存在ではある。裏を返せば、そんな完成度の低い馬がこのメンバー相手に通用してしまっていいのか？という疑問もある。ただこういう根性のあるタイプは相手なりに走ることもあり、距離は心持ち長くとも得意の東京ならば2,3着の押さえは必要か。

能力　Ｂ　　距離適性　Ｂ　　展開　Ａ

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1　タスカータソルテ
スムーズに進められなかった弥生賞・毎日杯では惨敗したが、キレイなレースが出来れば前走くらい走れる馬ではある。このメンバーが相手となるとスピードの絶対値では見劣りするが、この鞍上・この枠。間違いなく一発狙ってくる。馬にもスタミナはあるので、充分警戒しよう。

能力　Ｂ　　距離適性　Ａ　　展開　Ａ

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8　ドリームジャーニー
嵌れば切れる末脚はあるものの、小柄な馬体・回転の速いピッチ走法からは距離の限界が見え隠れする。今回は一発狙ってシンガリ一気の戦法を取るらしいので、展開さえ嵌れば上位浮上もあるか。と言ってもスタミナ豊富な馬も多く、かなり厳しいレースになるだろう。

能力　Ａ　　距離適性　Ｃ　　展開　Ｂ

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7　フィニステール
末がジリジリとしか伸びない為に取りこぼしが多く、実力が馬柱に出にくいタイプ。青葉賞で「不利を受けていなければ1馬身差で勝っていた」とは藤田ＪＫ。大袈裟に話す人でもないので、ここは素直に信頼する手だろう。馬体的にはまだまだ成長の余地があり本格化は秋になってからだとは思うが、脚長の体形で距離には自信あり。

能力　Ｂ　　距離適性　Ａ　　展開　Ａ

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シルシは明日の更新で。