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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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●札幌2歳ステークス
2歳の中距離戦がスローの上がり勝負ばかりのなかで、札幌2歳Sは底力と持続力を問われやすい異色のレース。1戦1勝の超良血馬たちが人気を集めそうですが、そちらが血統で過剰に人気するならば、地味な血統の実力馬に◎を回すのがギャンブルのセオリーってもんでしょう。

◎オールアズワン
○アドマイヤセプター
▲ギリギリヒーロー
△アヴェンチュラ

本命は母父ナリタブライアン(!)のオールアズワン。未勝利戦の前走が好時計かつ終い1ハロン11秒台というレベルの高い内容で、初戦と2戦目で距離とペースが違っても上がりが変わらないのも奥の深さを感じさせます。父のネオユニヴァースというよりかは、ナリタブライアン・またはブライアンズタイムが強く出た、オオトビで柔らみとしなやかさのある走法。底力と持続力に秀でた、札幌1800にぴったりなタイプと見ました。複勝圏なら一番手堅いか。

対抗に一応、アドマイヤセプター。スピードは確かなものがありますが、それゆえの乗りにくさがネックになる可能性も(例えば折り合い専念で後方からの競馬になる、とか)。末脚は悪くはないでしょうが…半信半疑。
ギリギリヒーローは小回りで上がり3つの競馬になった前走の追い上げと、1200で勝ちきるスピードを買って。クイーンソネットの一族らしく寸の詰まった体型で、本質的にはマイラー寄りか。
アヴェンチュラは初戦の内容がなかなか良いと思いますが、背ったれが過ぎるのと蹄がワイドなのがちょっと、という個人的趣味でPOGでも指名しなかっただけに、イメージ払拭させてくれるまでは静観しようかなと。
…あ、プリンスデトワールを調べてない;
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セントウルSでは猛烈な勢いで直線追い込んだグリーンバーディー。その見た目の派手さからスプリンターズSのプレレーティングではトップの評価を受け、各所の論調を見るとどうやら当日も一番人気になりそう。
しかし、です。今年のセントウルSは、終い2ハロン目に10秒台が刻まれた異例のスロー。遅い遅いと言われた昨年をも上回る、短距離らしからぬ切れ味勝負の流れでした。

2010セントウルS
12.0 - 10.7 - 11.2 - 11.5 - 10.8 - 11.8

2009セントウルS
12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.2 - 11.1 - 11.7

スプリンターズSでは過去に逃げ馬が4勝しているように、中山1200は切れ味よりもスピード、先行力が問われるコース。昨年も切れ者アルティマトゥーレが、ゲレイロの11秒台ー10秒台ー10秒台のスピードの前に末を無くし、人気を裏切ったのは記憶に新しいところ。差し馬の敗退も毎年繰り返される光景ですよね。
グリーンバーディーは香港では先行して勝った例があるそうですが、それも12.4ー11.3ー11.2の緩いペースでのもの。今回も前走と同様、後方からのレースになるのはほぼ確実と言って良さそうです。
切れ味が身上の一番人気の差し馬を、果たして買うべきかどうか…これはもう即決でしょう。

●オールカマーの回顧
12.4 - 11.1 - 12.2 - 11.9 - 12.4 - 11.9 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 11.9

テン:やや速め
中盤:やや速め
上がり:普通
スパート:6F(持続力プラス切れ)

想定よりもやや速めに流れたうえ、持続力と切れ味を同時に求められた厳しい展開。これでは先行馬がタレるのは仕方ない…にしても、やや物足りなかったミステリアスライトの粘り。やはり底力は腹袋>前駆だなぁと再確認;
注目は先行馬最先着のサンライズベガ。母父ヌレイエフらしくややトモが緩い走法なので、中山よりは東京・京都が向くはず。アルゼンチン共和国杯や日経新春杯に出てくれば有力だと思います。
●オールカマー
ここはあくまで、秋のGⅠシリーズのステップレース…ということは分かるのですが、それにしても態勢万全で臨んでいる馬が少ない印象。骨折明けのシンゲンに、充分な調教量とは言えないドリームジャーニー・シルポート。有力3頭がこれですから、順調度も重要なファクターになりそう。

◎ミステリアスライト
○トウショウシロッコ

東京・新潟で3連勝のミステリアスライトは、普通に考えれば中山は…という不安が先立つ馬。しかし前走はなかなか持続力が問われたラップで、全体時計も新潟記念と0.1差。新潟記念の2週前の馬場とはいえ、57キロを背負ってのものですから悪くはないでしょう。
馬体面では腹袋の厚みに不満が残りますが、全体に母母父のクリスタルグリッターズが強く出た印象。屈強な前駆がラストの粘りを生むブラッシンググルーム系の血が活きるはずです。
…そうは言っても、ハイラップを先行して勝ちきるほどの自信は持てませんから、想定ラップはテン・中盤とも遅めで、ロングスパートを凌ぎきるイメージ。となると相手は持続力勝負に強く、内々でロスなく立ち回れそうなトウショウシロッコが相応しいか。

神戸新聞杯は例年どこかで早めのペースアップが起こり、差し・追い込みが台頭するのがパターン。人気馬が順当に上位に来そうで、ちょっと食指は動きません;
最近どうも奮わないのですが、先週の両トライアルはGⅠを美味しいレースにしてくれそうな予感…。

●ローズSの回顧
12.2 - 10.6 - 11.3 - 12.6 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 11.0 - 11.7

テン:かなり速い
中盤:遅い
上がり:速い
スパート:3F(瞬発力勝負)

展開面で最も不利を受けたのが、①テンで脚を使い、遅い中盤で②折り合い欠き、③後続に差を詰められた先行馬(逃げ馬は②の分いくらかマシ)。
対して展開利があったのは、①テンで無駄脚を使わず②中盤で無理なく差を詰められた後方待機組。ガソリン残量を考えれば、瞬発力勝負でどちらが終いに良い脚を使えるのかは明らかでしょう。
先行馬最先着のアパパネは、展開を加味すれば勝ちに等しい好内容。叩いた上積みも考えると、次走の展望は良好です。
あとは先団で折り合いを欠いていたアグネスワルツ、オウケンサクラは即巻き返し可能だと思います。

●セントライト記念の回顧

12.1 - 11.0 - 11.7 - 11.8 - 12.1 - 11.7 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 12.2 - 12.8

テン:速い
中盤:速い
上がり:遅い
スパート:6F(持続力勝負)

逃げたヤマニンエルブと後ろの集団はテン4F以降あたりから別のラップを刻んでいたので注意が必要ですが、後ろも長い脚を使う展開になっており、①テンが速め②ロングスパートの2つの面で中京2000に近い、後方待機組にやや利がある展開だったと言えるでしょう。
このスピード型の内容を京都3000の菊花賞にどこまで敷衍できるかは難しいところですが、今回測られたロングスパートへの適性と、馬体から見た長距離適性とを併せて考慮すれば、有力候補は浮かび上がってきそうです。

●ヴィジャイは5着
テンから中盤にかけてスローの展開で、上がり4Fは46秒台。これをほぼ最後方から大外をブン回して差し切れというのは無理な話。先頭を伺う場面を作ったし、上がり4Fはだいたい45秒台。個人的にはボンベイダックの2着よりもずっと感触の良い5着、です。
のっけから関係ない話題で恐縮ですが…

●相撲の話
白鵬は負けませんねぇ。引き技を打つタイミングを失敗しないし、組み合ったらまわしを取らせない。まず攻める機会を与えてくれませんから、これを破るのは大変です。白鵬よりもリーチの長い力士の突き押しなら、少しは可能性があるかも知れませんが…基本的にはミス待ちかな。



●POGの話
後ればせながらレーヴディソールの映像を観ました…月並みですが凄い切れ味。
そして日曜阪神ではヴィジャイがデビュー。いきなり強敵と当たるようで、伝説の新馬戦と噂されてるみたいですが…ちと安売りしすぎの感が(苦笑)

●ローズS
高速の阪神外回りなら、スピードと切れを兼備する逃げ馬アグネスワルツがアパパネを振り切れる…と随分前から考えてましたが、ここまで人気するとは;
ワルツが4倍以下ならケンします。

●セントライト記念
ゲシュタルトが急仕上げのため混戦模様。ここは腹袋型のグラスワンダー産駒・ミキノバンジョーに期待しますが、ゲシュタルトの単が付くようならそちらも押さえるかも。


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●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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