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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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ジャパンカップダート

格闘家やボディービルダーの鎧のような筋肉は一朝一夕では身に付かないのと同じように、サラブレッドも日々の鍛錬を通じて少しずつ少しずつ筋力を増していく。特に芝よりもパワーを要するダート路線ではその傾向が顕著で、エスポワールシチー・ヴァーミリアン・カネヒキリといった一流馬はみなデビュー当初から20キロほど体重を増やしながら、徐々に地力を付けていきました。

逆に言えば、力が付ききっていない若いうちに一流どころと五分にやれる馬は相当強い、ということ。そこで今回注目したいのがシルクメビウス。今回の調教後の馬体重504キロはデビュー時と比べて+40キロ、そして昨年のJCDから+20キロ。当時のフォトパドックと見比べても肉付きの差は明らかで、父ステイゴールド似だった華奢な馬体は母父ダンチヒ系寄りへと変貌。これは昨年以上の結果を期待せざるを得ません。

◎シルクメビウス
○オーロマイスター
▲グロリアスノア
△キングスエンブレム
△クリールパッション

トランセンドの鞍上藤田騎手は、特にGⅠの逃げ馬では思い切った早仕掛けをするタイプ。トランセンドの瞬発力に付いていけること、やや後方に付けそうなことを基準に相手を選ぶとこんな感じに。ちなみに初ダートのアリゼオは先々ダートもこなすようになると思いますが、現状ではまだまだ芝馬っぽい筋肉の質と見て消し。もっと鍛えられてから狙いたいと思います。
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ステイヤーズS

見るのを楽しみにしていた菊花賞ウィークのフォトパドックで、少々期待外れだったのがトウカイメロディ。その馬体は一言でいうとハコ(脚×胴)が小さく、明らかに小回りで機動力を生かすタイプ(エアジパングに近い)。京都外回りでは末の持続力の点で軽視せざるを得ない…ということで軽めの扱いにした記憶があります。

その流れで言えば、中山替わりの今回は買うべきタイミング。しかし実績馬が揃ったこのメンバーで単勝3倍台は、ちょっと人気しすぎの印象。中山スロー戦では鬼のように強い馬が居るので、素直にそちらから。

◎ネヴァブション
○トウカイメロディ△エアジパング


鳴尾記念

一貫して速いラップを刻むシルポートがペースを作れば、上位に来るのはセイウンワンダーやショウワモダン、アリゼオにエイシンアポロンのようなマイラータイプ。

人気しているルーラーシップとヒルノダムールは1800までしか経験が無いので、馬体から適性を推し量るしか無いのですが…うーん。どちらも馬体的には腹袋>トモのスタミナタイプだと思うんですけどねぇ。

◎リルダヴァル
○セイクリッドバレー
▲シルポート

リルダヴァルは気性的にも馬体(トモ>腹袋)的にも、マイル的なスピード勝負が向くはず。


ジャパンカップ
12.8 - 11.7 - 11.9 - 12.3 - 12.0 - 12.7 - 12.9 - 12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9

終い4F目がやや緩いけど5F目の12.0は十分に速く、レース直後の印象よりはかなりロングスパート寄りのラップ推移。

こういう長く脚を使う流れだと普通3F目に11.2なんて数字は刻めないし、ラスト1Fも12秒後半に落ち込みそうなものなんですが、その辺はやっぱりレベルが違うな~という印象。もしもメンバーが違ければシャガーメイルが差し切っていても全然おかしくないラップだったと思いますが、前にもっと強い馬が1+2頭居たということで…予想はひとまず完敗。有馬は馬場次第ですが今回とは一味違うレース質になると思うので、借りを返せるよう頑張ります。もちろん穴で。

ところで先週は2歳戦も動きがあったんですが、期待馬ヴィジャイは母系譲りの臆病さを炸裂させて引っかかりまくり、さらに4角を逆手前で走る滅茶苦茶な競馬で惨敗。力負けではないのはそうなんですけど、他馬に囲まれるレースで我慢出来ない…というこの弱点、今後も悩みの種になりそう。

一方、(実は知らなかったんですが)日曜の白菊賞に出走した…していた(汗)ドナウブルーは、終い一辺倒のラップを後方から差し切り見事完勝。テン速い流れを先行した新馬戦とはまったく違う内容で、かわいげが無いくらいの万能っぷりを見せてくれました。

興味がある方は映像をチェックして戴きたいのですが、長い後肢を存分に生かした蹴りの深さと、そこから生まれる爆発力。これはなかなか迫力ありますよ(ちなみにラスト1Fは10秒台)。一般的には馬見で嫌われることも多い腰高体型ですが、やはり自分は万能馬であるための条件の一つだと思うんですよね。自然と前傾姿勢になることで前肢への負担が増すのは確かにデメリットでしょうが…。

そういえば某クラブは腰高馬がほとんど居ないような気がするんですが、そこのところ総帥がどう考えているのか、実は前々から興味持ってます。やっぱり丈夫さ重視なのかなぁ…っと、最後は脱線ばかりでスミマセン;
降着っぽいけど、微妙な判断になるかと思いましたが…カワカミプリンセス以来でしたっけ。

スミヨンはラチ沿いを走らせる(又は直線でもう一度手前を替えさせる)のが好きなんでしょうか、確か秋天や凱旋門賞を勝ったときも似たようなコース取りだった気が。これブエナ頭で買ってたらやりきれないわ…
ジャパンカップ

テン5Fの通過タイムで「スローペース」と一口に言っても、ラスト5Fのラップの刻み方でレースの質は全く違ってきます。

特に重要なのがスパートの開始位置で、残り3Fからならば切れ味勝負、4Fなら持続力勝負となり、5F以上にまでなるとスタミナ型の追い込みが有利に。逃げ馬不在でスロー濃厚だからといって、スロー3F戦のダービーの内容をそのまま敷衍できるとは限らないのが競馬の難しいところなんですよねぇ。

先行馬の出方によって3~5F戦のどれもあり得ると思いますが、ダービーと同じ流れではツマランし、基本的に格の高いレースほど(特にスローでは)ロングスパートになりやすい傾向があるので、中間の4F戦に決め打って予想を組み立てたいと思います。

◎ジャガーメイル
○ブエナビスタ

ジャガーメイルとブエナビスタが出走した京都記念、そして春天が典型的なスロー4F戦。

京都記念
11.9 - 11.7 - 11.4 - 11.3

天皇賞春
11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.5

より今回のイメージに近いのは春天のほう。3着以下をぶっちぎったジャガーメイル・マイネルキッツのインパクトは、ペルーサの青葉賞に勝るとも劣りません。

京都記念ではブエナの後塵を拝しましたが、ブエナはスローでは不利な外枠に入り位置取りが難しい。しかもフォトパドックを見る限りでは、ジャガーメイルは最高のデキで来ているよう。腹袋(腹筋)とトモがパンパンに張っており、休みがちで順調に調教を積めないこの馬がこんなに良く見えたのは、正直今回が初めて。京都記念の半馬身差の逆転は難しくないはずです。

あと3歳馬で買うならローズ・エイシンの順。2頭に▲△を打ち、4頭で勝負します。



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●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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