∴ 京王杯SC回顧。

1　◎エイシンドーバー（5人気）
2　　シンボリエスケープ（9人気）
3　　オレハマッテルゼ（3人気）

4　〇マイネルスケルツィ（4人気）
5　▲フサイチリシャール（6人気）

9　プリサイスマシーン（1人気）

ラップタイム：12.3-10.9-10.9-11.2-10.6-11.6-12.5

1000ｍ通過：55.9   前半３Ｆ： 34.1   後半３Ｆ： 34.7

マイネルスケルツィが早いペースで先導し、1.20.0のレコード決着。流石にこれだけ時計が早くなると、能力的に「絶対ムリ」な馬が出てくる。それは４着ー５着の着差４馬身（短距離で！）に表れている。オッズは割れまくっていたが、実際のところ各馬の能力差は大きかった・・・という事だろう。

１着のエイシンドーバーはやはり輸送の影響か、パドックで若干イレコミ加減だった。しかしレースではゲートもちゃんと出たし、折り合いもばっちり。全体にスムーズなレース運びが出来たのが大きい。

シンボリエスケープ、オレハマッテルゼの２頭は状態面のアップが好走の理由だろうが、この時計に対応できたのは意外。安田記念でも上位争いを演じても不思議ない。

若干仕掛けが早かった？マイネルスケルツィ。後半３ハロンが10.6-11.6-12.5って・・・。
しかも裂蹄だったらしい。道理で調教が軽めなわけだ。全てをひっくるめて考えれば、今回一番強かったのはこの馬だろう。

フサイチリシャールはまだ本調子ではないのか、不甲斐ない惨敗。２,３歳時は速い上がりを使えたが、最近は馬が変わったのか３５秒がやっと。展開が嵌らなければ厳しいか。

９着に惨敗したプリサイスマシーンは情報通り、明らかなデキ落ち。馬体のハリ、気配の両面で悪くなっていた。年齢のこともあるし、復調には時間が掛かりそう。