忍者ブログ
ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
ADMIN | WRITE| RESPONSE
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

堅そうな札幌記念はケンで、こちらに全力投球。



北九州記念


小倉1200は前半が下り坂のため、全場で最もテンの速くなるコースで、近5年で4回までがテン3F32秒台。

当然終いはバタバタになるので、このコースで先行して押し切るのは至難の業。道中3番手以内で馬券に絡んだのは、近5年で2頭のみ。それもスリープレスナイト・エーシンヴァーゴウという一流クラスですから、人気薄の先行馬は買い辛いものがあります。

逆に狙い目となるのが、「前がバタバタになったときに差してくる」タイプの馬。トウカイミステリー、サンダルフォン、キョウワロアリングなどがそうで、こうしたタイプは展開が嵌ったときにしか走りません。そのため人気にもなりにくいので、馬券的な妙味も抜群。また「脚が遅いのでダートを試してみた」という履歴を持つことが多く、馬柱を見て分かりやすいのも良いところ。ダートでトウカイが2勝、サンダルは3勝、キョウワはOPで5着。


アウトクラトール
▲マコトナワラタナ


本命はアウトクラトール。ダート6勝の実績はこのメンバーでは抜群で、前がバテたときに差す・・・というイメージに最も近い馬。直近に挙げた2勝がどちらも8月だったように、暑い時期にデキを上げるタイプのよう。前走のアイビスSDでは馬場の真ん中を通り、上がり最速で6着。斤量も1キロ減って55キロなら、一発の期待が高まります。

単穴としてマコトナワラタナ。ダート実績はありませんが、終い2ハロン12.2-12.8だった3走前でゴールデンムーンを0.5秒千切っています。またファルブラヴ産駒らしく前駆型であることからも、消耗戦は悪くないはず。斤量51キロも有利でしょう。



PR
関屋記念


新潟コースは3~4角にかけて2mほどの下りがあり、ここから日本一長い直線に向かって徐々に加速していくラップが刻まれます。

新潟マイルは「前半3ハロンは緩いが、後半5ハロンは速い」という、非常に独特な流れ。直線の長い左回りということからよく東京と比較されますが、前半後半でほぼイーブンなラップが刻まれる東京マイルは、実はあまりリンクしないコース。それよりは3角の下りからペースアップしていく京都のほうが、求められる適性は近いと言えます。

実際、ここ3年の勝ち馬は08年きさらぎ賞の上位3頭ですし、カンパニー・タマモサポート(8人気)・マイネルスケルツィ(13人気)といったあたりは京都マイル重賞勝ち馬(タマモの京都金杯は関屋記念激走の翌年ですが)。特に先行して馬券に絡んだ馬は、これに近い実績を持つことが多いようです。


◎アスカトップレディ
○ドナウブルー
△ネオサクセス


アスカトップレディは京都芝(2-2-3-1)の京都巧者。新潟は最終週ですがまだまだ馬場が良いようで、多くの騎手がインを狙っていますし、実際によく内の馬が絡んでいます。2番枠で大庭騎手を乗っけている以上はイン突きするはずですし、昨年の府中牝馬Sのように先行することも期待できます。京都牝馬Sではドナウブルーよりも2キロ重い斤量を背負っていましたが、今回は同じ。逆転期待。

ネオサクセスの末の持続力はメンバー中トップクラス。ただ馬場があまり向かなそうで、あって3着でしょうか。


小倉記念


同じローカル2000でも、荒れ馬場でパワーを要する七夕賞とは違って、高速馬場でスピードと末の持続力が求められるレース。しかも直線は平坦ですから、これは人気2頭のディープ産駒が順当に走ってきそう。

ただ、下級条件でも2000で1分57秒台がでるような馬場ですから、テンからガンガン行くダート的な消耗戦で前が残る…というようなパターンを考えて置きたいところ。

◎エーシンジーライン
○トーセンラー
▲ダノンバラード

本命はエーシンジーライン。昨年のこのレースではテン5ハロン57.1という流れを、番手から粘りこんで5着。さすがにそれよりは展開恵まれると思いますし、スピードだけでなく末の持続力も備えた万能型なだけに、小回り高速馬場は絶好の条件。裂蹄明けは不安要素ですが、ブービー人気なら目を瞑れます。

◎単勝、押さえに○▲馬連。



レパードS


◎ナムラビクター


新潟1800はコーナーがキツいので、3~4角で減速してからの直線急加速…という流れに対応できるかどうかが重要なポイント。サンデー系をはじめとした芝血統が比較的強いのは、こういう理由からだと思います。

ナムラビクターの父はサンデー系ゼンノロブロイ。前走は速い流れを先行し直線急加速、上がり最速で突き放すという強い内容でした。前走だけ走ればここでも勝ち負けと見て。


クイーンS


札幌コースのコーナーは大回りで、起伏もほとんど無いため「ラップが減速する地点が存在しない」ことが特徴的なコース。

ラップのアップダウンが大きい中長距離よりも、一定ラップが刻まれるマイル以下に実績のあるタイプに注意が必要と言えます。


◎フミノイマージン
○アイムユアーズ
▲コスモネモシン

単勝、ワイドbox。


ディープブリランテは残念な結果に終わりましたが、今日は両重賞ともチャンスがありそう。



アイビスSD


直線の1000mは、他では全く見られない条件。それだけに特殊な傾向が多く現れています。


・外枠が有利(内側4枠:外側4枠の勝利数の割合は3:8)

・牝馬が有利(牡馬の勝利はカルストンライトオのみ)

・サンデー系が不振(馬券に絡んだのは09年2人気3着アルティマトゥーレのみ)(もともと新潟1000はサンデー不振で、10~11年の単複回収率は50%台)


これらのデータを忠実に守ろうとすると、本命に出来るのは⑨オウケンサクラのみ。ただこの場合も「1600以上の重賞で連対経験のある馬の勝利無し」というジンクスが破られることになりますから、何かしらの「データ上の不利」は承知で馬券を買うしかなさそうです。


また、あまり有名ではないものもありますが、個人的に重視したいのが以下のデータ。

・前走1着馬は期待値低い(10~11年の新潟1000で単複回収率は41%・29%。求められる適性が異質であるため、他場での好成績は役に立ちにくい。また同コースで勝っている場合、過剰に人気を集めやすい。アイビスSDの歴代勝ち馬で前走1着だったのはエーシンヴァーゴウ・サチノスイーティー・メジロダーリングの3頭のみ)

・ダート血統かダート実績を持つ馬(テンからガンガン行くレース質がダートに近い)

・中京実績に注目(テンの速さと終いの速さが重要なコースで、新潟直千と求められる適性が近い。11年11人気3着アポロフェニックス、10年16人気3着マルブツイースター、08年10人気2着シンボリグランは中京OPで連対実績アリ)



レオンビスティー


本命はレオンビスティー。斤量53キロは有利ですし、そもそも3歳短距離路線では上位の馬。クリスマスローズSではビウイッチアスに、ファルコンSではハクサンムーンにそれぞれ先着しています。

前走は展開不利に加え、やや調教が軽すぎたにも関わらず馬体減。叩いての変わり身がありそうで、矢作厩舎の馬はこういうタイミングで狙うべきでしょう。

父バクシンオーで、母系はアメリカンなダート血統と血統的にはセオリー通り。テンのダッシュ力も前走を見れば問題ありませんし、ファルコンSでは後方から差してきただけに、終いの脚も悪く無さそう。減点材料は枠くらいですが、これで単勝20倍とは人気の盲点では。



中京記念


中京芝1600はポケットからの発走で、スタート後すぐにコーナーがあり、向う正面は下り坂で直線には急坂。こう書くと中山1600にそっくりなのですが、3~4コーナーは中山よりも大回りで、緩い下り坂という点は京都にも通じるところがあります。

中山マイルと京都マイルを7:3でブレンドしたコース、というのが現時点での印象。どちらのコースでも走れるような馬・・・例えばエイシンアポロンやフィフスペトルのようなタイプが良いのでは、と思います。


オセアニアボス


本命はオセアニアボス。脚が短めの馬で東京の上がり勝負は苦手で、東京成績は(1-0-0-7)。近3走東京コースでの敗戦で人気を落としていますが、京成杯AH4着、ダービー卿CT2着、スワンS3着、阪急杯4着と東京以外では安定して走っている実績上位の馬。いつもほぼシンガリあたりに付けるので外差し有利の馬場もプラスに働きそうで、斤量もダービー卿CT時より1キロ減なら勝ち負けと見て。




ブログ内検索
プロフィール
HN:
Apollo
性別:
男性
趣味:
馬を観ること
自己紹介:
●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

●使う券種
三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

ラウンドワールド
サトノノブレス
タガノラルフ
ポップジェムズ
ネオウィズダム
アルバタックス
スペクトロライト
ファイアマーシャル
ラストグルーヴ
ディオジェーヌ




にほんブログ村 競馬ブログ 馬体・パドック理論へ
にほんブログ村
息抜きに・・・

Click to Play Stay The Distance
上キー・・・加速
下キー・・・減速
左右キー・・・移動
スペース・・・ジャンプ
コントロールキー・・・ムチ

右下のplayを押してから馬を選んでraceを押してスタート!飛ばし過ぎるとバテます。
コメントあざっす!
[11/10 erertyScota]
[11/02 SquiltDut]
[10/28 abesytahZoosy]
[09/11 buying steroids online]
[07/09 buy anabolic steroids]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
忍者ブログ | [PR]
最新記事
ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

バーコード
アクセス解析