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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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秋華賞


ジェンティルドンナは「寝肩・腰高」の馬体。一口に腰高と言っても色々あって、「後肢の捌きが小さく、常に前傾姿勢となる」先行しやすいタイプと、「後肢の捌きが大きく、踏み込み・蹴り出しとも深い」末の爆発力に転化するタイプがあります。

ジェンティルは後者。後肢を大きく使い、また寝肩で前肢が前によく出るので完歩も広く、スムーズに加速するためにはある程度長い直線を必要とするオオトビタイプです。

ジェンティルドンナはこれまで2度敗れましたが、1度目の新馬戦は京都内回り。2度目のチューリップ賞は阪神外回りでしたが、何度か前が詰まって進路変更を余儀なくされるという、加速に時間を要するオオトビタイプにとっては痛いロスがあってのもの。


オークスでの圧勝、そしてローズSの危なげ無い勝利から絶対的な信頼を寄せられていますが、本質的には京都内回りはあまり良くない馬。確かに前走のように番手に付けられれば力を出せるでしょうが、外のアイムユアーズのマークにあうような展開だと、オオトビの「加速に時間を要する」弱点がモロに出るはず。またオークスのような激しいペースには恐らくなりませんし、スローになればなるほど「地力の差」は出にくくなります。

岩田騎手は「騎乗ミスさえなければ負けない」と語っているようですが、個人的には「上手く乗らないと勝てない」のでは・・・そう思っています。


ヴィルシーナ
(15:20追記)
○アイスフォーリス


アイムユアーズと迷いましたが、最後は枠の差で本命ヴィルシーナ。教科書どおりの内枠先行をすれば、「岩田が上手く乗らない限り」勝てるはず。単勝、アイスフォーリスとのワイド。

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府中牝馬S


「府中の1800展開いらず」という格言はありますが、先週の毎日王冠の予想でも述べたように、むしろ東京1800こそ展開次第で来る馬のタイプがガラッと変わるコース。

そして今回は、ドナウブルー・ホエールキャプチャ・エーシンリターンズ・スマートシルエットと、「1800以下でスロー先行が勝ちパターン」というタイプに人気が集中しています。

スローになりやすい牝馬限定戦としては、先週挙げたパターンでいう ①抜群の切れ味を誇るマイラーを狙うのは、確かにセオリー通り。しかし、人気馬のほとんどが先行馬という状況はハイペースを呼びやすい意味もあります。妙味重視なら、シルシを寄せるのはスタミナ型のほう。


マイネイサベル
○ホエールキャプチャ
▲メーヴェ


本命はマイネイサベル。重馬場の福島記念3着・中山牝馬S4着からも、スタミナはまずまずあるタイプ。またクイーンC・ローズSと2度もホエールキャプチャの2着があるように、大きいストライドが活きる直線の長いコースで差しに構えれば、末の威力は上位。ホエールより2キロ軽い斤量、10キロ絞れて上積み見込める条件から勝機充分。

対抗はホエールキャプチャ。1800以上では1000万下でしか連対経験の無いドナウブルーと比べれば、スタミナでは優位。対応可能な展開の幅の広さを買って、ワイドの相手はこちら。

単穴にメーヴェ。父はサドラー系モチヴェイター、母父がネヴァーベンド系シャーリーハイツというスタミナ血統ながら、ストライドの大きさと末の持続力の高さから東京得意(2-1-1-3)。3度の着外も4着2回、ホエールが制したときのクイーンC5着が1回というもの。スタミナ活きる展開になれば上記2頭を逆転するシーンまでアリと見て。


◎単勝、◎○ワイド、▲単複。

毎日王冠


おおざっぱにいって、毎日王冠の勝ち馬は三つのタイプに分けられます。



①抜群の切れ味を誇るマイラー
カンパニー、スーパーホーネット、テレグノシス

②中距離GⅡ勝ちのある先行馬
アリゼオ、ダイワメジャー、サンライズペガサス、バランスオブゲーム

③スタミナ型(ダンスインザダーク産駒)の差し馬
ダークシャドウ、チョウサン


そして、タイプ毎の1000m通過タイムをまとめたのがこちら。

①59.3、60.0、59.7
②58.9(やや重)、58.8、61.2、58.7
③61.1、57.5


これを見ると、①のタイプは1000m59秒台以上のスローペース②のタイプは58秒台の平均ペース③のタイプは超スローペースと超ハイペースのときに活躍していることが分かります。


(③のタイプが少し不思議に思うかもしれませんが、61.1のときの後半4ハロンのラップは12.0 - 10.9 - 11.1 - 11.6。ラスト3ハロン目にトップスピードに達し、あとの2ハロンは失速し続ける「スピードの持続力」を問われる流れ。大柄でスタミナのあるダンスインザダーク産駒の得意分野です)


ハナを切ることが予想されるシルポートは離して逃げたいタイプなだけに、①のケースは考えにくいところ。②と③に寄せて狙う馬を絞りたいと思います。


フェデラリスト
○ダノンヨーヨー



本命はフェデラリスト。中山記念1着、大阪杯2着から地力の高さは間違いの無いところですし、鞍上は東京1800の名手蛯名正義。良いポジションを取ってくれれば、デキ以外の要素で大崩れはないはず。

対抗はダノンヨーヨー。あまり安定しない馬ですが、陣営によると休み明けとしては今までで一番のデキだそうですし、マイルCS・安田記念で4着まで来た得意の内枠。ペースが上がれば一発あっても。


他ではエイシンフラッシュは悩みましたが、ダービー以来は東京(0-0-0-3)と散々なのがどうか。折り合いが難しいタイプで、内枠なら問題なく買いましたが・・・。

カレンブラックヒルは箱型体型で1400くらいが良さそうなスピードタイプ。上記①②③どれにも当てはまらないだけに、適性ズレている可能性が高そう。どんな展開であろうと、スタミナか末脚のキレで負けると見て。


デイリー杯2歳S


テイエムイナズマ
○メイケイペガスター
▲コレクターアイテム
△タイセイドリーム


単勝◎、三複◎○から2頭軸で2点。


高速馬場を意識してペースが上がれば、この時期の2歳であればスタミナ寄りの決着になると見て。


スプリンターズS


カレンチャンは強い。昨年秋からスプリンターズS、高松宮記念を勝利し、前走のセントウルSも負けて強しの4着。叩いて斤量減のここは頭鉄板、連覇濃厚と見るのが普通でしょう。

ただし、隙が無いわけではありません。最近の中山芝は、トロットスターのレコードが条件戦で破られるような超高速馬場。今日も500万下の芝2200で2:11.0という好時計がマークされています。

スプリンターズSもきっと、多少ペースが速くても上がりが速くなる競馬になるはず。どちらかといえばパワー型・消耗戦型のカレンチャンにとっては、あまり歓迎できない馬場状態。高速馬場に特化した適性を持つ馬に、逆転を許す可能性は十分あります。


◎ダッシャーゴーゴー
○カレンチャン


本命はダッシャーゴーゴー。上がりの速い競馬のほうが得意なバクシンオー産駒らしいタイプで、馬場がタフだったり渋ったりして上がり掛かるのは苦手。にもかかわらず時計掛かった高松宮記念で、前半緩めだったとはいえカレンチャンと0.1差に駆けたのは充実の証といっていいと思います。高速馬場であればこの差を埋められるはず。自身3度目のスプリンターズS挑戦で、今度こそ。




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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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