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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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アルテミスS


東京の馬場が読みにくいのですが、時計が速く、内を避ける騎手もあまり無いようですし、「やや先行有利」という解釈で予想したいと思います。


テンシンランマン
○ウインプリメーラ
▲ビリオネア
△コレクターアイテム


本命はテンシンランマン。デビュー戦は後に上位5頭が勝ち上がるハイレベルなメンバーでしたが、上がり最速でサトノノブレスと0.1差2着。ソラを使った前走も着差以上に楽な勝ち方でした。母父サクラユタカオーの前向きな気性を受け継いでいるため、距離短縮も吉と出そう。輸送が短くて済む地の利も見逃せません。

また父(ターントゥ×グレイソヴリン)×母(テスコボーイ×ネヴァーベンド)の配合はウオッカと近似の配合。馬体も寝肩腰高で、トモが甘いところまで似ています。この配合を考えた方にとっては、狙ったとおりのデキではないでしょうか。


対抗にウインプリメーラ。前走では高いスピードを見せていますし、また前々走ではコレクターアイテムを上回る脚を使っています。能力高く。


三番手ビリオネア。前走は京都内回りのスロー戦で、大外を回して上がり最速の3着。父はタニノギムレット、母は新潟重賞の勝ち馬。かなりストライドが大きいタイプで、東京コースは向きそう。ただ輸送で12キロ減ったのは気掛かり。


人気のコレクターアイテムの強さは認めますが、母父ストームバードらしく前肢が長いので、揉まれ弱いところがありそう。そういう意味でこの枠は最も不向き。


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天皇賞秋


小雨の影響もあり、時計の掛かっている東京芝。これでシルポートがハナを切り、いつも通り厳しい展開を自ら作るならば、最後はスタミナの勝負。


フェノーメノ


本命はフェノーメノ。父は凱旋門賞2着馬を2頭も出しているステイゴールド、母父は欧州のトップサイアーであるデインヒル…という血統通り、スタミナ面での才能がある馬。「緩い」とも取れる歩様の柔らかさには、やはりヨーロピアンな雰囲気を感じます(瞬発力のある馬はトモがカッチリしていることが多い)。

ストライドの大きさから東京コースは向いていますし、「タフな馬場でハイペース」という過酷な条件では、持ち前の気性的な前向きさが活きるはず。また凱旋門賞がそうであるように、タフな馬場であるほど効くのが「斤量の差」。1番人気ですが、諸々の条件が向いていると見て。


馬券は◎単複。ルーラーシップとの連馬券も考えましたが、トビが大きすぎてテンにダッシュが付かないこともある馬ですし、ちょっとリスクが高いと見ました。


スワンS


京都はこれまでの芝5鞍のうち、逃げた馬が(3-0-1-1)。逃げ馬3着の萩Sでも最内を突いた1枠1番インパラトールが1着、逃げ馬着外の8Rも1枠1番ピクシープリンセスが勝利。完全に内有利の馬場です。

人気は外枠に集中していますが、ここは内枠・先行勢を重視した方が良さそう。


エーシンホワイティ


エーシンホワイティは「上りが速い展開が得意」なスプリンターで、向正面登りでテン緩む京都芝は得意(1400は0-2-0-0、1200は2-1-1-1)。枠も1枠2番なら勝機。



菊花賞



オルフェーブル・ドリームジャーニー兄弟と同じ、ステイゴールド×メジロマックイーンの黄金配合で産まれたゴールドシップ。タフな展開となった皐月賞・神戸新聞杯をロングスパートで制し、高速馬場でのスピード決着となったダービーでも最後までジリジリ迫る脚を見せて0.2差5着。

スタミナと末の持続力は、誰が見てもこの世代でダントツ。芦毛のオオトビ走法からは名ステイヤーだった母父メジロマックイーンの面影も感じられるし、鞍上はオウケンブルースリで菊花賞を制した内田博幸。枠もここ数年で何度も穴を出している最内1番。勝利の条件は整った。



・・・本当にそうでしょうか?



淀の長丁場は、過去に何度も波乱が起きた舞台。’12天皇賞春のビートブラック、’10菊花賞ビッグウィーク、’09エリザベス女王杯クィーンスプマンテ、’09日経新春杯テイエムプリキュア、’04菊花賞デルタブルース、’04天皇賞春イングランディーレ・・・。

敗れた人気馬は、オルフェーブル、ブエナビスタ、ローズキングダム、ハーツクライ。どれも差し・追い込み脚質の馬でした。


京都外回りは「3角の下り」が有名ですが、それとセットで存在しているのが「向正面の二段階連続の登り」です。

第一段階の「100mで2m」の登りがあるのは、ゴールまで残り1200m地点。この中山にも匹敵する急な登りはただでさえ負担が掛かりますし、ましてあと6ハロンもあるのでは仕掛けることはできません。

第二段階の「250mで2m」の登りに差しかかるのが、残り1100地点。ここで動くのも早い。東京で言えば3角手前の地点ですが、そこが下りになっている東京でさえレースが動くのを滅多に見られません。


となるとやはり、仕掛けるのは残り800地点の3角下りになります。しかし時すでに遅し、先行勢がセーフティリードを奪っていて、結局追い込みきれなかった・・・というのが上で列挙した波乱のレース。

「ウチパクがオウケンブルースリみたいに乗ればなんとかなる」という雰囲気があるようですが、あれは前半5F58.6と飛ばして、中盤5F66.7と極端なペース配分にした先行勢の影響で、直線入り口で団子状態となった特殊な例。スローの縦長の展開になれば、下り坂まで仕掛けにくい京都外回りでああいうことは起こりません。


テンにズブいゴールドシップのポジションは、恐らく中団後方寄り。そうなると好枠と見られている1番枠も、かえって馬群に包まれて動きにくくなるだけ・・・ということもあり得ます。

ディープブリランテが回避し、前を捕まえに動いてくれる「強い先行馬」が居なくなった事も、ゴールドシップにとってはマズイ状況。前を喰い残す可能性は充分あり得る・・・というのが自分の結論です。


タガノビッグバン
○ゴールドシップ
▲ユウキソルジャー
△ビービージャパン


本命はタガノビッグバン。スラッと長く伸び、後肢の管が長めの四肢と、角度の寝た細く柔軟な繋は、母父リアルシャダイの影響が強く感じられます。フォームを見ても非常に柔軟で、大きくゆったりとしたストライド。長距離適性の高さは18頭の中で1,2を争うでしょう。

前走の兵庫特別では残り7ハロンから12.1 - 11.8 - 12.0 - 12.0 - 11.4 - 11.4 - 12.6というロングスパートを決め、2着に0.5差を付ける圧勝。スローの縦長の展開になれば、粘りこめる脚はあります。


単穴にユウキソルジャー。前走の神戸新聞杯は、道中で12.5以上のラップが2度しか刻まれない、非常にタフな流れ。先行馬で唯一残ったスタミナは特筆モノですし、折り合いもラクに付く馬。京都2400で上がり33.8で勝った履歴があるのも強調できます。

ただ一つ気掛かりなのが、少し小柄な馬体。父がダンスインザダークの全弟トーセンダンスなだけあって、前駆に体重移動をしながら走る効率の良いフォームはダンス産駒そっくりで、確かに長距離適性は感じます。しかし歴代の菊花賞で好走したダンスインザダーク産駒と比べると、ハコがやや小さい印象。馬体重的にも490キロほどある産駒が好走する傾向があるだけに、前走436キロのユウキソルジャーはかなり小さめです(448キロで出走のファストタテヤマはハコ自体は大きい)。馬体が大きければ自信の本命でしたが、それでも底力を買って3番手評価。


あと恐いのがビービージャパン。前走は2・3着馬がそれぞれ次走1着・2着と好走するような強い相手で、ペースも平均くらいの逃げだったのですが、涼しい顔で終い4ハロン11.9 - 11.7 - 11.3 - 11.5と早いラップで上がったのがやはり強い内容。少し力んで走るようなところがありますが、すんなりハナを切ってリラックスして走ることが出来れば、スイスイ逃げ切っても全く驚けません。


馬券はの単複、△単勝、ワイド4頭BOX。


他の馬ではエタンダール・ロードアクレイムは少し迷いましたが、どちらも行きたがる面がありますし、ロードの場合はフォームもやや硬く、距離適性をあまり感じません。

フェデラルホールはハコがあまり大きくない点で距離微妙、あって3着という評価。スカイディグニティは頸が短く、その影響で完歩のテンポというかピッチが速い印象で、長距離でゆったり走れるかどうか。脚質的にも1着は考え辛く。

一番迷ったのはベールドインパクト。ただハミを噛むときがありますし、馬券のテーマが「前が残る」というものなので見送り。


(14:45追記)

マウントシャスタを忘れてました。実力は高いのですが、繋が起ち気味な点、やや行きたがる面があるのに先行宣言している点(川田騎手も折り合いが上手い、というタイプでもなく)で評価を下げました。


富士S


東京はオーバーシードされた芝と週中の雨で、なかなかタフな馬場状態。

これでスローになるならば、スタミナと末の持続力があるガルボの土俵。相手も○コスモセンサーで前残りと見ます。単勝、馬連ワイド。




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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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