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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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セントウルS


阪神1200はスタート後の直線が短く、またRの急な3角もあるため、テンの3Fはかなり緩くなるコース。そのぶん上がりの時計は速くなり、終いの切れ味勝負となります。

その意味でいけば、マジンプロスパーのような体力で押し切るタイプは相性イマイチ。中京1200・阪神1400のようなスタミナを求められるコースで重賞を勝ち、終いのラップが速くなったシルクロードSで8着に惨敗ですから、このコースに合う履歴ではありません。

フォーム的に見ても、コジーン系らしい緩慢なストライド。持続力勝負ではそれが強みとなるのですが、一瞬の切れ味ではどうしても劣ります。かなり冒険気味の早めスパートを打たなければ、この馬の特性を活かしきれないはずです。マジンプロスパーが馬券圏内を外すかどうかが、一つの焦点になりそう。


ロードカナロア
○エーシンヴァーゴウ
▲カレンチャン
△ヘニーハウンド


本命はロードカナロア。重賞を勝った2戦の上がりが33.3・33.6と、切れ味に優れるタイプ。前に付ける脚もありますし、死角はかなり少ない。堅軸と見ます。

対抗はエーシンヴァーゴウ。昨年の覇者ですし、前走も斤量と展開(テン3F32.2)を考えれば悪くない内容。5年前のサンアディユと似たパターンでの巻き返しがあって不思議ありません。

カレンチャンは地力は高いものの、休み明けと56キロはどうしても気になります。能力高い△ヘニーハウンドに差される可能性を考えて、今回はヒモまで。


本命対抗とも人気サイドになってしまったので、三連複で勝負。◎○→▲△の2点。




京成杯AH


近走4走以内で道中2番手以内の位置取りがある馬が、10頭も居る組み合わせ。開幕週の中山は確かに前有利なのですが、前半に4mもの下り坂があるコースレイアウトですから、こうなるとオーバーペースになる方を心配したくなります。

また1番人気コスモセンサーは「牧場からガレて帰ってきて追い切り2本」「フォトパドック的にも張りに不満」という状態ですから、ハイラップになれば惨敗の可能性が高そう。エーシンリターンズも前傾ラップを前で押し切るようなタイプではありませんし、これは大きい馬券が出るかもしれません。


ネオサクセス
○マイネルロブスト
▲レオアクティブ


本命はネオサクセス。前傾ラップの経験は無いのですが、母父ノーザンテーストらしい前駆型の馬体からはむしろ得意な可能性が高そう。折り合い不安からシンガリの位置になることが多い馬ですが、「中団くらいのイメージで」というコメントも出ていますし、速い流れなら掛かることも無いはず。末脚の威力は高い馬ですし、来るなら頭でしょう。

○▲は昨年の朝日杯2・3着馬。ロブストは父ゼンノエルシドがこのレースのレコードホルダー。外枠ですが上手く折り合えるようなら。レオアクティブは鞍上がハイペースの中山に強いタイプ。上手にロスの無い競馬をするはずです。


単勝、ワイドBOX。

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紫苑S


中山開催としては、年間を通して最も高速な馬場で行われるレース。そのため「前が残る」という意識が強く働くのか、牝馬限定戦には珍しく凹凸の無いペースが刻まれます。

このような展開に強いのが、「ハコが大きく(速いラップを無理なく刻める)、前駆が発達している(トモに掛ける負担が少なく、粘りに優れる)」タイプ。芝の中距離戦というよりは、ダートの中距離戦に近いイメージの馬体を持つ馬が狙い目となります。

それに合致するのが、シンボリクリスエス産駒。産駒の重賞勝ち16鞍は全て牡馬によるもの、という牡馬オンリーの種牡馬ですが、紫苑ステークスに限っては2勝をマーク。牝馬限定戦の「スローの瞬発力勝負」では活かせないシンボリクリスエス産駒の特性が、特殊な流れとなるこのレースではフルに発揮されるのでしょう。


サンキューアスク
○オメガハートランド


ということで本命はシンボリクリスエス産駒サンキューアスク。一定ラップに近い流れになった前走で、一昨年の紫苑S2着馬クラックシードに完勝。怪我明けの鞍上後藤Jが、これまでの2鞍で9着(3人気)15着(4人気)と不振なのは気掛かりですが、馬の適性としてはぴったり。復帰後の初勝利はこの馬でお願いします。

対抗はオメガハートランド。速い馬場はどうか、というのはありますが、スタミナを要する流れは得意なタイプ。フラワーカップでもサンキューアスクに先着しています。

単複、ワイド。

新潟記念



近5年で馬券になった15頭のうち、3番人気以内に推されていたのはわずか3頭のみ。直線の長い新潟コースということで末脚自慢のタイプが人気を集めますが、実はそういったタイプはあまり来ていません。人気で来た3頭を並べてみても、ユメノシルシ・マイネルキッツ・セイクリッドバレーと、前者2頭は「スタミナ型の先行馬」。

たまに東京あたりでも「馬場が固すぎてクッションが失われるため、時計は速いがパワーが求められる」という現象が起こります。そのときに凡走するのが、やはり切れ味偏重タイプ。夏季の降水量が少なく野芝100%の新潟では、これとよく似た状況が多く発生する、ということなのでしょうか(ちなみに今週の降水量は4mm)。

パワーのある、スタミナ型の先行馬。ぴったりなのが一頭います。


ケイアイドウソジン
○コスモネモシン
▲アスカクリチャン


本命はケイアイドウソジン。ダイヤモンドS勝ち馬で、母父ダマスカス系のパワー型。荒れ馬場の七夕賞でも0.1差の4着に好走しています。新潟外回り×石橋脩といえばハイラップ逃げですが、メンバー構成的にもこれが嵌るのではないでしょうか。

対抗にコスモネモシン。前走の大敗は滞在競馬による調整失敗。一変する可能性は大アリです。


小倉2歳Sはトルークマクト。前走の函館2歳S(34.1-36.3)は、前半上り・後半下りのコース形態を考えれば相当なハイラップ。逃げて0.3差6着は立派です。函館2歳Sの上位馬はその後活躍していますし、10番人気はナメられすぎでは。


札幌2歳S


ラウンドワールド、トーセンパワフル、コディーノの3頭に人気が集中していますが、どれもあまり買いたくありません。

まずラウンドワールドは、陣営が控える競馬を示唆しています。先週のキーンランドCがレコード決着だったように、現在の札幌芝はかなり高速。イン有利もまだまだ健在です。このような状況のなかで、後方から外を回す「最も不利の大きいレース」をしてしまう可能性が高いとなると、さすがに手を出しにくい。

トーセンパワフルは兄のロジユニヴァースと同じく、脚元に難を抱えている馬。それだけに間隔が空いた今回は調整過程に目が行きますが、一週前は一杯に追われるも時計は今一つ、今週は芝で併せて煽られ気味…。強気になれる調教内容かと言うと、疑問が残ります。

コディーノはスタミナが求められる札幌2歳Sとは少しずれた適性を持つタイプ…ということ以上に、藤沢厩舎の馬であることが最大の不安。軽め調教の藤沢厩舎は、2歳時に活躍する馬が少ないことで有名です。他馬と比べて中身の完成度が低いことが予想されますし、タフな展開に対応できるかどうか。

こう見ていくと、たどり着くのは4番人気○マイネルホウオウ。なかなか腹袋のある馬ですし、脚質的にもかなり無難そうに見えます。これでも悪くないのですが、本命はもう少し欲張って。


◎ジェネラルグラント
○マイネルホウオウ


本命は道営馬ジェネラルグラント。前走は直前の門別入厩(制度上の義務づけ)で飼い食いが落ち、デキ一息だったそう。これでクローバー賞2着は立派です。門別も二度目で環境にも慣れた今回はびっしり追い切っていますし、芝も二度目なら上積み大きいでしょう。また、人気のトーセン・コディーノと比べてキャリアが豊富であることも見逃せません(レース数をこなしたほうが馬が完成されやすい)。

おじに当レース勝ち馬のストーミーカフェ、父はこの夏の北海道で産駒が大活躍したロージズインメイという血統。この字面通り箱形で腹袋の大きい体型で、馬体的な適性は文句なし。あとは上がりを要する流れになれば。



新潟2歳S


例年1分34秒台の決着となりますが、ほとんどの馬は新馬~未勝利のマイル戦でこれよりもずっと遅い時計しか経験していません。そのため「速い流れに対応できるのは誰か」が焦点となるレース。

一番人気に推されているメイショウオオゼキは、マイル戦を番手から押しきったハーツクライ産駒…ということで、昨年2着のジャスタウェイと共通点の多い馬。ただ、レース内容とすればジャスタウェイのが上(2着に付けた着差5馬身、上がり最速33秒台)ですし、一気に1秒半も時計を詰める期待を掛けられるかというと…。有力なのは認めますが、このオッズではちょっと手が出ません。


◎タガノラルフ
○サウンドリアーナ


本命はタガノラルフ。新潟2歳Sは「(各馬の経験を考えれば)相対的に速い流れで直線も長い」というレースの性質上、後方待機組に流れが向きやすいことを考えると、PO馬ということを抜きにしてもスタミナ型差し馬のラルフに期待を掛けたくなります。長く良い脚を使えそうなタイプですし、セイウンワンダーやシンメイフジのような大外一気の差し切りを期待。

またサウンドリアーナは、過去に穴を開けたシャランジュ・クイーンアルタミラと同じ「非サンデー・母父ダンシングブレーヴ系」の差し馬。かかる気性のようですが、内枠で前に壁を作れば何とか押さえはきくはずです。


キーンランドCは、テイエムオオタカが作るハイペースが向くと見て◎パドトロワ。




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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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