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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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フェアリーSの傾向


ラップ面

●ハイペースでもスローでも、とにかく内枠・先行有利

→ 現在の施行条件となった近4年で、二桁馬番から馬券になったのはアプリコットフィズ・テイラーバートン・スピードリッパーの先行馬3頭のみ。

また道中二桁番手から馬券に絡んだのは、09年の③アイアムネオ(11-11-11)のみ。ハイペースになっても、なかなか差し決着にはなりません。

「ハイペースを先行しても耐えられるような、スタミナのある内枠先行馬」が、最も安定して力を発揮できそう。


●距離短縮組が活躍

→ 二桁人気で好走したグッデーコパ・コスモネモシン・マイネエポナに共通するのは、「前走で1800以上のレースを使っていた」こと。

当面の目標はマイルの阪神JF・桜花賞となる2歳牝馬路線でも敢えて1800以上を使われるのは、陣営からスタミナを評価されていることの証。

グッデーコパはホープフルS11着から巻き返したように、大敗していたとしても好走の可能性を考えてみたい。


●直近2走で逃げていたような馬はイマイチ

→ 先行脚質は良いのですが、近走で逃げていた馬は不振。10年テイラーバートン(1人3着)、11年ピュアブリーゼ(4人気4着)、イングリッド(3人気14着)など、あまりピリッとしません。

この時期の中山マイルはタフな舞台なので、折り合いを欠いてスタミナをロスすると終い甘くなる、ということでしょうか。

イングリッドのように大敗するケースもあるので、このようなタイプは馬券の中心に据え辛いですね。


馬体・血統面

●サンデーの血を引く馬が活躍

→ 近4年の3着以内馬のうち、サンデーの血をまったく持たなかったのはテイラーバートンのみ。基本的にはサンデーを中心視するレースでしょう。


●ノーザンテーストも良さそう

→ もともとNTは中山と好相性の血ですが、このレースでもグッデーコパ・テイラーバートン・アドマイヤセプター・トーセンベニザクラ・ダイワミストレスが好走。


●クロフネはイマイチ

→ 09年2人気パールシャドウ(9着)・10年4人気アドマイヤテンバ(13着)・12年7人気アイスフォーリス(7着)と、そこそこ人気を集めながら走っていません。

クロフネ産駒は確かにオオトビ馬が多いのですが、それにしても走りません。クロフネを母父に持つシェイクザバーレイは人気を集めそうですが、果たして…


●やたらとフォルリ持ちが走る

→ 近4年の3着以内馬のうち、9頭がフォルリ持ち(ちなみにそれ以外の3頭はNT持ち)。

フォルリは無敗でアルゼンチン四冠を達成した逃げ馬。ヌレイエフの母、サドラーズウェルズ・フェアリーキングの母母である名牝スペシャルを出しましたし、「スタミナがあって気性も前向きになる」血と言えます。


以上の項目をほとんどクリアするのは、人気ではイリュミナンスあたりでしょうか。サンブルエミューズ・ウインプリメーラは血統面はOKですが、「近走逃げ」の項目に引っ掛かります。




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シンザン記念


近5年の3着以内馬15頭のうち、13頭は8番よりも内だった馬という、片寄った傾向のあるレース。外に入った人気馬6頭もすべて4着以下に敗れていますから、14番カオスモスはかなり不利な枠を引いたことは間違いなさそうです。

逆に2番エーシントップは好枠を引いたと思いますが、まったくの非サンデー、しかもコテコテのダート型という血統・馬体面は、シンザン記念の勝ち馬の傾向とは合いません。

京王杯で上がり3F33.6を使った履歴はありますが、スローの東京1400は末脚インフレが起きる条件ですし、直線でキレ負けする可能性も高そう。

(ちなみにエーシントップと同じテイルオブザキャット産駒のエイシンイッキは、07年のシンザン記念で4番人気8着に敗れています)


人気馬の信頼度が微妙なだけに、多少のリスクは覚悟で穴を狙ってみたいと思います。


◎アルバタックス
○エールブリーズ


本命はアルバタックス。前走は強風の影響で上がり掛かったレースでしたが、それでもレース上がり37秒台の展開を番手から押し切るのは高い能力の証。

馬体的にもハコが大きく、前駆・後駆とも発達していて、スケールの大きさを感じさせます。

キンカメ×フジキセキ×アリダーでアメリカ血統がやや濃い目なのはレース傾向に合いますし、前走はやや掛かり気味だっただけに距離短縮も吉と出そう。鞍上ルメールも◎。


対抗のフジキセキ産駒エールブリーズは、昨日ジュニアCを勝ったマイネルホウオウと僅差の勝負をしていましたし、母父カーリアン譲りの柔らかなオオトビ走法だけに、初の外回りの今回は買っておきたいところ。

(ちなみにSS×カーリアンは昨日のダノンシャークと同じ配合だったり。)


アルバタックスは一発長打のタイプだと思うので単勝、エールブリーズは差しで頭まで突き抜けるのは難しいと見て複勝を買い、せこく片目を開けに行きます(^^;


中山金杯


ドリームセーリングが大逃げ宣言。まったく見込みが無い馬ならば後続も放置するでしょうが、ドリームはなまじ前走で勝ってしまっているだけに、全体が深追いしてハイペースとなる可能性も考えられます。

展開は決め打ち辛いのですが、どちらになっても好走できるような「中団から長く良い脚を使うタイプ」を狙いたいところ。


◎ダイワマッジョーレ


本命はダイワマッジョーレ。新潟・東京で勝っているように末の持続力がありますし、厳しい展開となった前走では底力も見せました。

昨夏のラジオNIKKEI賞で着外に敗れたことで、小回り適性を不安視する向きもあるかもしれません。ですがあれは「小回り1800で中盤緩むショートスパート」という、後方から外を回っては絶対に勝負にならない展開。ロングスパートになればまた違った結果になったはず、と見ています。

急坂得意のダイワメジャー産駒ですし、中山もプラス。重賞初制覇を期待します。



京都金杯


開幕週のうえペースが落ち着くことも少なくないため(近10年でテン3F 35秒台となったのが5回)、逃げ馬がよく穴を開けるレース。

差し馬に人気が集中している今回は特に、前に行く馬に妙味がありそう。


◎ブリッツェン


本命はブリッツェン。逃げ・番手が福永・武豊騎手のどちらになるにせよ、ペースは上がりそうにありません。それだけに今回は前が残る可能性が高いと見ました。

ヤマニンウイスカーとの比較で迷いましたが、ウイスカーは東京マイルの一貫ペースで勝ったのが引っ掛かるところ。スローで溜めてロングスパート…という競馬では、そういうペースで重賞を勝ったブリッツェンのほうが末脚を使えるはずです。

ウイスカーもたまに出負けする馬ですし、もしこちらがハナを切れれば期待度アップ。スタートには注目してみます。


シンザン記念の傾向

ラップ面

●一貫ペースの1400型ラップが主流

→ 前走1400組の馬が毎年一定数は揃うためか、テンも中盤もそれなりに流れ、脚を溜めるところが無いような展開になりがち。

ただ京都金杯とは違って、テン3ハロン34秒台になることは極まれ。近年では08年が唯一のケースで、道中15番手のドリームシグナルがシンザン記念では珍しい追い込みを決めました。


●内枠・先行有利

→ 開幕週の1600を一貫ペースで走るスピード勝負なだけに、コースロスを最小限に抑えられる内枠・先行馬が圧倒的に有利。

近5年の3着以内馬15頭のうち、9番よりも外の枠から馬券になったのは2頭のみ。「9番より外の枠に入った3番人気以内の馬」は6頭居ましたが、すべて馬券圏外…という結果でした。


馬体・血統面

●完成度の高いスピード馬が活躍

→ トモの緩さ、というような「未完成の部分」が少ない、鍛え上げられた筋肉質の馬が活躍しています。

また、近5年の3着以内馬15頭のうち、父か母父にミスプロ系の血を持つ馬が6頭。早熟性やスピードに優れるアメリカ血統には注目してみたい。


●一着馬はサンデーの血を持った馬が多い

→ スピード勝負とは言っても、やはり勝ち切るには決め手も必要なようで、近10年の勝ち馬のうちサンデーの血を持たなかったのは、逃げ切ったゴウゴウキリシマのみ。非ヘイルトゥリーズンというくくりであれば、01年のダービーレグノ(トニービン×ロイヤルアカデミー)まで遡ることになります。エーシントップには気になる材料。

※カオスモスは母母父がサンデー、という点には一応注意。


京都金杯の傾向


ラップ面

●テン3F35秒台になると、逃げ馬が残りやすい

→ 京都は3角手前の登りのため、自動的に中盤が緩みやすいので、テンも緩いと逃げ・先行有利になります。

開幕週に行われる京都金杯は特に逃げ有利。近10年で5回はテン3F35秒台となり、ビッグプラネット(6人気)・マイネルスケルツィ(7人気)・シルポート(7人気)の3頭が逃げ切りを決めました。


血統面

●スタミナ型種牡馬の産駆が活躍

→ 近5年の勝ち馬の父を並べると、フレンチデピュティ・タマモクロス・シングスピール・ホワイトマズル・チーフベアハートと、中長距離型の種牡馬が多く並びます。

冬場の洋芝優勢馬場だけに、スタミナも重要な要素となりそうです。



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馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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