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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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AJCC


マツリダゴッホ・ネヴァブション・トウショウナイトといった歴代の好走馬を見ると、やはり冬場の中山なだけあって「パワーのある前駆型」が活躍するレース。

ルルーシュ・アドマイヤラクティの人気2頭も適性的に悪くは無いのですが、どちらも東京や京都でも走れるような万能型ですし、能力の面でもそれほど抜けている訳でもないと思うので、穴党としてはちょっと嫌いたくなります。


トランスワープ
○ゲシュタルト


本命はトランスワープ。もともとダートで2勝しているように、筋肉量・骨量とも豊富なパワー型。

それだけに高速馬場だった新潟記念を勝ったのには驚きましたが、上位を占めたのがタッチミーノット・アスカクリチャン・エクスペディションと小回り重賞勝ち馬でしたし、長い直線ながらも小回り的な持続力勝負だった・・・そしてその中で最も優れていたのがトランスワープだった・・・と解釈するのが自然でしょう。このレースの内容だけでも、GⅡを勝ち負けする資格があります。

半兄は07年にこのレースで2着したインテレット。そしてトランスワープの父は、中山2200で行われたときのJC勝ち馬であるファルブラヴ。血統的にも申し分なし、というところです。


対抗のゲシュタルトは、昨年のこのレース3着馬。当時の上位2頭ルーラーシップ・ナカヤマナイトと比べればメンバーは楽ですし、得意の冬場なら一発あっても。



東海S


中京ダート1800は残り5F地点から「高低差3mの下り」が3Fに渡って続き、自動的にロングスパートの流れとなるため、

・テンが緩い場合は京都や東京的な持続力勝負

・テンが速い場合は中山的な消耗戦

となるトリッキーなコース。


フルゲートの重賞ですからそれなりに速い流れとなるでしょうし、中山実績馬重視で臨んでみたいと思います。


サイレントメロディ
○グランドシチー



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先週の日経新春杯は、展望で注目した傾向通りにカポーティスター(10人気)、トウカイパラダイス(4人気)が好走し、もう一頭も1人気ムスカテール。

…にも関わらず、馬券はまったく別の馬を買っていたのですから、自分のセンスの無さに脱帽です。逆に。

こんなときの翌週は展望記事の更新率落ちると思うので、ご容赦くださいm(_ _;)m


京都牝馬S



このレースの傾向を簡単に挙げると、

・テン3ハロン34秒台になるのはまれ(近10年で1度)

・内枠有利(レース施行が1週早まった今年はさらに、か)

・「ダート血統を持つ先行馬」の活躍目立つ。特に距離適性短めの人気薄には注意

・ノーザンテースト、ダンスインザダーク(の母父ニジンスキー)も好相性


ハナズゴール
○クィーンズバーン
▲フラワーロック
△アカンサス

本命はハナズゴール。もともとスローペース専門で、1000m60秒以上掛からないと末を失う馬でしたが、前走では1000m58.3の流れでも末脚弾けて完勝。地力強化は明らかですし、牝馬限定戦のここはペースが緩みそうで更に。


単穴フラワーロックは、このレースでやたらと好走多い「距離適性短めで、ダート血統を持つ先行馬」。09年4着テンイムホウ(14人気)、10年2着ベストロケーション(7人気)、11年3着サングレアズール(9人気)など。

冬場の洋芝馬場のマイル戦では、「スピードとパワーに優れたタイプが、野芝得意のキレ者を逆転」というパターンに妙味があります。


対抗クィーンズバーンもフラワーロックと似たようなタイプ。また、昨年このレースで5着でしたが、中盤2F11.8 - 11.7と展開に恵まれませんでした。すんなりハナを切れるようなら。


ヒモにアカンサス。フジキセキ×アンブライドルズソングという血統で、馬体ハコ型・気性前向き。3走前のアイルランドTでは速いペースでも末脚発揮できましたし、距離短縮して悪いことは無さそうで。


日経新春杯


今開催の京都芝は、内ラチから5~6頭分にあたる「グリーンベルト」を通った馬が上位を占めており、例外は万葉Sのデスペラードくらい(ただ、この馬も直線途中で内に入れていました)。

馬場がイーブンならばダコールとメイショウカンパクを狙いましたが、追い込み馬には不向きな馬場だけに狙い辛い・・・。

京都2400に適性があって、重賞でも能力が足りて、なおかつグリーンベルトを通れる馬となると、選択肢は少ないように思います。


サトノパンサー
○ロードオブザリング


本命はサトノパンサー。気性の難しさから出世はここまで遅れましたが、2歳時には未勝利戦でレッドデイヴィスを4馬身ちぎっていたように能力は高い馬。前走も直線スムーズならもう少し上の着順だったでしょうし、重賞でも足りそうです。

キンカメ×SSというと軽いスピードが武器のように見えますが、実際は母母父ストームキャットも効いていて、前駆型でパワーも備えた馬体。この時期の洋芝優勢馬場は良いでしょうし、近3年のようにテン3F34秒台の展開になれば、馬体・血統的なスピードとパワーが活きるはず。


対抗はロードオブザリング。トモの緩さがあるため、3角下りで惰性をつけられる京都が一番の得意コースとなっている馬。

昨年の京都記念では、錚々たるメンバーを相手に厳しいペースでも大負けせず、ウインバリアシオンには先着。そのときと同じくらい走れば、この相手なら勝ち負け。


馬券はちょっとイレギュラーですが、単複2点。



フェアリーS


とにかくハイペースでもスローでも差しはあまり利かず、内枠・先行有利というレース。

サンブルエミューズ・スズノネイロが外枠を引き、ウインプリメーラはソエ明けならば、余計にこの馬が買いやすくなります。


イリュミナンス


本命はイリュミナンス。前走は数字だけ見ればスローの上がり勝負ですが、当日の阪神は古馬500万下でも1600で1分36秒6で走れば掲示板に載れる、という馬場状態。


イリュミナンス 1:37.1
13.1 - 12.2 - 12.6 - 12.8 - 12.3 - 11.9 - 10.7 - 11.5

古馬500万下 1:35.7
12.8 - 11.3 - 11.6 - 11.9 - 12.0 - 11.6 - 12.2 - 12.3


1分37秒1は性齢を考えれば好タイムですし、しかもこれを上がり主導で出したのだから素晴らしい(前半が速いほうが全体時計は出やすい。イリュミナンスはテン4Fで古馬より3秒1も遅く入って、この時計は優秀)。

上がり3F11.9 - 10.7 - 11.5 と余力タップリですし、テン4Fをもう少し速く入れば、古馬並みの時計を出せた可能性もあります。


フォームを見てもパワフルでブレが少なく、484キロと筋肉量豊富で、前後のバランスが取れた馬体はスケール感十分。これは大物の可能性が高いと見ました。

トビはそれほど大きすぎませんし、前走のゲートの速さを見れば中山も大丈夫。単複一本。


日経新春杯の傾向


ラップ面

●テン3Fが速くなりやすい

→ ここのところ3年連続でテン3F34秒台を記録しており、中長距離戦としてはかなりテンが速くなっています。

もともと京都2400はスタート後の直線が長く平坦なので、ラップが速くなりやすいコース。

また同コースの京都大賞典と比べても、①多頭数になりやすい ②ハンデ戦で一発狙う人気薄が引っ張る ③グリーンベルトを巡ってのポジョン争いがある…といった理由から、日経新春杯は特にテンが速くなるようです。

「グリーンベルトを楽に走れる、テンに無理しないような内枠差し馬」が最も無難でしょうか。



馬体・血統面

●テンが速くなるとダート型の血統を持つ馬が活躍

→ 昨年の毎日王冠などがそうですが、芝の中距離戦でかなりテンが速くなると、ダート型の血統・馬体を持つ馬が有利になります(テンからガンガン行って終いはバテあい、という競馬はダート型の馬の方が得意なため)。


近年でテン3F34秒台を記録したのは、06年・07年・10年~12年の5度。いずれの年でも、人気薄のダート型の馬の活躍が目立ちます。

06年 6人気2着 スウィフトカレント(母父マキャヴェリアン)

07年 5人気1着 トウカイワイルド(母父ミスプロ)

10年 12人気3着 レッドアゲート(母父スキャン)、1・2着馬の父はフレンチデピュティ・ゴールドアリュール

11年 GⅠ級の人気馬3頭で決まったため参考外ですが、一応キンカメがワンスリー

12年 8人気3着マカニビスティー(ダート実績多数)、1着馬の父はキンカメ、2着馬の母父はファピアノ


今年のメンバーでは、人気ではダコール(母父ファピアノ)、トウカイパラダイス(父ゴールドアリュール)。

人気薄ではサトノパンサー(父キンカメ・母母父ストームキャット)、カポーティスター(母父カポーティ)あたりが該当します。ハイペースに決め打つなら一考しても。


●スローならダンスインザダークなど、オーソドックスな中長距離型が活躍

スロー決め打ちならこちら。該当馬はメイショウカンパクなど。メンバー中上位の脚を使えそうな馬を狙いたい。




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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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