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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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主役不在の大混戦で、その上重馬場。勝負できるレースではないでしょう。金額は控えたほうが良さそう。


高松宮記念

エムオーウィナー
以前は蹄に弱い部分があり、太め残りで出走することも多かった。それが市川S3着後に行われた削蹄で改善され、馬体の肉付き・張りがともに上昇し馬体重も大幅に増えた。先週は坂路で48秒台の猛時計を記録。本格化は疑いようがない。好位追走からの横綱相撲で押し切った前走の再現は可能。

スズカフェニックス
切れる。掛かり気味に走る馬だし、距離短縮は問題なさそう。脚質的にアテにならない部分は大きいが、日本きっての名手が上手く誘導するだろう。秘めている能力はメンバー中トップクラス。あとは重馬場がどうかだけ。

マイネルスケルツィ
荒れ馬場はこなす方だと思うし、能力のほうも文句はつかない。しかしスタートでたまに躓くときがあるし、外から来られると引っ掛かる気性も不安。その辺がすべて上手くいけば勝機充分。

プリサイスマシーン
テンのスピードはなかなかあるので距離短縮はこなすだろう。能力も充分ある。だが前走の状態が良過ぎたため、デキのほうは下降線。

シーイズトウショウ
枠順確定前までは本命まで考えていたが、最悪の1番枠を引いてしまった。洋芝の北海道で負けている馬なだけにパワーのいる重馬場も厳しい。考えられる中で最も悪い条件が揃ってしまっては・・・。
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●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

●使う券種
三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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