∴ 阪神大賞典回顧。

なかなか出入りの激しい展開となって、見ている分には面白いレースだった。天皇賞のステップレースとなる阪神大賞典だが、本番での力関係が見えてくる結果となった。

阪神大賞典

1　〇アイポッパー（2人気）
2　◎ドリームパスポート（1人気）
3　△トウカイトリック（3人気）

4　注デルタブルース（4人気）
7　▲マイソールサウンド（5人気）

ラップタイム：13.1-12.1-13.1-13.4-13.4-12.4-12.3-13.5-13.1-12.8-12.9-11.7-10.9-11.4-12.2

1000ｍ通過：65.1   前半３Ｆ： 38.3   後半３Ｆ： 34.5

ペース
道中色々あったが、基本的には上がりの勝負に。

パドック特記
ドリームパスポート・・・少し緩め。足元の不安が言われていたが、歩様はいつもどおりキビキビとしている。
デルタブルース・・・これも緩め。

不利など特記
ドリームパスポート・・・最初掛かる。コスモプロデュースが掛かったときにも一緒に掛かる。これでは無理。

デルタブルース・・・最初前目のポジションを取りに手綱をしごいて行ったのに、掛かった馬達のために位置取りが悪くなる。直線一瞬行き場がなくなる。

次走の狙い
デルタブルース・・・岩田騎手がポジションを取りに行っていたことからも分かるように、この馬の本領は先行して抜け出す競馬。59キロ・休み明け・内回りと悪い条件が揃っていた今回だが、それが出来ていれば勝っていたのではないか？4着に負けてくれて本当によかった。本番は〇以下の評価には落とせない。

ドリームパスポート・・・あれだけ掛かりながら頭差の2着に踏ん張れたのは実力が抜けていた証拠。しかしながら、掛かる気性は同じ長丁場の天皇賞では不安なことは確かだが・・・。完璧すぎる運びだったのに僅差でしか勝てなかったアイポッパーと、先着すらできなかったトウカイトリックの本番での逆転は薄い。