∴ オークス展望 ダイワ一強でやむ無し？

オークスの読み方をざっくりと。

「松田国先生（調教師）に『ウチの馬にはかなわないから、あきらめなよ』って言われた（笑い）。２強と言うのは勘弁してくれってオレも思う。（ダイワの）１強でいいよ」

スポーツ報知より、ベッラレイアを管理する平田調教師のコメントである。

トライアルのフローラSを勝利し、打倒ダイワの1番手に挙げられているベッラレイア。その武器は、あざみ賞・フローラSで「とても届かない」ような位置から差しきった、強烈な末脚。

逆にウィークポイントは、「とても届かない」ような位置取りになってしまう原因でもあるゲートの遅さ。

各馬の距離不安から、スローペースになるのがデフォルトであるオークス。ベッラレイアはいつものようにスタートで遅れ、後方で折り合いに気をつけながらの競馬となるだろう。そして最後もいつものように、直線だけの競馬で差しきりを狙うことに恐らくなりそうだが・・・。

スローペースならば、好位からでも33秒台で上がるダイワスカーレットを・・・

後方から行くしかないベッラレイアが・・・差しきれる？

単純に考えて、「とても届かない」だろう。

やはり今年のオークスは”ダイワスカーレットの一強”で間違いない。

それが崩れるとしたら、「初の東京輸送でテンションが上がり、レースで折り合いを欠く」シチュエーションしか考えられないが、それは当日のパドック・返し馬で判断すればいいだけのこと。基本スタンスは「ダイワスカーレットの相手探し」で間違いない。

それがまた難儀なのだが、東京向きで距離適性も有りそうな馬を一頭見つけた。人気は蓋を開けて見なければ分からないが、そこそこ美味しい配当になりそうである。その馬についてはまた今度！