∴ ウオッカをどうしよう

いや～、困った。

ウオッカの能力には惚れてはいるが、今度の相手は日本最強メンバー。そしてダービー時の1050円という単勝オッズも、どうやら割りそうなムード・・・。

情もクソもないバクチ打ちなら、勝つ可能性は前回よりも低いっていうのに見返り（配当）は少なくなるってンじゃあ、そんな不味い話はハナからお断り。ってところですが・・・。

ウ～ン、困った。

なんでこんなに悩むのかって、ウオッカにも充分勝つチャンスがある、と踏んでいるからなんですよね・・・。少なくとも「切れ味」と言う点では、このメンバーに入っても見劣らないモノを持っているでしょう。

馬名	脚質
アドマイヤメイン	逃げ
アサクサキングス	逃げ先行
マイソールサウンド	逃げ先行
ニホンピロキース	逃げ先行
インティライミ	先行
シャドウゲイト	先行
コスモバルク	先行
ローエングリン	先行
ダイワメジャー	先行
ウオッカ	好位差し
ポップロック	好位差し
メイショウサムソン	好位差し
アドマイヤフジ	好位差し
カワカミプリンセス	差し追い
アドマイヤムーン	差し追い
トウカイトリック	差し追い
スウィフトカレント	差し追い
ファストタテヤマ	差し追い
マキハタサイボーグ	差し追い

異論はあるかも知れませんが、 今回の出走馬の脚質を独断と偏見でまとめてみました。

どうでしょう。物凄い流れになりそうなメンバーだと思いませんか？少頭数でもハイペースになりやすい宝塚記念ですが、多頭数の今年はなおさら緩みのない流れになるでしょう。

今までスローの競馬しかしてこなかったウオッカにとっては、初めて底力を試される流れになる、ということは間違いありません。

切れ味と底力というのは、大抵の場合相反する特性です。切れ味のある馬はスローペースで力を発揮するし、逆に底力のある馬はハイペースで活躍します。これって全く逆ですよね。大抵の競走馬はこのどちらかに特性が寄っていて、両方の特性を備えている、という馬はそうそう居ません。

相手が弱ければ苦手な流れでも勝てる事もあるでしょうが、レースのレベルが高くなれば高くなるほど誤魔化しは利かなくなります。アドマイヤムーンは切れ味こそ現役トップクラスですが、底力勝負ではダイワメジャー・メイショウサムソンに譲ります。逆もまた然り。

馬同士のレベルが拮抗している状況では、自分の得意な展開に持ち込めた馬がそのレースを勝つ可能性が高いのです。

ウオッカもメイショウサムソンらと7キロの斤量差があれば底力の差も幾らかは埋まるとは思いますが、こればかりはやって見なければ分からない面も大きいと思います。

改めて強さを見せ付けるのか、はたまた化けの皮を剥がされてしまうのか・・・。

レースまでにはまだまだ時間がありますので、ジックリ考えてみます。