∴ 雨上がりにかける

マイルCS


開催後半で荒れに荒れている京都芝は、降雨の追い討ちでヒドイ馬場状態。

これでハイペースメーカー・シルポートが引っ張るのだから、「タフ」の一言では済まないレースとなるのは必至。芝では短距離以外では滅多に見られないような、我慢比べの展開を想定します。


芝の、特にスローペースの実績がほとんどアテにならない・・・とすれば。昨日も京都芝でテイエムクレナイ（14人気3着）、ワンダームシャ（8人気2着）、ヤマニンシャスール（シンガリ人気4着）などが激走していたように、狙い目となるのは「ダート実績馬」、次点で「短距離実績馬」。


◎レインボーペガサス
○エイシンアポロン
▲フィフスペトル
△エーシンフォワード


ダート2勝、交流GⅠ全日本2歳優駿3着など、メンバー中No.1のダート実績を持つレインボーペガサスが本命。瞬発力は低いものの、ダート的なバテない末脚が最大の武器。重も全く苦にしません。

中盤緩い瞬発力勝負になった富士Sこそ不覚を取りましたが、シルポートが引っ張る今回はその心配も無用。3角の下りからダラッと脚を使う京都は（2-1-2-0）と得意にしている舞台ですし、ペリエをして「日本人には操れない」と言わしめた馬に、3年ぶりに跨る外国人騎手・メンディザバル。タイミングはココしか無いように思います。


対抗はエイシンアポロン。重実績は言うもまでもありませんが、このレースと相性の良い中山実績馬。腹袋もあり、バテ比べの今回はチャンス。


単穴にエーシンフォワード。前走は3角～4角で10秒台のラップが並び、外を回った馬にかなり不利な展開（最内を回した5頭が1･2･3･5･7着）。終始外を回して6着なら、相当に調子を戻していると思われます。


4番手に3年前の函館2歳S覇者・フィフスペトル。重のキンカメでもありますし、ノリが上手く内を掬うイメージもあり不気味。