忍者ブログ
ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
ADMIN | WRITE| RESPONSE
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

阪神JF

今週末の阪神は風が強く吹くいているようで、土曜阪神が総じて「向正面はラップが速く、上がり掛かった」のは、どうもその影響だった様子。

今日も15時頃には西北西6mの風が吹く、という予報。最後の直線ではちょうど向かい風となる方角です。

朝日CCの上位馬たちがそうだったように、直線ではギリギリまで馬の後ろで強風を避けて、最後の最後に抜けてくる・・・というレースをするほうが、今日の天候には合っているはずです。


コレクターアイテム
○ローブティサージュ
▲アユサン
△カラフルブラッサム


本命はコレクターアイテム。前走のアルテミスSは、2歳牝馬限定としてはテン速く、しかも中盤の緩み方も小さいタフなラップ。

アルテミスS
12.5 - 10.5 - 11.5 - 12.1 - 12.3 - 11.6 - 11.6 - 11.7

この流れではラスト3Fに11秒台前半のラップが一つも無いのは仕方ないですし、ラスト1Fはもっと掛かっても良さそうなもの。実際、2着のアユサンは(一気に脚を使うという馬のタイプもあるでしょうが)最後は止まっていました。

ところがコレクターアイテムは、アユサンに来られた分だけもう一度伸びるという、ソラを使っているような余裕しゃくしゃくのレース振り。着差以上に強い、かなり優秀な内容だったと思います。

タフなだけでなく、デイリー杯で33.2という脚を使っているのも強み。また膝下が長い関係で、本来はあまり揉まれたくないタイプだと思いますが、前走では最内枠から馬群で我慢する競馬を克服しています。今回も内から抜け出すようなレースをすれば、結果は自然と付いてくるはずです。


対抗はローブティサージュ。寝肩・腰高の体型で、トモの長さを踏み込みの深さに上手く変換している、いわゆる「沈み込むフォーム」で走るタイプ。秋山騎手が惚れ込んでいるのも、おそらくそういう点だと思います。

ただ少し胴が短いあたりが、直線が長い阪神マイルにおいては気になる点。「末の持続力勝負」は、本来はあまり得意ではなさそう。とはいえ今回求められる「馬の後ろで我慢する競馬」を経験してきていますし、母父シングスピール(朝日CC2着アドマイヤタイシの父)でスタミナも備えているはず。タフな阪神コース、とりわけ2歳牝馬同士での勝負では、そうした点が活きるのではないでしょうか。


単穴にアユサン。寝肩腰高で筋肉豊富、馬体重はメンバー中上位の490キロ台。タフな馬場で活きるパワーを持っています。

前走は相手が強すぎましたが、この馬自身も充分に立派内容でした。欲を言えば、もう少しスタミナ面で強調材料があれば言うこと無しでしたが、示した能力の高さは上位ということで。


△にカラフルブラッサム。異例のロングスパート勝負となった新馬戦でテイエムイナズマらを下していますし、新潟2歳Sでは①厳しいペースを先行 ②直線で前が壁 ③やっと空いたと思ったら、外から体当たりされる・・・という大きな不利がありながら、5着に踏ん張る強い内容。そして前走では仕上がり途上ながらトーセンパワフルとクビ差。末の持続力、スタミナという点ではかなりの物を見せています。

頭で来てもおかしくない履歴だと思いますが、和田騎手を乗っけて外枠というのが気になる材料。強風をモロに受ける位置取りになりそうで、そうすると1着は厳しいか。


サウンドリアーナは気性が前向きなのがどうか。もともとスピードのある馬には厳しい阪神JFですが、強風が吹く今回は更に不利を被りそう。来ても3着、という評価。

サンブルエミューズは父母父のノーザンテースト的なハコ型体型。前走は「テン4ハロン速く、中盤2ハロン緩く、終い2ハロンがとんでもなく速い」というイビツなラップで、終いの持続力の担保としては弱い。外回りで後方から・・・という競馬はどうか。



馬券は◎単勝、◎‐○▲△馬連流し。



書いてる内に間も無くデビューを迎える時間になってしまいましたが、中山5Rのスペクトロライトは、今年一番期待しているPO馬。そのうち記事を書くと思います。

ただ、牝馬で中山2000デビューって・・・;



PR
この記事にコメントする
HN:
TITLE:
COLOR:
MAIL:
URL:  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT:
PASS:
 ◎○で来て欲しいですね。

◎ローブティサージュ
○コレクターアイテム
▲サンブルエミューズ

△プリンセスジャック、アユサン、ディアマイベイビー、カラフルブロッサム、コウエイピース、サウンドアリーナ、タガノミューチャンの7頭

◎ー○⑥、◎ー▲④の馬連を中心に
○ー▲③を押さえ
◎ー△①の薄めに流しました。
◎と○でお願いします!
jungle 2012/12/09 15:17 *edit
 手広く流したんですが。。。
ローブティサージュ来たのですが
手広く流した相手が来ませんでした。
クロフネサプライズは調教の動きが
良かったから、気になってたけど
千二、千二、千二、千四という
ローテーションを嫌って
買わなかったです。。。

残念でした。
jungle 2012/12/09 16:03 *edit
 これぞ競馬…
どうもです、凄い馬が2、3着しましたねぇ;
特にクロフネサプライズ…買えるとすれば、ヴァイスリージェントがこのレースで活躍していること、クロフネ×トニービンがニックスであることくらいでしょうか。

新潟2歳で3着してる馬より、1200~1400しか走ったことの無い馬のほうが阪神マイル適性があった…なかなか深い結果でしたね。
Apollo 2012/12/09 16:23 *edit
 クロフネサプライズが来た理由
今気づきましたが、クロフネサプライズの激走は東京マイルでたまに見られる「緩まないハイペースだと短距離型先行馬が残る」のと似た現象なのでしょうね。グランプリエンゼルとかジョーカプみたいな。こういうペースになる可能性は分かっていただけに、レース前に気づきたかったです;
Apollo 2012/12/09 23:24 *edit
 なるほど
緩まないハイペースだと
短距離の先行馬ですね。

覚えておきます。
jungle 2012/12/11 18:38 *edit


ブログ内検索
プロフィール
HN:
Apollo
性別:
男性
趣味:
馬を観ること
自己紹介:
●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

●使う券種
三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

ラウンドワールド
サトノノブレス
タガノラルフ
ポップジェムズ
ネオウィズダム
アルバタックス
スペクトロライト
ファイアマーシャル
ラストグルーヴ
ディオジェーヌ




にほんブログ村 競馬ブログ 馬体・パドック理論へ
にほんブログ村
息抜きに・・・

Click to Play Stay The Distance
上キー・・・加速
下キー・・・減速
左右キー・・・移動
スペース・・・ジャンプ
コントロールキー・・・ムチ

右下のplayを押してから馬を選んでraceを押してスタート!飛ばし過ぎるとバテます。
コメントあざっす!
[11/10 erertyScota]
[11/02 SquiltDut]
[10/28 abesytahZoosy]
[09/11 buying steroids online]
[07/09 buy anabolic steroids]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
忍者ブログ | [PR]
最新記事
ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

バーコード
アクセス解析