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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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第137回 天皇賞・春(GI)


まずはレース全体の見通しから。

下の記事で書いたようにスタミナ・荒れ馬場適性の求められる馬場、掛かる逃げ馬ホクトスルタン、有力馬が揃った好位組、瞬発力で劣る本命馬アサクサキングスの戦法・早捲くり。これらから見えてくるのは、ある程度まっとうな底力・持久力勝負。

そしてもう一つ大事な前提。「このメンツで長距離適性の高い馬は少ない」。
菊花賞で
をキングスに打っといてこんなことを言うのもアレですが、そもそもキングスでさえ長距離適性は微妙な部類の馬です。

アサクサキングスは骨太筋肉質でスタミナよりもパワー優先型。大阪杯でダイワスカーレット相手にかなり良い勝負を見せたように、どちらかと言うと中距離向きの馬でしょう。

菊花賞は道中完璧な誘導だったのに直線入り口でフラつくほどバテバテになり、道中掛かり通しだったアルナスラインの追撃を僅かに振り切った、という微妙な内容。0.4差4着にダイヤモンドSでアドマイヤモナークに千切られたエーシンダードマン、5着にほぼマイラーのドリームジャーニー。

・・・長距離レースのレベルとして、菊花賞はあまり信用出来るものではなかったというのが自分の見解。ちなみにアルナスも2400あたりがベストっぽい体型です。要は適性違いの連中同士の能力比べで、適性と能力の僅かな差と、騎手の運びが上手だったキングスが勝っただけのレースだと思いますよ。


まあ、キングスが休養を挟んでパワーアップしているのも分かります。能力が適性を凌駕するのも競馬ですから、今回勝たれても全然不思議ありません。

しかし、長距離適性でも、荒れ馬場適性でも・・・決め手でも・・・上昇度でも。キングスの上を行くベテランステイヤーが居るじゃないですか!



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競馬ブックより



左が今回の写真、右が一年前の写真。まるで別馬!というくらい全く異なる体つき。今週の最終追い切りでは坂路の自己ベストタイムを叩き出しており、6歳にしてやっとで本格化したようです。

昨年の春天のレース振りを振り返れば、4角を回ったところでバテた先行集団が壁になって追い出しが遅れたのにも関わらず、勝ち馬とはタイム差無しの競馬。成長途上であった前走まででも、京都の長距離戦では常にトップクラスを張った実力の持ち主。

勝ち切るには正直相当嵌らないと厳しそうですけど・・・どうです、買いたくなりませんか?


トウカイトリック
〇アドマイヤモナーク


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netkeiba.comより
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第15回 青葉賞(JpnII)


競馬ブックのシルシから行けば、1番人気はマゼランですか。まあ同コースの前走を好時計で勝ち、その2・3・4着馬もその後大活躍しているとあっては仕方ないっすね。

しかし530キロ級の大型馬の休養明けですから、まず前走並みに動けるのかを疑うのがスジ。現に新馬戦は負けて、2走目3走目と走る毎にパフォーマンスを上げているという戦歴ですから。トビが抜けてキレイなだけに雨馬場も良くないでしょうし、1番人気で狙うにはちょっとリスキーな馬だと思います。


狙いは(たぶん)2番人気のアドマイヤコマンド。前走時初めてパドック映像で見ましたが・・・凄い良い馬っすよ、この仔。どこがどうというよりトータルで素晴らしい。馬体だけなら文句無しに世代トップクラスです。

ただ物見はするわ、舌を越すわでまるっきり子供なんですけどね。その分ディープスカイより上の評価は与えませんでしたが、我ながら良い判断でした

この気性の若さは母父カーネギー譲りでしょうか。キンカメ世代のホオキパウェーブとかはめっちゃキツイ馬でしたし。ただそのホオキパと比べて引っ掛かるところが無いどころか、むしろズブいのは良い傾向。折り合いの心配は無さそうです。前走はそのズブさが祟って馬群を捌くのに手間取りましたが、今度はある程度バラける展開になる府中2400。ここでブッチ切るくらいの勝ち方が出来れば、ダービーで毎日杯組のワンツー・・・なんてことが現実味を帯びてきます。


アドマイヤコマンド
〇ニシノエモーション


41288868.jpg





netkeiba.comより


他は不安のある馬ばかりですけど、一番欠点が少ないニシノを相手に

そうそう、今回は買いませんけどファビラスボーイも素質上位の一頭。初戦、2戦目と良化の余地を残した状態だったにも関わらず完勝してますから、完成すればどれだけ強いのか分かりません。

まあ、今回も中間ビシッと追っていないわけで・・・多分まだまだ中身は出来てないっす。こんなんで勝てたら歴史的名馬になれますよ
そんなレアケースを期待して買えるほど懐に余裕はありませんので、秋にこの馬を狙おうかと思ってます。




【鏑矢特別】
ワイルドイリーガル
注テイエムカゲムシャ

カゲムシャは左コーナーでも無いとずっと右手前で走る恐れがあるのでこの程度のシルシしか打てませんが、普通に力上位の先行馬2頭で。
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京都ダート1800フルゲート、先行馬の少ない組み合わせ。教科書通りに狙いを立てるなら、内枠の先行脚質で尚且つ弾けるフィフティーワナーで仕方なし。


・・・と言いたいのも山々ですが、なんだかイメージより強くないなあと最近感じてるんですよね。前走なんかは道中同じ位置にいたマコトスパルビエロには(斤量差はあれど)完敗でしたし、06アンタレスSを破格の時計で勝っていることで人気先行気味かな?と。

06年当時と比べてデキ落ち・能力落ちが無いとは言い切れない・・・というより、それがあるからスパルビエロにも完敗した可能性もあるわけですし、客観的に見て長期休養を挟んだ2年も前の成績に評価を頼るのもどうでしょうか?少なくとも近2走を見て評価する方がより現実的でしょう。

で、その近2走の内容・・・「このメンバーでも一枚上」と言い切れるほどではないですよね。もちろん京都替わり、斤量減でいきなり強いレースを見せる可能性もありますが、この人気ですから。そんな「不確実さ」に見合う配当はつきません。


より狙えるのは、実力が接近しているにも関わらず人気の盲点になっているこの馬!
ワンダースピードです。

どうせ緩む展開になるでしょうけど、スタミナもそこそこありますしアルデバランSで見せた捲くり脚。普通にスピード能力足りてます。鞍上小牧でこの枠なら、思い切って前に行きますよね。無難に正攻法の競馬を見せてくれそうです。

JCの惨敗は・・・頭が高い走法なので、多分距離じゃないかと。それと昨秋は前を少し突っ張って走るようなところがあったので、どこか痛いところがあったのかもしれません。パドックでは少し硬めの歩様でしたしね。その辺が変わって無くても別に構いませんが、解消されていれば尚良し

・・・パドック情報、一応やりますか^^;
ワンダースピードについてだけ、っすけどね。


ワンダースピード
〇フィフティーワナー
▲メイショウトウコン
注マルブツリード


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netkeiba.comより



そろそろ夜なべも限界なので、あとは適当にちゃちゃっと・・・


【フローラS】
シングライクバード
〇カレイジャスミン
▲レッドアゲート

芝の草丈が長いため、スタミナ無い馬は苦労しそうな馬場です。
無難にシングライクバードから。



【橘S】
メスナー

Myドル箱ホース。馬体は地味ですがスタミナもありますし、しなやかな良い走りをしますよ!



【桑折特別】
☆トシエンジェル

見たことも無い馬ですけど、買い要素は鞍上と休み明けの4歳馬というところ。
福島牝馬Sはちょっと位置取りを失敗してましたけど、コース取りは上手いですわこの方!



~9:00追記~
【薫風S】
タイキシルバー

忘れてました
神無月S4着の内容が超抜。久々も問題無し(5戦して最低で4着)。そして内枠の大庭騎手とくれば狙うっきゃないでしょ!
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福島牝馬ステークス(GIII)


外差し馬場であろうと、地力と適性を考えればヤマニンメルベイユでオッケーだと思ってたんですが、56キロか・・・。それでも完封できる!と言えるほど抜けて強いわけでもないですし、何か他を探したくなります。

と言っても、他に福島向きそうなタイプが居ないんですよね


人気しそうなザレマはオオトビだし、巨体でスタミナ期待値低いしで、適性真逆っぽい。

ハロースピード、マイネカンナは消耗戦でこそというタイプでも無いし、前者はオオトビなのも減点材料。

こういう条件では頼りにしてたアルコセニョーラも、前走は終始頭を上げっぱなしで・・・体も減らしていたし、状態?
小柄だけに56キロも響くかも。


う~ん、全然人気で決まりそうに無いですな><
はっきり言って自信ありませんが、ちょいと面白そうな馬が居るので先物買いで遊んでみます。


それが
ヴィクトリアアイ。前走が初見でしたが、背腰はしっかりしてるしそこそこ柔軟だしで良い馬だと思いました。けれども、母父ストームキャットという血統を見てゲンナリ。「ストームキャットの血が入るとキレ8割減」というのが個人的なイメージだったので、この馬も見掛け倒しで切れないんだろうな・・・という予想を裏切って、上り33秒8で快勝。

ブライアンズタイム×ストームキャットで何故こんなに切れる馬が出たのか不思議に思いましたが、実はGⅠ馬ファレノプシスの全妹だったというオチ。そりゃ走るわ

母父ストームキャットとしては異端の切れ味を見せたし、配合的にも持続力はありそうだし、馬体は良いしでこの仔もけっこう走るのでは?

ヴィクトリアアイ
〇ヤマニンメルベイユ
△アルコセニョーラ
△テンイムホウ



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netkeiba.comより


直前予想は今週はやらないっす。

亡くなったアストンマーチャンについて色々と書きたいこともあるのですが、時間の関係で来週にまわします。
まずは言いたい放題!

↑の記事はかなり馬場が重くなる前提で書きましたが、今日のレース結果・明日の天気予報を見る限りではよほど足腰がヘボい馬(土曜で言えばポリバレント)でもない限り馬場を気にすることも無さそう。流石に世代上位の馬達というだけあってそこまで出来てない馬は居ませんから、普通に荒れ馬場の中山という感覚で買ってもよろしいのではないでしょうか。

・・・それでも充分難しいんですけどね


土曜の馬場をパッと見て、まず内と外で芝の色が違う事に目が行きます。これは芝の長さが違うということを示しているのでしょうが、恐らく外の方は芝が長くて時計の掛かる状態になっているはず。しかも今週はローラーで転圧をかけているので(JRAのHP参照)、とんでもなく内の馬場が良いのでしょう。

内の方が伸びるし、コースロスも少ない。つまり内枠先行が絶対有利で、外外をマクる馬(そういう競馬しか出来ないオオトビ馬)はかなり能力が抜けているか展開が嵌るかしない限りノーチャンス。GⅠはちょっとでも高速決着にしたいからって、JRAもえげつないことするなあ。

ということで、ブラックシェル含めて差し馬は無視します


あとは中山適性、スタミナの有無というフィルターをかければ・・・

スマイルジャック
〇マイネルチャールズ
▲ショウナンアルバ
△タケミカヅチ
△キャプテントゥーレ


9e2ade6c.jpg





netkeiba.comより


~以下ひとりごと~

土曜の日刊スポーツによると、ブラックシェルが勝てば史上最も体重が重いクラシックホースになるとのこと。ちなみに今までの一位はダイワメジャー。

メジャーは桁外れの心肺機能を持っていたため底力でも優れた面を見せていましたが、基本的に馬・・・というより運動するものは、その重量が重ければ重くなるほどスタミナとトップスピードが減殺されるもの(いつもこのブログを観て下さってる方、何度も同じ話をしてスミマセン

芝の中長距離で求められるのは正にその2つですけど、「重過ぎる馬」というのは適性的にそこからズレることになるので、能力の高さでカバー出来ない限り芝中長距離戦で勝ち上がることは不可能です。

ブラックシェルとダンツウィニングの2頭はその適性不利を跳ね除けて勝っているクチで、基本能力の高さは確かでしょう(大してスタミナを求められない中緩み展開か格下相手のレースで賞金を加算してきたとはいえ

敢えて芝で狙う気には今回はなれませんが、ダートに出てきたら思い切り狙ってみたいと思います。


てゆーか、ダンツウィニング本命って著名な予想屋の方々にも結構居るんですよね。その方々が異口同音に言うのが、「前崩れの京成杯を踏ん張った」。京成杯は別に前に厳しい流れでもなかったように思うのですが・・・ラップ的にも。自分が間違ってるのかな?

ちなみにランチボックスが沈んだのは、多分ノド鳴りのせいっすよ


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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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