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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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マイルCS
 
ダイワメジャーとウオッカが去った穴を埋める馬がなかなか登場しないまま、全体的な地盤沈下が起きている感のあるマイル路線。安田記念13着馬が参戦しているにも関わらず、新参者とヨソ者が前売り12人気になっているのがそれを象徴しているでしょう。

こういう状況ですから、スプリント路線におけるダッシャ
ーゴーゴーのように、3歳世代がイキナリ勢力図を塗り替えるくらいの活躍をしても驚けません。エイシンアポロンやアリゼオなど先々有力な馬は数多いですが、その先陣を切るのはこの馬か。
 
ワイルドラズベリー
 
まずはっきりさせて置きたいのが、今年の牝馬クラシック路線で京都マイルに直結するのはどのレースだったか?ということ。

各レースをラップを絡めて簡単に分類する
 
チューリップ賞:重い馬場での「スタミナ」勝負
桜花賞:テン遅いが後半800が速い、中距離的な「持続力」勝負
オークス:重適性と「スタミナ」勝負
ローズS:速いラップに対応する「スピード」とラストの「キレ」勝負
秋華賞:ローズSと同じ
 
以上のように、どちらかというと春のマイル2戦が中距離的で、秋の中距離2戦がマイル的、というのが自分の見解です。

例えば桜花賞で好走・秋惨敗のオウケンサクラはスタミナ・持続力型、桜花賞惨敗・秋華賞で好走したアプリコットフィズはスピード型。両者の全体的な成績を見ても整合性は取れると思います)

(余談ですがこれが正しいとすると、ローズS・秋華賞の両方でワイルドラズベリーと小差のアニメイトバイオも相当のマイラー、ということに。エリザベス女王杯で大敗し、京王杯2歳Sでエイシンアポロン・ダッシャーゴーゴーと好勝負している馬ですし、こちらも整合性は取れるでしょう)


長くなりましたが、このワイルドラズベリー。今まで好走してきたレースのラップは、京都マイル向きの「スピード」と「切れ味」を問われていたもの。桜花賞2着オウケンサクラよりもマイル適性は上、というのがこの分析のミソです。

ワイルドラズベリーの馬体に目を向けると、牝馬とは思えないほどの筋肉隆々の体付きで、快速牝馬アストンマーチャンを思い出させるくらい歩幅が狭いピッチ走法。フォーム分析の観点から言えば、マイル前後を先行する競馬が最も理に適う。そういう意味で、「1600mになることで折り合いは楽になりますし、積極的に乗りたいと思います」という池添騎手のコメントが頼もしい。この馬のイメージを一新するレース運びを期待しています。

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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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