∴ 【安田記念】 Viva! Hong Kong!

◎ジョイフルウィナー
〇グッドパパ
▲ザデューク
注スズカフェニックス
△エイブルワン
△ダイワメジャー
△マイネルスケルツィ

各有力馬の特徴と適性

アウェーに乗り込んでいる馬というのは、現地のファンに馴染みのない為か総じて低い評価をされる事が多く、人気も無いことが多い。考えてみてください。もし今回と全く同じメンバー・距離で香港でレースを行ったら、オッズ・シフトは全く異なるものになるでしょう。恐らく香港勢が人気になるはずです。

ダイワメジャーは既に世界でも活躍しているように能力は高いのだが、他の日本馬で世界レベルに達している馬というと・・・いるのか？というのが正直なところ。

軽い日本の馬場では対抗できるかもしれないが、力の要る洋芝の香港ではとても敵わない馬が大半でしょう。何せ今まで香港マイルに何度日本の馬が挑戦しても敗れてしまったのですから。ブリッシュラックがあのドバイＷＣで3着に健闘しているように、馬の「格」としては、香港の短距離馬の方が上とみます。

本命はジョイフルウィナー。万全とは言えない体調で臨んだ昨年のこのレースでは、大外を回らされながらダイワメジャーに先着し、その高い実力の片鱗を見せた。前走のチャンピオンズマイルでは超スローで逃げ馬が勝つペースの中、後方から鋭い脚で2着まで差し込んできた。能力の衰えはない。

現在のところ単勝12倍弱と、全くナメられた人気・・・。ベストは1400だろうが、昨年並みのパフォーマンスを出せれば勝機は充分。そして状態は恐らく昨年以上。買わない理由が見当たらない。

対抗はグッドパパ。チャンピオンズマイルではジョイフルウィナーを抑えて1番人気に支持されており、能力は高い物があるのだろう。早いペースを前々で追走出来れば、少なくとも前走のような結果にはならないはず。

ザデュークは昨年のこのレースではまったくの惨敗だったが、体調不良に加え意味不明（？）のアクシデントに見舞われたもの。日本馬が何度挑戦しても勝てない香港マイルを勝っているように、能力は高いのだろう。馬場適性の一言では切れない。一発ある。

以下ペースメーカーをやらされるエイブルワン、能力では対抗しうるダイワメジャー、ここで走るようなら本物のスズカフェニックス、状態良化でエイシンは逆転できそうなマイネルスケルツィ。

思ったよりもオッズが付いているので、◎〇▲の複勝3点という無茶な買い方でも利益が出そう。それと◎〇の単勝、2頭軸の3連複で一発ねらい！