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第61回 朝日杯フューチュリティS(JpnI)



12.8 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.7 - 12.7 - 11.4 - 11.2 - 11.8

というドスローラップ(4F48.4)を先行し、11.4 - 11.2 - 11.8の切れ味で勝利したローズキングダムが一番人気。

だいたいが4F45~46秒台の「スピード勝負」になる朝日杯で、09東スポ杯のような「切れ味勝負」に勝ったことがどれだけの意味を持つのかは疑問…なのですが、この馬にとっては運のいいことに、ひょっとするとスローまでありえそうなメンツ。バトルシュリイマンがすんなりハナなら、番手はそれほどプレッシャーを掛けそうにないですよね~…

本当は蹴飛ばしたい一番人気なんですが、そういうスローになって割り込んでこられる可能性が高そうなので、ややスローに寄せてシルシを打ちたいと思います。


本命はエイシンアポロン。テン4F46.8とマズマズのペースを番手追走しきっちり連対したデイリー杯、直線で手前を替えずに差し切った京王杯。総合力の高さを伺わせるレースをしてきてますし、血統的・馬体的にも朝日杯と相性の良い筋骨隆々のスピード型。調教も絶好で死角ナシ。

対抗はちょっと迷ったんですが、バトルシュリイマンにしました。前走の上がり3F35.8で一見すると底が見えてるようにも見えるんですが、ラスト1Fは11.9。これだけ余裕があるなら道中のペースが上がっても時計を詰められるでしょうし、人気薄でナメられているぶん楽な逃げを打てるのは絶対に有利。血統的にもNijinsky系はこのレース5連対、連対率38.4%と相性は抜群です(昨年はピースピースが14人気5着)

▲に外枠がどうかもトーセンファントム。祖母エリザベスローズの血を引いた筋肉質の馬体は、ネオユニヴァース産駒とは思えないほど。腰高なので先行できないことも無いでしょうし、捌き次第で食い込み可能だと思います。

△にキングレオポルド。11.0 - 11.3 - 11.9と早目スパートの流れを前々で押し切った前走が好内容で、持続力はマズマズ。あとはスピード次第。

もう一頭△に…あまり気が進まないけれどもローズキングダム。馬体的には母母父父のミルリーフ(凱旋門賞馬)が出てる感じで、レース振りにしても中距離向きだと思うんですよね~…裏を返せば中距離並のスローペースなら上位、ということになるんですけど。


ef66d8c0.jpgd8c132c5.jpg








左:ローズキングダム 右:ミルリーフ


エイシンアポロン
◯バトルシュリイマン
▲トーセンファントム
△キングレオポルド
△ローズキングダム


悩んでたニシノメイゲツは切りました。中山マイルの芙蓉ステークスこそ「中秋の名月」の日で結果を出しましたが、今日は「朝日」杯と神話性、もとい親和性バツグンの太陽神アポロンの日ではないでしょうか。ってどこかで見たオカルトに頼りました…半分本当です(苦笑)


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第47回 愛知杯(GIII)



pic_course_shiba.gif




①引き込み線からのスタートで、200mちょっと下りが続く。テンは速くなりやすい
②1~2コーナーはRがキツイ上に、緩やかな登り。ここでかなり緩む。
③3コーナー入り口から緩やかな下りが入り、600を切ってからは急激な下り。1~2コーナーで脚を溜めており、前が止まらないイメージからもロングスパートが引き起こされやすい


という中京2000でブラボーデイジー・ニシノブルームーンの強力先行馬が引っ張る今回は、牝馬限定戦としては異色の展開・つまり「非スローで瞬発力が求められない展開」になると予想されます。ということは、エリ女のスローで持続力を殺された馬たちにリベンジの好機。


ニシノブルームーン
テン速くロングスパートも入った府中牝馬Sで番手につけ、それでいてリトルアマポーラと差のない競馬。ロングスパートで先行馬総崩れの府中Sではアクシオン・メイショウベルーガを完封。これでアマポーラに斤量3.5キロも貰いがあるのはチャンス。

◯ブラボーデイジー
終い3F11.2 - 10.8 - 11.8のヴィクトリアマイル2着でロングスパート・ハイペース耐性◯とみて。

▲クラウンプリンセス
テン速い小倉記念で前付けして3着と、牡馬相手で上々の内容。同じだけ走れば。

△リトルアマポーラ
府中牝馬Sで◎に先着…ってGⅠ馬ですが、人気と斤量でこの位置。



朝日杯の展望は師走で人並みに忙しかったので更新できませんでした。そしてまだネタが無いです^^;

ニシノメイゲツは迷うなー…

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第61回 阪神ジュベナイルF(JpnI)



…よく見るフレーズですが、本当にそうでしょうか?


08JF    ショウナンカッサイ(10人気4着)
08桜花賞 ハートオブクィーン(16人気4着)
07JF    エイムアットビップ
06JF    アストンマーチャン、ルミナスハーバー

09米子S  サンダルフォン(8人気4着)
09ストークS  クリノビスケット(15人気3着)
09チューリップ賞  サクラミモザ(7人気2着)
09アーリントンC  ダブルウェッジ((6人気1着)
08GホイップT  マッチメイト(14人気2着)


…キリが無いのでこのへんで止めておきますが、阪神1600って意外にスプリント実績に偏ってる馬の激走が多いんですよね(後にそうなる場合も含めて)。

特に強調したいのは、小倉1200との関連性。アストンマーチャン・サンダルフォンは小倉1200重賞の勝ち馬ですし、マッチメイトも北九州記念4着。そしてこのマッチメイト、なんと今年の小倉2歳S4着のパリスドールの兄なんですぜ…ピンと来ない人もいるかと思いますが、今回密かに出走してます(苦笑)


なぜ、阪神1600はスプリンターの激走が多いのか?

これは推測ですが、残り600~200地点に存在する「長い下り坂」が、生粋のスプリンターとマイラーとの「瞬発力差」を埋めているのかもしれません。下り坂なら起ち肩のコでも、ストライドが伸びて速い脚を使えるようになりますからね。



…前置きはこれくらいにして。

この阪神JFは改装以来、意外なほどハイペースになり、意外なほど持続力が問われるケースが続いています。

08 12.4 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 12.3 - 11.9 - 11.3 - 12.4
07 12.5 - 10.6 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.5 - 11.5 - 12.7
06 12.2 - 10.7 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.9 (これは別格)


今年も、多数出走している1200先行馬の存在・未勝利とはいえ1200で1分10秒台掛かってる馬場を考えると、07年のようにテンから速いペースになり、終いは我慢比べというレースになりそうです。



…で、そのような「我慢比べ」に強い馬というのはどういうタイプでしょうか。


12.2 - 10.7 - 11.6 - 12.0 - 11.9 -11.3 - 11.5》 

こういう緩急のある、終い1ハロンも速い時計が出るような流れで、殿から速い脚で差し切った馬なのか?


11.8 - 10.2 - 10.8 - 11.5 - 11.5 - 12.4

テンから一貫して速い流れで、終いは時計が掛かってるレースを前々で凌ぎきった馬なのか?


断然、後者でしょ!


サリエル
◯アニメイトバイオ
▲メイショウデイム
△ラナンキュラス
△タガノガルーダ
△アパパネ
△ベストクルーズ

8ba743d5.jpg







netkeiba.comより


今年のJFを難しくしているのは、ファンタジーSが特殊な流れになったことだと思います。

例年のファンタジーSはハイペースからの持続力が問われる展開になり、勝ち負けした馬には高いスピード・持続力が保証されます。ところが今年は(去年もそうでしたが)、終い1ハロンまで速いラップになる「上がり比べ」になってしまったため、我慢比べが想定される今回には全く繋がらない内容になってしまいました。

実際、勝ち馬タガノエリザベートは我慢比べになったききょうSて大敗を喫しており、ハイペースになっても同じ脚が使えるか?という点に関しては疑問が。


それならばむしろ、短距離実績しかない馬のほうが買える。という前衛的な結論に達しました…w

ま、ホームランは狙えるときに狙わなきゃ。


人気で拾うのは、どちらかというと我慢比べよりのレースに実績あるアニメイトバイオ・ラナンキュラス。血統的にはスピードタイプのアパパネ、ソラ使いベストクルーズ。

本命サリエルは、テン32秒台を前々で押し切った小倉1200の未勝利戦(2着ラブグランデー)を高く評価。時計も1000万クラスに迫るレベルでした。小倉2歳Sは近年にないスロー、外枠発走に影響されたもので、「我慢比べ」なら世代屈指のものがあると思ってます。

…PO馬だからといって贔屓してるわけでは決して無いです(苦笑)


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第45回 中日新聞杯(GIII)



まずは最近恒例の、コース図の確認からいきましょう。


pic_course_shiba.gif



①引き込み線からのスタートで、200mちょっと下りが続く。テンは速くなりやすい
②1~2コーナーはRがキツイ上に、緩やかな登り。ここでかなり緩む。
③3コーナー入り口から緩やかな下りが入り、600を切ってからは急激な下り。1~2コーナーで脚を溜めており、前が止まらないイメージからもロングスパートが引き起こされやすい


テンが速くなりやすく(先行不利)、ロングスパートも入る(先行不利)。それらの程度によって結果が大きく振れるコースですが、ペースが上がりやすい上級条件ほど、また雨が降ったときほど(前がバテる材料になるので)持続力が問われる条件といえます。


恐らく1番人気になるであろうアーネストリーは大原Sの圧勝・アル共2着からも持続力上位の存在ではありますが、不安点が3つ。

①頭が低い(ハミに頼る)走法で滑る馬場はどうか?稍重では3戦3敗
②テンが速くなったときに後ろの馬にやられないか?
③スローならスローで誰かにやられないか?

特にドリームサンデー&秋山の単騎逃げが叶いそうなだけに、③のパターンで底力が殺されるようなパターンを最も嫌いたいところ。

上記の全ての弱点を突けるのが、セントライト記念で持続力を・東スポ杯で瞬発力を・ダービーで重適性を証明したナカヤマフェスタ。「雨のステゴ」というセオリー的にもこちらを上にとりたくなります。スロー用に▲ドリームサンデーで、あとは重得意そうな馬たちを。

ナカヤマフェスタ
◯アーネストリー
▲ドリームサンデー
△トウショウウェイヴ
△デストラメンテ
△マヤノライジン


起きてから加筆修正の予定。



(追記)15:30

すっかり修正するのを忘れてました;

良馬場になっちゃったので、ナカヤマの単・アーネストリーとの馬連・マンハッタンスカイとのワイドで。

坂がニガテな馬が苦労する2大競馬場の一つ、阪神。腰の甘い馬・頭の高い走法の馬を割り引かなければならないコースなのですが、阪神JFに登録している馬にはその「坂がニガテそうな馬」が多すぎる。

ベストクルーズ、シンメイフジ、アニメイトバイオ、ステラリード。

全ての馬をチェックしたわけではないのですが、有力馬だけでもこんなに居るので困っちゃうんですよね…


何が困るかって、①単純に上記の馬を割り引いて予想をする のか、 ②みんな坂がニガテなのだから弱点の影響は相対的に無視できる のか、どちらの方針を取るかでシルシが全く違ってくるんですわ。

さすがに上記6頭が全部飛ぶとは思わないけれど、坂がニガテかどうか実際にレースを走る前に予見できる「フォーム分析」の利点を予想に全く活かさない訳にはいかないし、まったくどうしたものか…


あ、「シンメイフジは調教動いてるけど、坂がニガテかどうかに坂路での動きは関係ないの?」という疑問を持たれる方もいるかと思いますが、個人的にはあまり関係ないと考えてます。どういう因果関係なのかは不明ですが、「坂路は動くのに明らかに坂コースがニガテ」という馬がたくさんいるのが最大の理由です。オウケンブルースリとか坂路でかなり動くけど、かなり頭が高い馬なので恐らく坂ニガテですよ。


あと蛇足ですが、坂の巧拙に影響する要素、つまり「腰の甘さ」「頭の高さ」はだいたい遺伝します。アニメイトバイオの母父フレンチデピュティの産駒は頭の高い走法の馬が多いですし、父ゼンノロブロイの産駒にも同様の傾向があるようです。あとはマンカフェとかもかなぁ。これらの産駒は、多少トモの見栄えが良かろうと騙されてはいけません(自分はこれで何度も痛い目に…泣)



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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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