∴ フローラＳ 本当に１強？ 有力３頭の特徴と適性

皐月賞でなかなか反響があったので、またやっちゃいます。ＡＢＣ評価。といっても今回はＧⅠじゃないので、３頭だけの簡易版で・・・。

能力・・・勝ち切るだけの力があるか
距離適性・・・当該距離をこなせそうか
展開・・・枠、ペースなどの諸条件で恵まれそうか

Ａ・・・強気　　Ｂ・・・中立　　Ｃ・・・弱気

2　ベッラレイア
秋山騎手がベタ惚れするほどの馬。デビュー2戦目となるすみれＳでは道中やや掛かった上に4角での距離ロスが響き3着に敗れたが、続くあざみ賞では次元の違う末脚を見せつけて最後方から差しきり勝ち。脚色にはまだ余裕があったし、充分能力を感じさせる勝ち方だった。能力には何の不安もない。
難癖をつけるとすれば距離適性。手足や胴が長いとは言いづらいし、筋肉量の豊かな体形からはマイルがベストという印象を受ける。とは言ってもこのメンバーが相手なら、折り合いさえつけば充分対応できるとは思うが・・・。

能力　Ａ　　距離適性　Ｂ　　展開　Ｂ

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10　イクスキューズ
スローとなった桜花賞ではスタートで出遅れてしまった上に直線でもスムーズに捌けず、苦しいレースを強いられたが最後良く伸びて5着に食い込んだ。内容を考えれば3着馬との差は皆無で、ダイワスカーレットとウオッカが居ないここならば大威張りか。
馬体からは2000ｍにも充分対応できそうだし、競馬が上手なタイプなので距離延長は何の問題もないだろう。不安は出遅れのみ。

能力　Ａ　　距離適性　Ａ　　展開　Ｂ

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8　ランペイア
キャリアは僅か2戦のみでしかも未勝利を勝ったばかりという身ではあるが、2着に負けた新馬戦は決して低いレベルではなかったし負けた相手はあのナタラージャ。しかも3着以下を大きく離しており、2頭のレベルの高さを示すには充分な内容であった。実際、次走の未勝利戦では2着以下を軽く千切って楽勝している。
それよりも特筆したいのは馬体で、同厩のダイワスカーレットにも勝るとも劣らないと言えるくらいのパワフルな体形。とても牝馬とは思えない。将来重賞を勝てる・・・と思わせるだけのスケールはある。

能力　Ａ　　距離適性　Ａ　　展開　Ｂ

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以上の３頭が抜けているかな・・・というのが今のところの印象。多分馬券もこの３頭しか買いません。さらに言うと、ベッラレイアはオッズほど抜けた存在ではないと思います。多分ウオッカ、ダイワスカーレットに次ぐ３頭目に、という期待込みの人気だと思いますが、あの２頭は強いですよ。普通に強い馬ではとても勝てない。イクスキューズだって中々高いレベルの牝馬だと思いますが、それでも軽く千切られますからね。
ベッラレイアはオークスであの２頭と好勝負できるレベルに達しているでしょうか？少なくとも自分は、ここで躓いてしまう可能性も充分ある・・・と踏んでいます。果たして結果は？