忍者ブログ
ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
ADMIN | WRITE| RESPONSE
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

京都6R メイクデビュー

◎メイショウチャンプ

PO馬…というだけでなく、調教内容も結構優秀。


20101223 7:55 栗東
メイショウチャンプ 牝 55.1 -39.8 -25.5 -12.3

20101229 9:12 栗東
メイショウチャンプ 牝 52.0 -38.3 -25.8 -13.3

20110107 9:23 栗東
メイショウチャンプ 牝 54.9 -39.5 -25.7 -12.8

20110113 9:57 栗東
メイショウチャンプ 牝 55.5 -39.9 -25.5 -13.1


坂路でこれだけ動ける腰高馬ならラクに先行できそうですし、牧場コメントによると闘争心のあるタイプだそう。内回り京都マイルなら、こういう前々で押し切る馬が嵌りそうでは。


~ここから回顧~
12.3 - 11.2 - 11.6 - 12.8 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 12.3

前々で押し切る馬が嵌りそう…までは合っていたけれど、ハナを切って3馬身差で圧勝したのはナムラカーメリア。メイショウチャンプは見せ場無く8着に終わってしまいました。

それにしても、なぜここまで差が付いたのか首をひねりたくなるようなラップ構成。前後半に分ければ47.9-48.7で、確かに着差が開きやすい(後ろの馬もバテる)スピード勝負の展開だったと思いますが、だとするとますます引っ掛かるのが勝ち時計の1:36.6。同日の準OPと0.8差とはいえ、あちらは時計の出にくい後傾ラップ(49.3-46.1)。前傾ラップのこのレースとは数字以上の差があるはずで、実質的に2秒は遅い平凡な時計、という評価になるのだと思います。

この時計で末を失ってしまうようでは、メイショウチャンプの今後については、ちょっと大きなことは言えないかなぁ…頭の高い走法なので京都も良さそうだっただけに、余計に。でも繋ははっきり硬いほうなので、ダートや距離短縮で一変する余地はあるかも~というのは救いですけれど。ちょっと残念な結果でした。



逢坂山特別

◎テイエムシバスキー
〇ナリタシャトル
▲メイショウジンム

番手に付くのがスロー好きの岩田騎手&ナリタシャトルなら、テイエムが得意な型(スロー+ロングスパート)に持ち込める、と決め打ち。これなら先行・持続型の3頭で簡単にまとまります。単勝・馬連。


今日は一応以上で。


~ここから回顧~
12.2 - 11.1 - 13.0 - 13.0 - 12.8 - 12.9 - 11.8 - 11.2 - 11.4 - 12.1

ニシノメルモとのハナ争いがあった分テン2Fは速くなってますが、それ以外は想定通りのスロー+ロング(4F)スパートの展開。単勝は外しましたが〇→◎で決まって、馬連26.6倍が的中しました。5着だったメイショウジンムも前が詰まっていなければ突き抜ける勢いでしたし、我ながらほぼ完璧な予想だったと思います…って、ジンムに突き抜けられてたら単勝も馬連もハズレだったんですけどね; ユタカ様、ある意味グッジョブ。それは冗談としても、先週のナムラボルテージのときといい、最近前が詰まりすぎのような? うーん、内枠ではなんとなく買い辛くなってきました;


PR
今日はこの一鞍。


北大路特別

◎ナムラボルテージ

京都1800で先行馬が揃ったときは、平均的に脚を使う1400的な流れになりやすい。牝馬限定戦の割に実績がそういった展開に集中する馬が多くて選択に迷うのですが、瞬発戦の前走で惨敗したナムラボルテージに妙味アリと見て。


~ここから回顧~

12.5 - 11.0 - 11.7 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 12.1

おおよそ想定どおり、瞬発力よりもスピードと持続力を求められる流れ。4角を回った時点でのナムラボルテージの手応えは絶好で、あとは前が開くのを待つだけ・・・という態勢だったんですが、前が開いたのが残り100mではさすがに手遅れ。最後はよく詰めましたが、ハナ+ハナ+クビ差の4着。展開は嵌っていただけに、悔しいハズレ方でした;

次走の狙いとしては、スピード重視の展開が向かなかった組。3番人気12着だったラインドリームは小回り2000ばかり使われていますが、本来は阪神外回りあたりで瞬発力を活かす競馬が向くはず。人気が落ちれば狙ってみたいと思います。


あと余談ですが、込み合う時間帯のため〔記事の保存〕→〔読み込み中…〕→〔時間をおいてアクセスして下さい〕のエラー連発で、回顧を書くのに昨日と併せて3回かかってます; まあコピーしておけばいいだけなのですが…どうにかならんですかねぇ。

重賞予想よりも気楽に、日にいくつか予想してみます。


寒竹賞

◎エルヴィスバローズ
○ミヤビファルネーゼ

エルヴィスは前走、テン2ハロンで速いラップを刻みながら終いに再加速する脚を見せた点、東京ではまずまず長く脚を使っていた点から、なかなか総合力が高そう。

ミヤビはロージズインメイ産駒らしくハコ型体形だけに末の持続力はイマイチでしょうが、腹袋が魅力。スタミナが求められる流れになれば。


~ここから回顧~
12.5 - 10.8 - 12.7 - 12.5 - 13.3 - 12.7 - 12.8 - 12.3 - 11.5 - 11.8

テン速い流れから中盤ぎゅっと緩み、終いは瞬発力勝負。ペース配分的には先行馬と持続型がもの凄く損をして、瞬発型の差し馬がもの凄く得をする展開になりました。

本命のエルヴィスバローズは、昨年のローズSのオウケンサクラみたいな負け方。不利な展開を跳ね返すほどのスケールは無かったのはそうですが、現級の中山なら本来安定して走れるはずです。

対してミヤビは期待以上の頑張り。東京で4F勝負になればコロッと負けそうですが、こちらも小回りコースでは安定株になるはず。

勝ったターゲットマシンは比較的前目の位置取りから進めており、着差も含めて一枚上の内容。重賞でも通用しても。




許波多特別

○ダークシャドウ
○マイネルシュトルム

マイネルは終い4F45秒台を刻みながら2着に粘った昨春の烏丸特別がかなり強い。一番人気でヒヨって中途半端なスパートにならなければ、まず上位に来そう。

逆転あるなら持続力ある差し馬ダークシャドウ。ダンス産駒らしい細身なタイプで、平坦京都替わりは向くはず。単勝は買わず、馬連ワイドで。


13:55 追記

馬連2.8倍って…流石にケンします。


~ここから回顧~
12.3 - 11.2 - 12.4 - 12.1 - 12.0 - 12.6 - 13.1 - 12.6 - 11.7 - 11.4 - 11.9

マイネルシュトルムは内のポケットに入ってしまい、自分から仕掛けられず不得手の3Fスパートになってジ・エンド。ケンで助かりました;


15:25 追記

新春S
◎シゲルモトナリ…前走は瞬発力偏重の極端な展開。人気落ちを狙って。

~ここから回顧~
12.5 - 10.8 - 11.4 - 11.4 - 11.5 - 11.6 - 12.2

ハイペースから終いはだんだんラップが落ちていく消耗戦。モトナリはもともとこうしたラップに実績がないうえ、先行してマトモに巻き込まれてしまった形。2戦連続で極端な展開になりましたが、次走平均ペースなら巻き返すはず。

有馬記念
 
まずは先日のクイズの意図を説明します。
 
1 (正答 b
毎年秋天・JCの勝ち馬は有馬でも人気しますが、実際に有馬も勝ったのはこの20年で5頭のみ(延べ頭数。ディープ、ロブロイ、クリスエス×2、オペラオー)。
 
これだけ勝てていない原因につい て、世間では「秋最後のレースで、消耗度が大きな鍵になる…」というようなことが言われてきましたが、個人的はその見方にはあまり説得力を感じません。東 京ではあれだけ強いウオッカやブエナビスタが、東京ではほとんど走らないマツリダゴッホやドリームジャーニーに負ける原因は、消耗度…ではなく適性ですよね。
 
 
2 (正答 c
宝塚記念と迷うかもしれませんが、正解はcの天皇賞(春)。他にもディープ、マンハッタンカフェ、ナリタブライアン、イナリワンなどが該当しますが、オペラオー、サクラローレル、トップガンしか挙げなかったのは…問2は問3のために付け足した設問なので(汗)
 
 
3 (正答 栗毛、またはブラッシンググルームの血を持っている)
画像の栗毛馬は、かの大種牡馬ブラッシンググルーム。サクラローレルの父父・マヤノトップガンとテイエムオペラオーの母父で、大レースに強い血統として有名です。
 
戦績が似通っているだけに、毛色以外でも3頭のイメージが重なる部分は結構多くて、まずスタミナがある。長くいい脚を使える。でも切れない。ブラッシンググルーム以外は全然血統が違う3頭ですから、恐らくこの辺が、ブラッシンググルームが伝える特徴なのだと思います。
 
…もう大体バレてるでしょうが(苦笑)、今回のメンバーの中にも母父系にブラッシンググルームがあり、スタミナ豊富で長くいい脚を使え、切れ味足りない栗毛馬が一頭。

 
ペルーサ
〇ブエナビスタ
▲トーセンジョーダン


ペルーサのベストパフォーマンスはなんと言っても青葉賞。

12.5 - 10.8 - 11.8 - 12.7 - 12.2 - 12.6 - 13.2 - 12.2 - 11.8 - 11.5 - 11.3 - 11.7

1000mの通過が60秒0というペースで終い5F目から12.2に入る、「ハイペースかつロングスパート」のスタミナと持続力を求められる流れ。トゥザグローリー・アロマカフェ2頭のロングスパート型重賞馬でさえバテてしまう厳しい展開で、涼しい顔をしながら終い1ハロンまで11秒台を刻んだのがペルーサ。この1戦だけを見ても、テイエムオペラオー・サクラローレル・マヤノトップガンらと比べても遜色ないスタミナと持続力を感じます。

瞬発力勝負になりやすい東京2400より、テンがスローでも自然とロングスパートの流れになる淀の長丁場や阪神2200、中山2500の方が合うはず。そしてそういう流れは、ブエナが最も負けているシチュエーションでもあります。
得意の領分で、ペルーサ秋初めて能力を出し切った!と言われるようなパフォーマンスを期待。


pp06.jpgQ3.jpg









左:ペルーサ(JC時のフォトパドックより) 右:ブラッシンググルーム

トモの弱さが、爆発力不足の原因なんでしょうね。それにしても激似。


朝日杯


前売り単勝90倍のエーシンブランに真面目に

エーシンブランは父スウェプトオーヴァーボードの影響か、他の馬と比べると明らかに小柄でハコ(脚×胴)が小さい馬体。そのためフットワークのストライドで他馬に遅れをとり、末脚の絶対値や持続力を問われるような流れは本質的に向きそうに無いタイプ。同父の活躍馬キョウエイストームもエーシンブランと似たような小柄な馬体で、東京・新潟などの直線の長いコースでは凡走し、人気落ちした頃に中山マイルで激走…というのがパターンの馬でした。

そこでエーシンブランも直線の長いコースの戦績を無視してみると…

京王杯5着 東京 無視
いちょうS2着 東京 無視
ききょうS3着 阪神内回りだけれども、
.         終い(11.8 - 11.2 - 11.2)の瞬発力勝負なので無視
新潟2歳S4着 新潟 無視

と、ここ4走は全て適性外のレースだったことが分かります(先週のサンライズマックス並にレース選択間違われてますね)。


そこまで遡ってつき当たるのが、最大の買い材料であるダリア賞。

ダリア賞
12.3 - 10.5 - 11.3 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 12.0

1着 エーシンブラン   1:21.2(34.5)
2着 サイレントソニック 1:21.4(34.9)
3着 マイネルラクリマ  1:21.6(35.4)

レコード駆けして07朝日杯で人気になったスズジュピターよりも上がり・走破時計とも0.2速く、マイネルラクリマを0.4離した優秀な内容。ラスト1ハロン12.0も好評価。最近の適性外のレースで人気を落としていなければ、極端な話スズジュピターくらい人気してもおかしくない馬かと思います。

エーシンブラン
〇マイネルラクリマ
▲サダムパテック
△アドマイヤサガス



愛知杯

ここ最近のトゥニーポートのラップがちょっとおかしい。


大倉山1着
12.5 - 11.4 - 11.9 - 12.5 - 11.9 - 12.3 - 11.7 - 11.5 - 12.3

11秒台刻みすぎ…真ん中の12.5 - 11.9 がなだらかであれば、もっと離して勝てたはず


ローズS5着
12.2 - 10.6 - 11.3 - 12.6 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 11.0 - 11.7

テンにスプリント並のラップを刻んでおいて、終いに(11.6 - 11.0)まで加速しますか…


清水S2着
12.5 - 10.9 - 11.8 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.9 - 11.4

終い4F目に11.4に加速しているのが変だし、終い2F目11.9は溜めすぎのアンダーラップ。これでゴールスキーの2着…?


ユートピアS4着
12.3 - 10.9 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 11.4 - 11.1 - 11.7

終いに(11.4 - 11.1)を刻んだけれど、キレ負けですね。


逃げ馬が恵まれた(または巧く刻んだ)ラップが近走に全くないのに、そのくせ1、5、2、4着と安定した成績。これは恵まれたらどれだけ走るの?

トゥニーポート



追記

打ち上げ花火さんの大会に参加させていただきました。





ブログ内検索
プロフィール
HN:
Apollo
性別:
男性
趣味:
馬を観ること
自己紹介:
●予想のしかた
馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

●使う券種
三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

ラウンドワールド
サトノノブレス
タガノラルフ
ポップジェムズ
ネオウィズダム
アルバタックス
スペクトロライト
ファイアマーシャル
ラストグルーヴ
ディオジェーヌ




にほんブログ村 競馬ブログ 馬体・パドック理論へ
にほんブログ村
息抜きに・・・

Click to Play Stay The Distance
上キー・・・加速
下キー・・・減速
左右キー・・・移動
スペース・・・ジャンプ
コントロールキー・・・ムチ

右下のplayを押してから馬を選んでraceを押してスタート!飛ばし過ぎるとバテます。
コメントあざっす!
[11/10 erertyScota]
[11/02 SquiltDut]
[10/28 abesytahZoosy]
[09/11 buying steroids online]
[07/09 buy anabolic steroids]
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
忍者ブログ | [PR]
最新記事
ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

バーコード
アクセス解析