府中2000、苦手なんですよねぇ。ヘヴンリーロマンスが勝った年みたいな超スローは滅多に無いにしても、中盤が緩んで前がゴソっと残ったり、去年みたいにハロン12秒台を道中一個も挟まないマイル的な流れになったりと、とにかく展開を読めなければ話になりませんから。これがまた難しいんだよなぁ
まず、枠の並び。 1枠 1番 アサクサキングス
逃げはアサクサかキングストレイルか…ダイワスカーレットが引っ掛かれば行っちゃうんでしょうが、どっちみち上がりが掛かって欲しいアサクサがどれだけ突っ突くかでペースが決まりそうです。 もしアサクサが積極的に行って、マイル寄りの底力戦になると想定すれば休み明けのダイワ、さらに急仕上げっぽいアサクサは評価下げ対象。逆に評価上げしたいのが早いペースのマイルで実績ある馬たち。ウオッカとカンパニー、エアシェイディ、ドリームジャーニー、キングストレイル、トーセンキャプテンあたりですね。 マイル重賞を4度使って連対無し、ハイペースに強くないサクラメガワンダーはメイチ消し!
http://www.keibado.ne.jp/keibabook/itw/index.html 次にフォトパドックからの雑感。
アサクサキングス ちょっと太目。これで帰厩してから速い追い切り3本だけでは、息の方もどうなんでしょ?
アドマイヤフジ 今年は本当に馬体の張り艶が抜群。絶好調!
ウオッカ これは保存をお薦めします…筋肉は隆起し、無駄肉ゼロ。まさに彫刻。トモの張りも今までに無いくらいだし、生涯最高のデキかも?
エアシェイディ 1週前の段階で仕上がってるのに、さらに今週49.9-12.0と冗談みたいな時計。ここメイチ!
カンパニー 中間は馬体を戻しつつの調整で、調教は前走時より軽いくらい。しかし馬体が良くないという訳ではないし、ベストとはいかないまでも力は出せるデキにあるはず。
キングストレイル プラスかどうかは別にして、短距離を使ってきたことで頸・腹袋とも逞しくなり、張り艶もかなり。絶好調と言えそう。
ダイワスカーレット 調教量豊富で体はばっちり。あとは休み明けの分だけ。ちなみに腰高なので、急坂の阪神や中山よりかは東京の方が走りやすいはず。
タスカータソルテ 数字的な大きな変化は無いものの、全身に張りが出て以前とは印象が違う。こちらも絶好調。
ディープスカイ …丸いなぁ ま~NHKマイルC⇒ダービーの強行軍で調教もビシバシやったのに馬体が増えてたような馬ですから、元々脂肪はつきやすいタイプ。当日大幅に増えてなければ。
ドリームジャーニー 体重を感じさせない重量感、2400の重賞を勝ったとは思えない寸の詰まった馬体。良い意味でいつものドリームジャーニー。調子も引き続き良さそう。
ポップロック 全くの不振ですが、イマイチ原因が不明。そりゃあ昨秋のデキは良すぎでしたが、今期だって捨てたもんじゃないデキだと思うんですけどね。年齢か、精神面か…
さて…デキの良い馬が多くて困りますね(´∀`;) PR
脚、胴、頸、繋が長い。全体的に細身。肩は寝ていて、繋のクッションが良い。折り合いがつく。蹄は小型で薄目。 みたいな馬が、一般的に長距離適性があると言われてます。
では、歴代の菊花賞馬・春の天皇賞馬はそういったタイプばかりなのか?というと、実はそうでもないんですよね。アドマイヤジュピタ・ソングオブウインド・スズカマンボなどは、馬体的にはむしろ中距離に向いていそうなタイプに見えます。 本当に重要なのは、長距離適性ではなく実力そのもの。いくら距離が合ってなかろうと強ければ勝てますし、反対に適性があっても能力が無ければ馬券圏内には来れません。去年、ダンスインザダーク産駒で穴人気していたエイシンダードマンが、アサクサキングス・アルナスライン・ロックドゥカンブには先着出来なかったのは象徴的でしょう。
しかし、今年の場合はそもそも能力が抜けている馬が見当たりません。となると、少しは距離適性の有無も重要になってくるんじゃないでしょうか? ま、所詮『少しは』ですから、例えばシゲルフセルトあたりが勝っても全然不思議無いと思いますよ。僕自身、相馬の出る幕は殆んど無いと考えてますから( ̄▽ ̄;)
では前々日オッズの順に、馬体等の評価を…
オウケンブルースリ(1.9倍) 頸が長く、全体的にスラッとした体型。繋の長さ・角度とも文句無く、長距離適性はかなりある方。しかし、この馬の特筆すべき点はそこではありません。前肢を突っ張るようにしてなかなかスピードに乗れないスタートダッシュ、頭が下がらない走法、エンジンの掛かりの遅さ。つまり走ることにあまり前向きでは無い、というのがオウケンブルースリの特徴です。 パドックで忍び足のような歩様で、返し馬ではチョコチョコとしたフットワークで走る…まぁ、言ってみれば脚が痛そうな馬がレースに行くと、オウケンのような走り方をすることがよくあります。頭が高い、というのは前肢に体重を掛けていないことの裏返し。恐らく、オウケンも前肢に不安を抱えているんじゃないですかね? 左前肢の蹄が白く薄い。白い蹄というのは強度が弱いですし、薄いとか小さいのもそう。レースに行って右にモタれる(体重を掛ける)面が見られることからも、左前肢の蹄を痛がっているのだろうと推測します。(あくまで推測です) デビューが4月とか、明らかに遅すぎですよね。早期にデビュー出来なかった何らかの理由があるのは間違いありません。それが左前肢とは限りませんが、脚元がパンとすればもっと走るだろう、というのが僕の見解です。 淀の下り坂とか、前肢に応えそうなイメージがありますが…いつものズブさが下りで解消、みたいなのを期待するのはどうなんでしょうね。あとズブズブの消耗戦になると、脚の痛さで頑張れないかもしれません。ま、可能性の一つでしかありませんが。 かなり長くなりましたが、まとめると能力自体は上位、かつ適性も上位。だけど気になる点もある、というところです。
スマイルジャック(7.7倍) かなり馬体バランスの良い馬ではありますが、胴や脚の長さは長距離向きとは言えません。しかし、繋の長さ・柔らかさがあるのは大きな救い。折り合いさえ付けば、距離は全く問題ないでしょう。 トモの甘さが弱点で、それゆえ春はあと一歩足りない競馬続き。今回栗東に滞在することで、美浦よりもずっと勾配のキツイ坂路を乗り込めた(19本)ことはトモの強化にかなり役立ったはず。ウッドの追い切りではラスト1F11.6と超抜、その後計量の馬体重は前走比+20キロ。太目残りよりは上積みを期待したいところ。
ノットアローン(12.6倍) スラリとした体躯に、長く寝た繋。大きなハコ。長距離適性の面ではかなり期待したい一頭です。ノド鳴りは流石に気になりますが、去年は同じくノド鳴りのアルナスラインだって2着しましたしね。大金突っ込むならまだしも、そんなに過敏に反応する事はないと思います。 弱点の上がり性能の低さが、これまでにも増して関係なくなる京都3000。アサクサキングスのような早め先頭のレースが出来れば。
ベンチャーナイン(14.7倍) 先行すると激しくモタれるので追い込む競馬しか出来ない。小牧騎手とか豪腕が乗れば、今なら先行しても何とかなって良さそうなんですが、試して欲しいなあ。 というのも、追い込むレースだと上がり性能に限界があるせいで展開待ちなんですよね。スタミナはたっぷりあるのに、プリンシパルSや神戸新聞杯みたいにタフなレースにならないと突っ込んで来れない、という宝の持ち腐れ状態。距離は馬体的には全然問題ないと思います。スマイルジャック同様、こちらも栗東滞在効果で+24キロ。ガリガリだった春と比べれば、馬体は随分良くなってます。
スマートギア(17.4倍) 背が低めで頸も胴も短く、繋も短め。率直に言って3000が良いとは思えません。個人的にはカモだと思ってますが、そこは武豊。じっくり溜めまくって直線だけの競馬なら距離の克服は可能で、そんな感じの乗り方をしてくるはず。しかし、ペース締まっての3000となるとその競馬が通用するとは考えにくいですけど…バネは世代トップクラスだけに、スロー目の決め手勝負なら。去年のドリームジャーニーにイメージは近いですね。
ダイワワイルドボア(22.1倍) かなりの巨漢かつ骨太で、脚を速く回せないので上がりに限界あり。というのは、昨年のアサクサキングスに似てますね。距離は大丈夫でしょう。 また、この馬はソラ使い。一頭になるとしっぽをクルクルさせて真面目に走りません。前走もその辺に騎手が気を遣ってのレースでしたし、実力を軽く見るのは禁物。
ロードアリエス(22.6倍) パッと見で「あれ?アルナスライン?」と見間違えました。よくよく見ればまた違うんですが、それは置いといて… まず距離は大丈夫だと思います。前走のラスト6ハロンが12.4 - 11.9 - 11.6 - 11.2 - 11.9 - 12.6と、一番速いのがお終いから3つ目で、加速し始めが5つ目。これは常識的に見てかなり前にきついスパート。たぶんオウケンを同厩舎のミッキーチアフルがアシストするためだったんでしょうが、これに先行して付いていって0.4差というのは、相当評価できる内容。叩いて絞れ、坂路で自己ベストと上積み確実。モタれる馬なんで鮫島騎手は微妙ですが(実際に2回ともモタれて内に入ったロスあり)。藤田騎手なら完璧だったなぁ。
マイネルチャールズ(23.7倍) 背が低く、胴も短いピッチ走法。めちゃめちゃ柔らかい馬(多分3歳一)なのでなんとかなるかもしれませんが、距離はちょっと不安ですね。 松岡騎手が追い切り時「太目に感じたので追った」と話すくらいだったんで、1週前の写真だと太目残りに見えますが、調教後の馬体重を見る限りは大丈夫でしょう。他は今さら書くこともないっす。
アグネススターチ(23.8倍) 距離はこなせると思います。一番強かった内容がプリンシパルSだと思うんですが、しっかりベンチャーナインには差されてますしねぇ。何かしら恵まれるとしても、今度は先行勢が確りしてるし…イングランディーレくらい恵まれないと。
メイショウクオリア(26.9倍) 骨太のガッチリ体型。スピード持続力はそこそこと言ってもタカが知れてるし、きさらぎ賞で底は割れたし…京都3000で変わる可能性が無い以上、特に推す理由はありません。
ナムラクレセント(30.4倍) きさらぎ賞では馬場の悪い最内を突いて0.4差まで来ていたりと、元々能力は示していた。そのときから大きく馬体も増やし、力も付けているんでしょう。前走はスムーズならもう少し来ていたという和田騎手の談ですが、どうだろうなぁ…オオトビでテンが遅く、折り合いも少し難しい。終いの切れ味にも限界がある。何か欲しいですね。
ダイシンプラン(32.1倍) 体型的にはスラッとしているし、距離もこなせそうな雰囲気があるんですが、一昨日述べた通りかなりロスの多いフットワーク。アンカツが「豪快なフォーム」と評してましたが、前肢がガニ股で、後肢をブンブン外に振り回してればそう感じますよね。しかも蹄大きいし。特に後肢の外孤歩様はいただけません。距離が延びるほどその欠点は痛いはず。
ミッキーチアフル(32.5倍) この馬の出方が問題。能力はあるので普通の乗り方をすれば上位争い可能だと思いますが、まだオウケンをアシストなんて考えを持っているなら厳しい。もともと早めの競馬をする馬とはいえ、流石に前走の仕掛けはナメてるでしょ。そこんとこどうなんでしょうか。
シゲルフセルト(43.3倍) 短めの繋、母父バクシンオー。いくら見た目以上に距離が持つステイゴールド産駒とはいえ、流石に厳しいんじゃないかと思うのですが。
フローテーション(48.7倍) 父スペシャルウィーク、母父リアルシャダイの字面通り、かなりスラッとした体型。この馬のウィークポイントというのが左手前での走りのバランスの悪さで、殆んど斜め右を向いた格好で走ります(調教映像とか見てみて下さい)。左手前というと、右回りでは最後の直線で使う側。スプリングSでノリが必死に矯正しながら追っていたのが印象深いです。ただ、ラチを頼れる最内が当たったのは相当恵まれました。 ダービーでは、外に進路をとった馬のなかではディープスカイに次ぐ成績。外はビッシリ芝が生え揃って、ヨーロッパのような力の要る馬場だったため伸びないコースだったんですが、同じくところを通ったベンチャーナインには0.3先着しています。休み明けは全く走らないだけに前走は度外視、叩いた今回は一発あるはず。
ヤマニンキングリー(53.5倍) 体質が弱く未完成だった春当時でもトップクラスの走りをしていただけに、体が出来上がった秋は個人的にかなり期待してます。しかし肩が起ってるし筋肉質だし、3000はさすがに長い印象。2000くらいなら1番強いと思うんですが、どうなるでしょうか…。
ホワイトピルグリム(75.5倍) 何で平坦コースでしか走らないんだろう?と思ってたんですが、調教映像見て原因が分かりました。単純に腰高のせいです。 坂が苦手なくせにドリームジャーニーと1秒差とか、時計的にかなり評価できません?このオッズは完全に人気の盲点ですよね。ラジオNIKKEI賞除外されて良かったですわ、多分出てれば勝ってたし。
ドットコム(78.2倍) かなり不真面目で豪腕騎手が乗らないと反抗して走らない。そういう意味で岩田は良いし、ゆったりした走り方で距離も向きそう。骨太で脚は遅いでしょうから、何かしら展開の助けが必要。
力尽きたので富士ステークスはスルーで… しかし長文になってしまった。迷いが多い証拠っすね
馬券に使えるかどうかはまだ不明ですけど、ちょっと面白い発見を一つ。 “ダイシンプランは前肢ガ二股、後肢X脚”
デビュー以来、なんとなくフォームが変わってる馬だよな~と漠然と思ってましたけど、レース映像を見る限りではまず骨格そのものがおかしいんですよ。そして後肢はX脚の馬に多いという外孤歩様(外側に円を描くような脚運び)。ま~、不恰好というかロスの多い走り方です。 一口馬主をやってる方はご存知かもしれませんが、一般的にX(エックス)脚というのは脚元に負担が掛かりやすいと言われてます。レインボーペガサスなんかもそうですが、いわゆる『脚元がパンとする』まで強い調教を課すことが出来ず、なかなか本格化しないんですよね。レインボーはダートとか使ってましたし。 ガニ股はマンハッタンカフェ産駒に多いんですが、ヒカルオオゾラとかがその典型。「この馬はガニ股だからどーのこーの」みたいなのはあんまり聞きませんが、やっぱりなんとなく関節に負担が掛かりそうなイメージありせん?ガニ股走り。
そして、後肢X脚かつ前肢ガニ股のダイシンプラン… やっぱり脚元は弱いんかなあ。ハイレベルのきさらぎ賞で5着に入る実力がありながら、2勝目を挙げるのに時間が掛かったのはそのせいかも知れませんね。 しかし不恰好だわ( ̄▽ ̄;) ←コレが言いたかっただけ
最後に、昨日更新するとか言っといて遅くなってスミマセン プロスアンドコンズが新潟2歳Sにでるんなら予想がラクになったんですが、阪神1800の野路菊Sにまわるそうで。 まぁ、まだ出来てない馬だけに間隔を空けて大事に使うのはよろしい。目標は来年なのだから、今焦っても仕方ない。 よろしくないのは、先週のユーイチ発言。
マナクーラについて
ってことは、プロスは2番手ってこと?マナクーラはプロスより素材上なわけ?そんなことあるかーい!と思いつつレース映像観てみたら…うーん、確かに良い馬じゃないっすか 少なくともシンクリ産駒特有の鈍臭さは皆無。今回は1000mの通過が66.9という超スローだったんでまだ分かりませんが、ロベルト系らしい柔軟な筋肉してるんで多分スタミナ問われても大丈夫でしょうね、OPまでは。
まあ良いんすよ、別に祐一サンに捨てられても。ユタカ様に拾っていただければ><
さて本題。
ガンズオブナバロン ディープの甥っ子ですが、ちょっとタイプは違います。まず肩が起ってるし蹴りがそんなに強くないんでピッチ気味の走法です。具体的に言えば、ガンズは新馬戦のラスト1ハロンを約27完歩で走ってます。ディープインパクトのダービーが約23完歩、ガンズの父スペシャルウィークは約25完歩。 厩舎コメントによると「体を大きく使えるようになった」らしいんで、多少完歩が伸びてる可能性はありますが大して変わらんでしょう。となるとやはり“末比べに弱い”というピッチ走法特有の弱点は考えなければいけません。現に新馬戦は切れ負けですしね。 ちなみにコーナーを逆手前で回るところも初戦は見えましたが、前回を見る限りそれはもう大丈夫。あとは底力比べでどうか、というところ。ディープインパクトの血統は底力に優れる、という印象がありますが…一応はレコード出すくらいですしマズマズでしょうか。
マッハヴェロシティ こちらはメイショウボーラーの甥。肩は寝ている方。立ち写真の横見だと完成度が高い馬のようにも見えるんですけど、確か歩様はフラフラして甘かったはず。頭が高い走法になったのはトモがパンとしてないからでしょう。 その状態で上り33.1ですから、出来てくれば相当強くなるはず。追い切りは65.8-12.0と時計は良い。完成するのはまだ先でしょうけど、上昇度次第で一発も。 ちなみに同時期のメイショウボーラーの立ち写真を比べると…トモのサイズ、腹袋の実入りなんかは流石に見劣ります。その代わり距離は持ちそうな体型。まあ、新潟マイルですから一緒に走ったらメイショウのが強いでしょうね。
ダイワバーガンディ ダイワメジャーの甥…で良いんですよね?メジャー・スカーレットとも肩は寝気味の馬ですが、バーガンディは起ってます。その点はルージュ似ですけど、背丈があるのは叔父叔母似。 ん~…どうなんでしょうね。パッと見の馬体は良いものがあると思いますけど、首使いが高目なのが好きじゃないっす。これから変わるでしょうけどね。先行する(出来る、ではなく)のかどうかも怪しいところですし、新潟外回りの適性については疑問がある、と言って置きます。 この馬は一番評価が難しいっす。
カヴァリエ 起ち肩・腰高のスピード体型。フォームはセンスを感じるも、流石に新潟マイルは? という第一感ですから僕が調教師なら小倉2歳Sに使ってますけど、バクシンオー産駒の当該コース成績は存外悪くなかったり。こいつも悩みますなあ。普通のバクシンオーでそこそこ結果を出せてるのなら、フォームが良いこの馬はもっとやれたりして。 適性違うけど突っ込んでくる、みたいなことを起こす可能性はあるかと。
セイウンワンダー 初戦・2戦目とも4角逆手前で走ってますから、右コーナーはドヘタ!と言ってもいいでしょこれは。しかも遊び遊び走るようなところもある癖に、ツルマルジャパンとあの差。バネ感・姿勢の良さも文句無し。時計だけでは語れないスケールの大きさを感じます。 プロスアンドコンズのような決め手が無いだけに(欲張りすぎか)取りこぼす可能性はありますけど、左回りに替わるのはプラスでしょうし、馬券圏外に沈むとすれば気の悪さ・不器用さを出したときくらい?
バンガロール 肩が寝てる。走る姿勢も良い。ではなぜちょっと足りないんだ?と考えたら、やっぱり蹴りが平凡なんだろうと。立ち写真を見ても後駆が負けてるように感じますし、その点を補えればトップクラスの走りを見せるようになると思います。 陣営コメントによれば今回はかなり仕上げてきているそうですから、変わり身があれば良いんですが…坂路で追い切るようになったら注目してみたいです。
小倉は明日時間があれば…一頭一頭を長く書きすぎました∑( ̄口 ̄)
福島1800というコースは小回りに加えてスタート後の直線も短い事からハイペースになりやすい、と言う事が知られています。従ってスタミナ勝負になりやすいコースです。 ここのところ『馬体重とスタミナの関係』という話をよくしてますよね。軽い馬の方がスタミナがある、という。もしかしたら・・・と思って最近のこのレースの結果を調べてみたところ、案の定体重の軽い馬が活躍してましたよ。 2001年だけは3着以内に該当馬は居なかったのですが、シンガリ人気で5着というのでも充分でしょう。これって結構凄いデータかも・・・^^; 以前にも言ったかもしれませんが、体重が軽い馬というのは総じてスピードではやや劣ります。つまりスピード優先のコース・・・京都や東京、中京など・・・では負ける事が多く、またそういう馬は人気にもなりにくいし、斤量も軽くなる。 そして福島1800のようなスタミナコースに替わって穴を開ける、というのがパターンみたいですね。 上の表によると、牡馬では430~450キロ台の馬、牝馬では400~430キロ台の馬が活躍するようです。今回の出走馬の中でこの条件に該当するのは・・・
以上の3頭です。どの馬も良いカンジに人気ないですね。 穴候補の紐で、という買い方で良いと思います。 一応断わって置くと、スタミナは馬体重だけで決まるわけではないので、あしからず^^; 昨年の記事の再掲です。ん~、1年も経ったのかぁ。今読むと根拠の説明が微妙ですけど、該当馬の中ではスクリーンヒーローが14番人気2着と激走しましたよね~・・・買ってなかったけど(泣) まあこの「体重が軽い馬はスタミナがある」という法則、ミスプロみたいなスピード血統が体重重い傾向になるのと同じ理屈で成立します。つまり速筋(太くなりやすい筋繊維・持久力は乏しいが一瞬の収縮力に優れる)が少ないのでスピードを出すようなことは苦手だけれども、遅筋(太くなりにくい筋繊維・収縮力は弱いが持久力に優れる)が多いので、消耗戦に強く簡単にはバテない。という感じです。 簡単に言えば、陸上の100m選手とマラソンランナーとの違いですよね。あくまで骨格云々抜きで、筋肉の見た目に限った話ですが。上にも書いてますけど、これだけでスタミナが決まるわけではないので悪しからず。 で本題に入りますが、今年も体重が軽くて人気無い馬が居ましたよ!その名もハンターキリシマ(牡馬・前走馬体重418キロ)。けっこう馬体重は低めの馬が揃ってるメンバーですけど、ダントツで軽いです。雨馬場の京都マイルを持続ラップで勝ち、前走の東京マイルではシンガリから行って切れ負け、という戦績。良いでしょう? 父サイレントハンター・母父トニービンと血統的にも持続寄り。母はナスルーラ系の塊みたいな血統で、しかもサイレントハンターもナスルーラを持ってますから、テンに仕掛けられないほどの気性の悪さは血統からなんでしょう。福島1800はスタミナさえあれば届くコースですから、脚質がマイナスにならないのもプラスです。 しかし、これは体重以外では殆んど買い要素無いなあ。パドックでは多分無理です。万が一拾うとすればラッパーくらい? ミッキーチアフル・ロードニュースターといった強い連中が揃って除外になっていなければ、僕も見向きしませんでしたが・・・人気はノットアローン・モンテクリスエス・ダイバーシティあたりでしょうか。別段他に買える馬が居るわけでもないし、◎ハンターキリシマもアリかな?マジで。
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馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。
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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。
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