オークス勝てば凱旋門賞挑戦!とか、どうなんでしょうねぇ。
ブエナビスタは兄のアドマイヤオーラに似て、ちょっと腹袋が乏しいタイプなんで、持久力面ではトップクラスに入ると見劣りするのでは?と考えています。 『女ディープ』とか、さすがに言いすぎでしょ ディープインパクトは、ブエナビスタにも勝る切れ味に加え、大きな腹袋を源とする持久力を備えていたからこそスーパーホースなのであって、それと同列に語るのは如何なものかと。 ディープインパクトの馬体写真 http://www.keibado.ne.jp/keibabook/061225/photo04.html まあ同世代の牝馬同士、しかもスローになり易いオークスなら、ブエナビスタも適性的には問題ないんでしょうけど。 そういえば最近気付いたんですが、リファール系を血統表に持ってる馬って割と腹袋があるタイプが多いですね。 ダンシングブレーヴ、キングヘイロー、ホワイトマズル、アルザオ(ディープの母父)、コマンダーインチーフ。 天下を取るには、こういったスタミナを補完する血が必須なのかも知れません。 つづく! PR
前々回の記事タイトルに引っ掛けて、ということでもないんですけど… 自分の中にあるモヤモヤを文章にして整理したいのと、たまには愚痴を吐きたいというのもあってキーボードを叩いています。
きっかけは弥生賞。 本命に推したセイウンワンダーは大敗。最終レースのあとウインズで流されたパトロール映像を食い入るように見て、自分なりに出したセイウンワンダーの敗因は『右回り不向き』でした。
その根拠はごくごくシンプル。
①本来ならトビの大きいキレイなフットワークで走る馬なのに、右コーナーを回るときは他の馬と比べても極端にフォームが小さくなっている ②4角を回っているときに3完歩ほど逆手前で走っている
客観的に見て正しいだろうと言えるくらい明らかな特徴でしたし、②の逆手前は新馬戦・未勝利戦でも見られたこと。今回一度きりのアクシデントでもない。 でも帰宅してラジオNIKKEIのHPで岩田騎手の敗戦の弁を確認したら、「右回り」のミの字も出てなかったんですよね…
8着 セイウンワンダー(岩田騎手)
う~ん…
確かに太目残り、というより中身が出来てないのはあったと思います。 ロベルト系は見た目で仕上がり具合を判断し辛いし、そもそも「ブライアンズタイム産駒は叩き良化型」みたいな格言があるくらい鉄砲不向き(仕上がりが遅い)血統でもありますしね。
しかし、とはいえ。 右回りが下手、というのも僕は敗因の一つだったと思うんですよね。
問題はそれが本当に正しいのか?ということ。 自分の見る目を信用できるのか?ということ。
A:コーナー2つとはいえ、中山でGⅠを勝っている馬が右回りが下手なはずは無い。 B:いやそれは違う、上記の①②の方が客観的に特徴を捉えている。セイウンワンダーはやはり右回り不得手だ。
個人的には、後者の意見はかなり正しいように思うのだ。
でも自分以外でこんなことを言ってる人が居ないし… そもそも①②の特徴から右回りが下手と結論付けることが間違っているのかもしれないし… 自分の見方は本当に正しいのだろうか?と不安になる。
結局は「自分の意見にどれだけ自信が持てるか?」というところに行き着くことは分かってるんですけど、一朝一夕ではどうにもならんですよね。気持ちの問題、という訳でもないですし。 これを乗り越えないうちは何年経っても半人前だ、という危機感がなんとなくあるんですが…今年中には、この壁破れるかなぁ。
書いた人も整理がついてない読み辛い文章でスミマセンでした。 ふぅ~、頑張ろ。とりあえず自信つけなければ。
急に思い出したんで、忘れないうちに書いておきます。 『ウオッカはソラを使う説』(今さらながらイマイチなネーミングだな…)の代案です。
まず最初に、なぜ僕が「ウオッカがソラを使っている可能性」について考えるようになったのか、ということから改めて説明しますと
①秋華賞の映像が顕著ですけど、4角でのウオッカは首・前肢を目一杯伸ばし、後肢で思いっきり蹴る、という素晴らしいフォームで走ってました。しかし、直線半ばに差し掛かってレインダンスと併せ馬になると首が上がり、スピードも衰える感じに。ヴィクトリアマイルでも一瞬は素晴らしい伸びを見せたものの、エイジアンウインズに並びかけるあたりから首が上がる走りに。JC、京都記念も似たような内容。 ②「抜け出してからソラを使ったぶん突き放せなかったが、良い追い切りだった」という厩舎コメント(いつのかは忘れました) ③「四位くんとユタカくんは似たようなタイプだが、違うタイプの岩田くんで変わり身を見せてくれないかな」という角居調教師のコメント(※ソラを使う馬には豪腕騎手!というのは常識です、念のため)
レッズフィールドやオネストジョンみたいに、先頭に立つと明らかに首が高くなる馬なら「ソラ使う馬」と断定できるんですが、ウオッカの場合はそれが目立たない程度。しかし②③から、多分ソラを使ってるんだろうな~…という推量をしていたんです。 まあ妥当って言えば妥当ですよね。岩田に乗り替わったらすぐ勝ったし。
で、代案ですが…ネーミングはどうしようかな。 とりあえず『ウオッカは一瞬しか良い脚を使えない説』とでもしておきましょうか。
①パドック見る人の間では常識ですけど、ウオッカは『腰が甘い』馬。甘い、というのは説明し辛いんですけど、そういう馬は腰の力が必要になる急坂や荒れ馬場は苦手、という傾向があります(この辺は人それぞれで見解が違うかもしれません) ②首が高くなるということは2通りの意味があって、『前に進みたくないという意思表示』と『重心を後ろに持っていかないと腰の踏ん張りが利かない』、というもの。 前者の場合は『ソラを使っている』と表現します。まあ、ソラにも色々あるんですけど。 後者はですね~…簡単に言うとバテてるんですよ。人間の長距離走で言うと、猫背になってる感じが近いと思います。疲れて理想の姿勢を保てなくなった、ということです。 ③腰が甘い、ということとバテやすい、ということは必ずしもイコールではありませんが、大体近いもんかもしれません(この辺も人それぞれで見解が違うかもしれません)
つまり、ウオッカは1ハロン位は素晴らしいフォームで走れるが、すぐにバテる。長く脚を使わなければならない追い込みよりは先行策がベター。
『ソラ説』と『一瞬脚説』、どっちを使ってもそれなりに説明できるんですよね、ウオッカの負けパターンを。
客観的に見て、どっちが正しいんでしょうかねー?どっちもそれなりに根拠あるもんなぁ…決めかねますわ僕には。 ユタカの意見が聞きたいっすね!あと岩田も。でもウオッカの弱点をバラすことになるので、引退するまでは無理かな~。武豊TVあたりで喋ってくれれば良いんですが。 サムネイルをクリックすると大きな画像が出ます ラジオNIKKEI賞に登録しているこの馬のお腹、真ん中あたりがびよーんと垂れ下がっていますけど決して太いわけではありません。 幼い頃から慢性的な疝痛を患っていたために、昨年5月・・・つまり2歳時に開腹手術を行ったダイバーシティ。このお腹はそういった手術を受けたことのある馬に見られる特徴で、縫合が上手く治るとこんな感じになるのだそうな。 競馬ブックオンラインの写真を見て気付いたので、珍しいなーと思いアップしました。手術の話はどの新聞にも載ってると思いますけど、この手術跡についてはあまり触れられてないんじゃないですかね? そして目を凝らしてみると、なんとなく縫い目が見えてくるような・・・ちょっとグロいっすねグロいから触れられないのかな? 看護婦さんに採血されてる自分の血液を見ただけで気分が悪くなる人間ですから、こういうのは大の苦手だったりします>< 競走馬が右コーナーをギャロップ( 襲歩)で走る際、 遠心力に逆らって速いスピードで駆け抜けるためには曲がる方向、つまり右側に体重を残しておく必要があります。
そのために体の内側の右前肢を軸足として、左後肢→右後肢→左前肢→右前肢の順で着地させる。これが「右手前」です。4本の脚が宙に浮く寸前の右前肢の一蹴りが、コーナーリング中の姿勢を調整する大事な大事な役割を果たします。 ではもし、右後肢→左後肢→右前肢→左前肢の順で着地させる「左手前」で右コーナーを回ろうとすると、一体どうなるのか。 進行方向に対しての外側・左前肢を軸足にする・・・つまり遠心力の影響を強く受ける側の脚で最後の一蹴りを入れなければならないわけで、非常に走り辛い、安定を欠いた走法となってしまいます。 宝塚記念で12着に惨敗・左後繋靭帯断裂の重傷を負ったロックドゥカンブ。レース映像を観れば分かりますが、4コーナーを普通と逆の手前である「左手前」で走っていました。 競走馬が骨折などの大きな怪我を負うのは、大抵が走行中にバランスを崩して1部に極端な負担が掛かったとき。ただでさえ走りにくい雨馬場を安定を欠く逆手前でコーナーを走ったために、遠心力を受ける外側の脚・左後肢の繋に、とてつもなく大きな負担が・・・いつもとは違う角度から、掛かってしまったようです。 天性の繋の柔らかさも、仇となったのでしょうね・・・。こんな不幸な事故はないっすよ
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