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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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別にドラフト制ではないけれど、敢えて順位を付けるなら以下が牡馬の1~3位。偶然にもネタっぽいチョイスというか組み合わせになってますが…たまたまです。



①ヴィジャイ

父ディープインパクト
母オイスターチケット
栗東・松田国英厩舎

08ダービー3着馬ブラックシェルの半弟。筋肉ムキムキ・繋ぎ硬めで芝ダート兼用タイプの兄と比べて、シャープで柔らかそうな、より芝の中長距離向きの体つき。シェルズレイ・ダブルティンパニーと芝馬にしては骨太過ぎる感のある兄弟でしたが、筋肉量・骨量が少なめなディープインパクトが配合相手としてちょうど良かったようです。

ディープ(母父リファール系)×ウイニングチケット(トニービン)なら腹袋も後ろから見れば悪くはないでしょうし、脚長・胴長・寝肩で繋とトモも理想的。絵に描いたような東京2400向きの馬体で、ダービーを意識しての指名。


②テーオーゼウス

父タニノギムレット
母シーセモア
栗東・藤岡健一厩舎

08ダービー2着馬スマイルジャックの全弟。前駆・腹袋・後肢のどこを見てもガッチリとした造りで兄とはタイプは異なりますが、皮膚も薄いし完成度の高そうな馬。強いて言えばもう少し胸に深さが欲しいところですが、繋の角度やスネの盛り上がりも良いし、とにかく欠点が少ない馬体。しかも吉澤ステーブル(毎年活躍馬を多数輩出)の場長が「ウチで一番の動き」とベタ褒めですから、走らんことはないでしょう。


③リーサムポイント

父アグネスタキオン
母バーシャ
美浦・大江原厩舎

タキオン×チーフズクラウンという配合は08ダービー馬ディープスカイと一緒で、胴長寝肩で胸の深い栗毛の馬体もスカイそっくり。ヴィジャイ・

もちろん東京2400も合いそうですけど、それ以上にマッチしそうなのがデビュー予定地の新潟。

新潟は基本的にスローから長く良い脚を使える馬が強いコースですけど、そういう競馬にめっぽう強いのがオオトビで持続力のある血として(一部で)有名なチーフズクラウン。過去にもマイネルレコルトやエアセレソンが同コースの重賞を制していますし、昨年の新潟2歳Sでは15番人気フローライゼ(父のニューイングランドの母父がチーフズクラウン)が激走。例えデビュー戦で目立つ上がりを使っていなくてもマークしなければならないほど、新潟ではよく走る血統です。
(単純に回収率も高い)

僕の指名馬の中では最もデビューが早そうで、もちろん標準は新潟2歳S。

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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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