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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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ジャパンカップ
12.8 - 11.7 - 11.9 - 12.3 - 12.0 - 12.7 - 12.9 - 12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9

終い4F目がやや緩いけど5F目の12.0は十分に速く、レース直後の印象よりはかなりロングスパート寄りのラップ推移。

こういう長く脚を使う流れだと普通3F目に11.2なんて数字は刻めないし、ラスト1Fも12秒後半に落ち込みそうなものなんですが、その辺はやっぱりレベルが違うな~という印象。もしもメンバーが違ければシャガーメイルが差し切っていても全然おかしくないラップだったと思いますが、前にもっと強い馬が1+2頭居たということで…予想はひとまず完敗。有馬は馬場次第ですが今回とは一味違うレース質になると思うので、借りを返せるよう頑張ります。もちろん穴で。

ところで先週は2歳戦も動きがあったんですが、期待馬ヴィジャイは母系譲りの臆病さを炸裂させて引っかかりまくり、さらに4角を逆手前で走る滅茶苦茶な競馬で惨敗。力負けではないのはそうなんですけど、他馬に囲まれるレースで我慢出来ない…というこの弱点、今後も悩みの種になりそう。

一方、(実は知らなかったんですが)日曜の白菊賞に出走した…していた(汗)ドナウブルーは、終い一辺倒のラップを後方から差し切り見事完勝。テン速い流れを先行した新馬戦とはまったく違う内容で、かわいげが無いくらいの万能っぷりを見せてくれました。

興味がある方は映像をチェックして戴きたいのですが、長い後肢を存分に生かした蹴りの深さと、そこから生まれる爆発力。これはなかなか迫力ありますよ(ちなみにラスト1Fは10秒台)。一般的には馬見で嫌われることも多い腰高体型ですが、やはり自分は万能馬であるための条件の一つだと思うんですよね。自然と前傾姿勢になることで前肢への負担が増すのは確かにデメリットでしょうが…。

そういえば某クラブは腰高馬がほとんど居ないような気がするんですが、そこのところ総帥がどう考えているのか、実は前々から興味持ってます。やっぱり丈夫さ重視なのかなぁ…っと、最後は脱線ばかりでスミマセン;
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 無題
そっすねぇ。終い2つ目でなく3つ目の11.2ってのが、そこはかとなく、うーんと舌を巻かされます。
まっすぐ向いてから一気の脚、さらに最後まで4つ11秒台並べきるってのは弱いレースとはとても言い難いです。
やっぱりG1ですね~。たいしたもんです。
腰高体型ですが、確かになんでか嫌われる傾向がありますよね?
まあ、私の場合、背中も高いほうが良いし、腰も高いほうが良いしでいくので、先生、肉がついてきませんっ!て傾向があるんで、痛し痒しですけど。
たま 2010/12/02 23:43 *edit
 瞬発かつ持続
締まったペースも良いですが、これはこれで内容ありますよね。最近ロングスパート研究に凝ってるのもあって余計に違和感持ちました。スローロンスパのエナにはちょっと逆らえそうにないですねぇ。

背中も腰も高くて肉もある馬は大体名馬ですから、数はそう無いでしょうねw
でもダイワメジャーとか、あの馬格ならそんなタイプを量産しそうな気がします。
Apollo 2010/12/04 00:55 *edit
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馬体、血統、ラップ予想をリンク。3つの手法それぞれの強みを活かします。

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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。

●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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