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アルゼンチン共和国杯


東京2500というコースは、

①スタート直後の直線が長くなるぶん、テンのペースが速くなる
②東京はコーナーが緩く、また向正面に下りがあるため、一度上がったペースが落ちにくい

といった理由から、東京2400よりも締まったペースになります。


アルゼンチン共和国杯の近5年の平均レース上がりが3F35.46であるのに対し、ジャパンカップは34.54。ざっと1秒は違います。それだけアルゼンチン共和国杯はタフなレースなのです。


とはいえ東京コースですから、スタミナだけでは勝ち切れません。高い底力、鋭い末脚。両方を兼ね備えた馬でなければ勝負にならない点が、出世レースとなっている所以でしょう。


ギュスターヴクライ
○ムスカテール
▲オーシャンブルー
△メーヴェ


人気でも本命はギュスターヴクライ。自ら勝ちに動いた前走こそ落としましたが、阪神大賞典で錚々たる相手に勝ち切ったこと、速い上がりを使える点から動かぬ中心。

対抗ムスカテール。2走前の新潟記念は、ラップの数字以上に先行不利になりがちなコースを3番手から0.1差5着。同じく先行して6着だったスマートシルエットは、次走の府中牝馬Sで5番人気2着。父のマヤノトップガン、母母父トップヴィル(オペラハウス、モンジューの母父・昨年3着カワキタコマンドの母母父)という血統面も強調材料。

単穴にオーシャンブルー。締まったペースでレベルの高い内容だった前走で上がり最速1着。やや格は落ちますが、末の持続力は強力ですし恵まれやすい後方待機組でもあり。

4番手メーヴェ。父モティベイター、母父シャーリーハイツという重厚な血統でありながら東京で実績を残している馬。コスモヘレノスにダブります。


ルルーシュは右回りではかなりモタれるので、確かに東京替りは魅力。ただタフな東京2500を先行して押し切るには、それこそGⅠに手が届くレベルのスタミナが必要。まだその域には達していないでしょう。



みやこSは「ハタノヴァンクールは届かない」と見てニホンピロアワーズ○ローマンレジェンド。



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 みやこS
◎ハタノヴァンクール

アルゼンチン

◎ルルーシュ

で単勝で。
jungle 2012/11/04 15:35 *edit
 まさかの4角先頭から
どうもです、ルルーシュ強かったですねぇ!オメです。
この勝ち方であれば、JCでもチャンスがあるでしょうか。いや、びっくりしました。
Apollo 2012/11/04 16:22 *edit


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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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