斤量の影響は「1kg1馬身、長距離では1kg2馬身」なんてよくいいますが、データ的にはそれは全くのウソ。 2400m以上のハンデ重賞の場合はハンデが57.5~59.0キロが最も成績が良く、勝率18%・複勝率40%、単回収率は80%。対して1200以下は51.5~53.0キロが最も好成績で、単回収率はおどろきの300%越え。逆に57.5~59.0キロだと単回収率はなんと11%!勝率はたったの6%です。長距離とはえらい違いますね。短距離は斤量命!ってくらいのスタンスで丁度いいみたいです。 となると前走から斤量が2キロも増えるウエスタンダンサーは牝馬で56キロ、牡馬換算で58.0キロなわけですから、このデータ的には単勝を買う価値が全くない、ということに(笑) 近走のデキの良さは認めますが押さえまでの評価にしておきます。 本命は54キロのモルトグランデ。ソラ使いのため1600万クラスを卒業するのに時間を要しましたが、逆に考えれば昇級即通用の可能性も普通より高め。ソラ使いは惨敗するまで狙え、です。追える藤田騎手なら突き抜けまで!
◎モルトグランデ
若駒戦の東京1800は中盤緩んでの上がり3ハロン勝負になりやすく、先行しつつ高速上がりを使える馬が最も勝利に近いコース。 人気のトーセンジョーダンは今まで34秒台の脚を使ったことは一度もありませんが、東京で中盤緩めばどうか?という判断は難しいところ。ジャンポケ産駒特有の起ち肩・掻き込むフットワークや、短い首・がに股気味の走法はトップスピードが求められる場面においてはマイナス要因であるものの、切れ者ダークメッセージの弟という血統背景・兄に良く似た堅めの繋・兄以上の容量があるトモからは、34秒前半くらいなら先行しても使える…と判断するのが妥当でしょうね。かなり勝利に近い馬の一頭です。 がしかし、だがしかし。トーセンの1着が濃いと分かってはいるものの、僕は敢えてプロスアンドコンズを本命にしたい。 長躯短背、寝肩、理想的な角度と長さ繋、スラリと長い頸とそれを上手く活かしたリズム感の良い走法は、どこからどう見ても一流馬のそれ。数少ない欠点が右後肢飛節の弱さからくる左手前下手ですが、左回りの今回なら直線で右手前を使えるので前走・前々走あたりとは一味違った伸びを見せるはず。右回り下手はまだバレてないでしょうから、馬券的な妙味があるのは今回が最初で最後!多少の展開不利も跳ね返せないようではダービーがどうのこうのなんて言えなくなっちゃうし、鮮やかな差し切りを期待してます。
◎プロスアンドコンズ
netkeiba.comより PR
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