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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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ラジオNIKKEI杯2歳ステークス

余計なことかもしれませんが、ショウナンマイティ・ウインバリアシオンと、母父ストームバード系の2頭が上位人気しているのが気に掛かります。

少しややこしい話になりますが、このストームバード系というのは前肢の管(※)が長く、肢に負担が掛かりやすい馬が多い、という特徴があります(詳しく説明は省きますが、テコに似た理屈です)。

※管…前肢の膝と球節のあいだの部分。ソエや屈腱炎など、競争馬の怪我が最も集中する。


ショウナンマイティはまだ馬体の確認が取れてませんが、ウインバリアシオンは確かにストームバードの血が出た、管が長めの馬体。実は管が長いことは競争能力にも影響していて、狭いスペースでは長い脚が邪魔になって本来のストライドで走れない(つまり揉まれ弱い)、という馬は本当に多いです(ビエンナーレやファイアーフロート、タガノエリザベートなど。揉まれ弱さは精神面に起因するイメージがありますが、馬体にも原因があるというのはパドック派の間では割と有名です)。

ウインバリアシオンは大外枠に入りましたから揉まれ弱さが今回出ることはないでしょうが、実はそういう馬かもしれない、という指摘を良い機会ですからしておきます。以上、馬体・血統小咄でした。

…すいません、予想とはあまり関係ないです?

◎オールアズワン
○コティリオン


調教イマイチという話もありますが、阪神2000ならスタミナ・持続力・瞬発力をバランス良く備えたオールアズワンを素直に信頼。アンカツですから脚を測る乗り方をするかもしれませんが、前に行ってロングスパートを打てばそうそう捕まらないはずです。

対抗に置いたコティリオンはハミを噛むタイプかもしれませんが、馬体的には寝肩腰高腹袋の万能型ですし、前2走で見せた高いスピード・瞬発力は魅力的。以前も書いたようにPOGで迷った末に指名をやめた馬なので、走られた時の精神的ダメージを補う意味でも押さえておきます。

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Q.1(30点)
有馬記念は秋の古馬GⅠ3連戦で唯一中山競馬場で行われますが、では過去20年の勝ち馬のうち「同年の秋天またはJCを制していた馬」は、はたして何頭でしょうか(ただし重複を含む)。

a 3頭
b 5頭
c 7頭
d 9頭


Q.2(20点)
テイエムオペラオー、マヤノトップガン、サクラローレル。この3頭が共通して制しているGⅠは有馬記念と、次のうちのどれでしょうか。

a 宝塚記念
b 菊花賞
c 天皇賞(春)
d JC


Q.3(50点+α)
下の画像は、Q.2で挙げた3頭の共通点を示したものです。その共通点を1つ以上お答え下さい。
(記述式)


Q3.jpg











…一応断わっておきますが有馬記念の前フリです。全問正解しても賞品は出ませんが、色々とニヤニヤできるかと。


朝日杯FS
12.2 - 11.0 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0

特徴的なのがテン2Fの速さと4~5F区間の遅さ、それとラスト1F12.0の速さ。ペースの速い序盤で無理せず後方に控え、中盤押し上げて切れる脚を使える、という馬に最も向いた展開で、上位の顔ぶれは比較的「展開なり」だと思います。

人気を集めたサダムパテックは折り合いを欠いたこともありますが、右回りでは内にモタれる上に身体が柔らかい(=緩い)馬なので、結果的には中山替わりが逆風になったか?やはり東京がベストコースでしょうから、共同通信杯やNHKマイルあたりならまだまだ良いところがあるでしょう。でもクラシックは遠のいちゃいましたかね。

…それにしてもグランプリボスかぁ。フォトバドックを観て完全なスプリンターと踏んで真っ先に消しただけに、これはかなり驚きました。しかしやはり将来的には短いところの馬になると思うんですけどねぇ。デムーロ騎手は「将来良いマイラーになるよ!」とか言ってますが、はてどちらの見立てが当たるか。

あとエーシンブランは直線サダムパテックに少し寄られてバランスを崩すところがありましたが、蛯名騎手によるとその時点で余力は無かった模様。パトロール映像を見るとサダムの動きが微細で制裁対象にならない程度だった…ということは分かりましたが、それでも「尚エーシンブラン号が躓いた件については…」みたいな説明をしておかないと分かりにくいケースだったと思います(正直パトロール映像見るまでイライラしてました)。エーシンが1番人気だったら間違いなく審議になるか、放送で説明してたよなぁ。JRAは人気で差別している気がしてなりません。
朝日杯


前売り単勝90倍のエーシンブランに真面目に

エーシンブランは父スウェプトオーヴァーボードの影響か、他の馬と比べると明らかに小柄でハコ(脚×胴)が小さい馬体。そのためフットワークのストライドで他馬に遅れをとり、末脚の絶対値や持続力を問われるような流れは本質的に向きそうに無いタイプ。同父の活躍馬キョウエイストームもエーシンブランと似たような小柄な馬体で、東京・新潟などの直線の長いコースでは凡走し、人気落ちした頃に中山マイルで激走…というのがパターンの馬でした。

そこでエーシンブランも直線の長いコースの戦績を無視してみると…

京王杯5着 東京 無視
いちょうS2着 東京 無視
ききょうS3着 阪神内回りだけれども、
.         終い(11.8 - 11.2 - 11.2)の瞬発力勝負なので無視
新潟2歳S4着 新潟 無視

と、ここ4走は全て適性外のレースだったことが分かります(先週のサンライズマックス並にレース選択間違われてますね)。


そこまで遡ってつき当たるのが、最大の買い材料であるダリア賞。

ダリア賞
12.3 - 10.5 - 11.3 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 12.0

1着 エーシンブラン   1:21.2(34.5)
2着 サイレントソニック 1:21.4(34.9)
3着 マイネルラクリマ  1:21.6(35.4)

レコード駆けして07朝日杯で人気になったスズジュピターよりも上がり・走破時計とも0.2速く、マイネルラクリマを0.4離した優秀な内容。ラスト1ハロン12.0も好評価。最近の適性外のレースで人気を落としていなければ、極端な話スズジュピターくらい人気してもおかしくない馬かと思います。

エーシンブラン
〇マイネルラクリマ
▲サダムパテック
△アドマイヤサガス



愛知杯

ここ最近のトゥニーポートのラップがちょっとおかしい。


大倉山1着
12.5 - 11.4 - 11.9 - 12.5 - 11.9 - 12.3 - 11.7 - 11.5 - 12.3

11秒台刻みすぎ…真ん中の12.5 - 11.9 がなだらかであれば、もっと離して勝てたはず


ローズS5着
12.2 - 10.6 - 11.3 - 12.6 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 11.0 - 11.7

テンにスプリント並のラップを刻んでおいて、終いに(11.6 - 11.0)まで加速しますか…


清水S2着
12.5 - 10.9 - 11.8 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 11.9 - 11.4

終い4F目に11.4に加速しているのが変だし、終い2F目11.9は溜めすぎのアンダーラップ。これでゴールスキーの2着…?


ユートピアS4着
12.3 - 10.9 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 11.4 - 11.1 - 11.7

終いに(11.4 - 11.1)を刻んだけれど、キレ負けですね。


逃げ馬が恵まれた(または巧く刻んだ)ラップが近走に全くないのに、そのくせ1、5、2、4着と安定した成績。これは恵まれたらどれだけ走るの?

トゥニーポート



追記

打ち上げ花火さんの大会に参加させていただきました。



阪神カップ

マイルCSでエーシンフォワードの3着だった馬が単勝3倍で、エーシンフォワードに2回勝ってる馬が単勝12倍。このオッズなら素直に飛びつきます。

ニューイヤーS
12.4 - 11.0 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.8 - 11.7 - 12.2
1着レッドスパーダ
2着エーシンフォワード

マイルCSと似たようなラップ構成で、前半から飛ばす阪神1400に直結するスピードレース。これを先行して粘りこむのは簡単ではありません。リーチザクラウンがスロー逃げしたときが不安ですが、1400~マイルなら前々から現役上位と評価している馬なので、休み明けでもアッサリを期待。

レッドスパーダ



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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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