マイルCSの回顧より
12.1 - 10.7 - 10.9 - 11.6 - 11.4 - 11.1 - 11.9 - 12.1 ~中略~ あまりにも予想とかけ離れた結果で詳しく回顧する気が起きんので、最後に一つだけ。ジョーカプチーノが6F目に刻んだラップ、11.1。これは3F33.7、5F56.7を経ての脚にしては鋭すぎでしょう。短距離界の中心はしばらくこの馬では、と感じました。 シルクロードS ただでさえ例年よりも馬場が速い京都芝ですが、さらに今日はBコース替り初日。スピード充分・切れ味充分のジョーカプは、さすがに止まらんでしょう。相手は持ち時計と斤量を重視してスカイノダン。単勝・馬連で。 ◎ジョーカプチーノ 〇スカイノダン PR 午前中にちょっと用事があり、いつにも増してゆっくり進行となってます; あと先週の2重賞の回顧がまだ残ってますが…どうもしっくり来るものが書けなかったので(特にAJCC)、今回はスルーで。
本日の更新予定レース 梅花賞 白富士S 順次追記します。 梅花賞 ◎ハンドインハンド 〇トーセンケイトゥー ▲ヴィクトリースター ラップ的な回顧では上手くまとまらなかったAJCCですが、本命だったコスモファントムと上位4頭の馬体を見比べてみて改めて思ったのが「長丁場でロングスパート戦になると脚長・胴長馬が有利」ということ。京都2400なら同じような見方が通用するはずで、そこで浮上してくるのがシルシ上位の2頭。特にハンドインハンドは大きいですよ~。また両頭とも頭高い走法で、直線平坦も向くはず。単勝に馬連一点、三複一点。 …って締め切り時刻間違えてたorz ~ここから回顧~ 12.8 - 11.5 - 11.9 - 13.2 - 13.4 - 13.7 - 14.0 - 13.8 - 12.6 - 11.5 - 11.2 - 11.4 道中スローの割に、仕掛けも京都にしては遅めの3Fスパート。勝ったサンビームはロングスパート戦ではことごとく負けていたので、今回も4F戦なら着順落とすクチだと思ったんですがねぇ。この週の京都芝はインコースに土煙が立つような状態で外差しも多く決まっていたので、その辺を意識して皆慎重になっていたのでしょうか。とにかくサンビームに楽をさせすぎました。 白富士S かつてのPO馬リディルの復帰戦。応援したい気持ちはもちろんあるんですが、実は昔こんなの書いてまして… リディル右利き説 …うーん、まさか“答え合わせ”がこのタイミングになるとは; ◎トウショウウェイヴ エーシンジーライン・ゲイルスパーキーのどちらが逃げるにせよ、前半のペースとスパートタイミングをコントロールするのはノリ&エーシンの方。スローのロングスパートでほぼ確定でしょう。左回りでそういう展開になったときしか走らないトウショウウェイヴが1年振りの勝利を挙げると見ます。 ~ここから回顧~ 12.9 - 11.8 - 12.3 - 12.5 - 12.7 - 12.6 - 12.5 - 11.4 - 11.0 - 11.4 終い5Fからじわりじわりとペースを上げてはいますが、こちらもほぼスロー3Fスパートのヌルい展開。ノリさんがもっと思い切ったスパートを打つと思ったんですが、これでは後方待機のロングスパート型に勝負権はありませんでした。 ところでリディル右利き説ですが…これがなんと正解でした。ウチパクはモタれる馬を自然に追うのが上手い騎手なので分かりにくいんですが、確かに馬の鼻面を外に向けて追っています。リディルのフットワークに目を向けても、がに股でいかにもクセがありそう。今後モタれる馬を追うのが苦手な騎手と共に東京戦に出走してきたら、ちょっと疑ってかかってみたいと思います。 ※ウチパクJとモタれる馬について、調教師の小島茂師がご自身のブログにて興味深い内容を書かれています。そちらの内容をおおっぴらに転載してトラックバックを送信、なんてことも考えましたが、予想行為を含む記事だと問題もあるようなので、リンクなしでURLだけ紹介させていただきます。 http://s-kojima-stable.at.webry.info/201101/article_4.html 最近物議を醸している外国人ジョッキーの件…という書き出しで始まるこの文章、普通に読んでもとても面白い物になっているので、モタれる云々に興味がない方にもオススメです。相撲の世界とも通じるところがありますが、国際化に伴う外国人の活躍とその捉え方について、考えさせられるものがありました。
AJCC
ハナを切るのが吉田隼人J(ミヤビランベリ)、福永J(マルカボルト)のどちらになるにせよ、二人とも前半はスローに落とすタイプのジョッキー。もちろんランベリはスタミナを活かしたいクチなので途中からペースアップしてくるでしょうから、テン5Fスロー、下り坂が始まる終い6F地点からのロングスパートという展開にほぼ決め打てると思います。 そこで活きてくるのが中日新聞杯のラップ。 中日新聞杯 12.1 - 11.1 - 11.4 - 13.4 - 12.8 - 12.1 - 11.9 - 11.5 - 11.3 - 11.1 後半5F57.9と相当の持続力を求められた展開で2着に粘ったコスモファントム。トゥザグローリーに0.3負けましたが、その差は終い1ハロンのトップスピードの違いで生まれた印象で、もっと早めにペースアップしておけば差は縮まったように思います。ハナを切ってトゥザに0.3負けたのはトーセンジョーダンも同じですが、ラップ面からより可能性を感じるのはコスモファントムのほう。 ◎コスモファントム ただ少し不安なのが1ハロンの距離延長。胴と脚の長さ、繋の柔らかさはそれほどでもなく、またスピードが充分にあるだけに、距離が延びて良いことは一つも無いはず。昨年のキャプテントゥーレのように距離の壁にぶつかって大敗するパターンも怖いので、買うのは単勝だけで。 平安S マチカネニホンバレはハコも跳びも大きく、いかにも最内枠は不向きなタイプ。インで包まれるのを嫌ってテンにある程度出していくでしょうが、皆がこれに追随すれば流れは比較的速くなりそう。 ◎サクラロミオ みやこSでは勝負所で後手を踏みましたが、スムーズなら2着はあったと思える脚色。追い込み一発を期待できると思いますが、どうせ当たらんでしょうねぇ; 本日の更新予定レース
若竹賞 重賞の方を更新した後追記します。 若竹賞 ◎テイエムオオタカ 中山1800はスピード馬の押し切りが可能なコース。更にオオタカは京王杯3着がそうだったように、瞬発力勝負になってもやれるタイプ。これを差すのは並大抵のことではないと思いますが、果たしてそれだけの馬がいるかどうか。馬券を別にしても楽しみなレース。 ~ここから回顧~ 12.5 - 12.6 - 12.5 - 13.1 - 12.6 - 12.7 - 12.1 - 11.0 - 11.6 テンからずっとスローで、ほとんど終い2.5ハロンだけの競馬。これで逃げ馬に11.0 - 11.6で上がられては後続は成す術なし。ウチパクが上手く乗ってくれました。ただここまでスローだと、流石に今後への加点は少ないですね。あと一番人気のロジハーツは直線で内にモタれていたようなので、左回りで変わり身あるかも…くらいは覚えておきます。 本日の更新予定レース
中山10 東雲特別 京都10 若駒S 中山11 アレキサンドライトS(訓練) 順次追記します。 東雲特別 ◎エーブチェアマン 2走前の伊達特別がなかなか秀逸。 12.5 - 12.1 - 12.9 - 13.0 - 12.9 - 12.5 - 11.3 - 11.6 - 11.4 - 12.0 逃げたテイエムシバスキーが完全に自分のペース(前半1200ドスロー+4Fスパート)に持ち込んだところ、10番手から猛然と追い込み3着。スローだったとはいえ上がり4Fは45秒台を使っている計算で、中山向きの持続力を感じます。昨年の1月には中山2000の淀みない流れでコスモメドウ(万葉S)を下しており、スタミナ面も全く不安なし。これで単10倍前後つくんですから、勝負度合は本日一番。 ~ここから回顧~ 12.8 - 11.2 - 12.9 - 12.4 - 12.8 - 11.9 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.9 テン5Fスロー・後半5Fスパートで上がり5F58.7。末の持続力が問われる展開で、本命のエーブチェアマンにとっては力を出せる流れ…だったんですが、同じく持続力に優れる1番人気のマコトギャラクシー(吉田豊J)に4角で外から蓋をされてしまい、直線は前にカベ。例によって?まともに追えたのはラスト1Fだけで、終いはよく追い上げましたが3/4差の2着。う~ん勝てる競馬だったと思いますけど、勝ち馬に上手く乗られちゃいましたねぇ。ただスタミナも持続力も充分にあることがより確かになりましたし、いつかはOPまで行きそうな馬。また狙うチャンスはやってくると思います。でも本音を言えば、単12倍を逃したのは結構痛いです; 若駒S 一番人気のリベルタスは朝日杯を見てもスピードこそ充分にありそうですが、かなりの骨太体型で極限の脚の速さ(瞬発力)を求められるとどうか?というタイプ。スローになりそうなメンバー構成でスピードのアドバンテージが活かせないとなれば、意外に横一線の勝負になりそう。ここは穴狙い。 ◎ゴールドブライアン 〇ユニバーサルバンク ゴールドブライアンは京都2歳Sではスムーズさを欠いて4着に終わりましたが、元は未勝利戦でリフトザウイングスと五分の勝負をした馬。ステゴ×BTとスタミナ満点の血統で腹袋もあるでしょうし、瞬発力の面でも新馬戦でモタれながら33.2を記録。岩田替わりでプラスも見込めます。単勝・馬連・ワイド。 ~ここから回顧~ 12.3 - 10.8 - 12.4 - 12.7 - 12.8 - 13.2 - 12.6 - 11.7 - 11.4 - 11.8 テン2ハロンは何頭かが頑張ったため速いラップになってますが、そのぶん中盤はたっぷり緩んで3Fスパートの瞬発力勝負。展望通り?ゴール前は3頭横一線の争いになり、最後は人気のリベルタスが凌ぎきった形。ただ3頭のうちベストに近い走りができたのは2着ユニバーサルバンクだけで、リベルタスはレース後の福永Jのコメント通りデキ落ち(前捌き硬い)、ショウナンマイティは直線ごちゃつく(跳び大きいだけに影響大)など、色々なアヤがあった末での接戦なだけに3頭の評価は分かれそう。個人的には…それぞれ今までの評価通りといった感じで、特に加点は無いですね。リベルタスはなんだかんだで持ち味を活せたと思いますし、ショウナンも切れ味は既に定評がありましから。もう少し締まった流れか、持続力が問われる4Fスパートの展開で各馬の新しい面を見てみたかった気がします。 本命のゴールドブライアンはスタート直後から岩田Jが極端に下げ、テン3F38秒と非常にゆっくり行ったのが響いた印象。折り合いを重視してのことでしょうけど、このレース上がりでは流石に届きませんでした。ただショウナンマイティに次ぐ2位の脚を使うなど、まだまだ見限れぬ走り。もう少しスタミナが問われる条件に来たときに改めて期待したいと思います。 アレキサンドライトS(訓練) サッパリ当たらない期間が長く続いていたダート戦を久々に予想。 ◎マエストラーレ 〇ベルモントサーガ …持ち時計だけです; ~ここから回顧~ 12.6 - 11.5 - 12.8 - 13.1 - 13.0 - 12.6 - 12.6 - 12.1 - 12.2 前崩れで差し馬2頭が突っ込んで来る感じかと思ったら、先行馬が終い2ハロン12.1 - 12.2で上がる真逆の展開。ただ勝ち時計1:52.5は立派な数字ですから、上がり主導でもこのタイムを出せる1・2着馬は力上位、と読み解くのが普通でしょうか。マエストラーレ・ベルモントサーガとも終いの脚色は良かったですし、そのうちチャンスが来ると思います。
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