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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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ダービー特別編のラストとしまして、敢えて本命予定のディープスカイの弱点を挙げときます。

それは首使いがあまり上手ではないところ。胴・脚の長さ、体の柔らかさとも中長距離馬の資質は充分持ち合わせている馬なのですが、その点がネックで距離に一抹の不安を感じます。

まああまり上手ではないといってもド下手ではないので、2400までならなんとか・・・と思いたいのですけどね。っていうか歴代のダービー馬と比べてもそんなに下手ではないっすから、たぶん大丈夫じゃないですかね。

ディープスカイが展開や不利といったアクシデントも無しに負けるとすれば、ベタですけどやっぱりそれは距離のせいだろうと。そう思います。

逆に言うと、血統含めた馬体面での不安はこれだけ。



先行馬もそこそこ揃い、底力プラス末脚勝負という紛れの無いレースになるはず。
府中の芝コースはインコースから渇いていくから、バイアス面ではむしろ有利。
四位サンは去年、ウオッカで内から抜け出す形で勝った。

あとは運、かな?久々に喉が渇く勝負が出来そうです。
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ベンチャーナインは左回りのが良いって去年から散々言ってて、前走単勝獲れなかったのを未だに引きずってます

そのプリンシパルSではオースミスパークが本命でした。こちらも右回りで内にモタれるので隠れサウスポーではないのかと見込んでの抜擢でしたが、その失敗から学んだことが一つ。

右回りで内にモタれる馬は左回りベター、というのは間違いないが、先行したら意味が無い。

先行して外にモタれたら進路妨害になるわけですから、それを修正しながら騎手は追わなければいけません。手綱で馬の顔を思いっきり内に向けながらですから、馬はバランスを取り辛い。これでは右回りで内にモタれたときと何も変わりませんね。

大外を回しておけば外にモタれたって進路妨害もクソもないわけですから、あとは適当に外からムチを打っとけばいいわけです。手綱での修正は無しに、ですね。つまり馬はノビノビ走ることができるので、突然の激走が生まれるわけです。

今まであまり説明してませんでしたが、自分が言う隠れサウスポーのカラクリはこんなところっす。あと手前の関係などもあるのですが、今回は省きます。


さてダービー出走馬18頭のなかに、右回りで内にモタれるのに今まで一回も左回りを走ったことが無い馬が居ます。しかも枠は外目が当たったので、これはもう大外ブン回しで激走必至!と言えるかもしれません。

それがフローテーション。左回り巧者がバレてないうちに狙うならダービーしか無いっすよ。道悪などの不安要素には目を瞑って、高配当を狙うのも一つの手かも!?
マイネルチャールズ
他馬に噛み付かんばかりの負けん気、胴の詰まった体とピッチ走法、父ブライアンズタイムと皐月賞馬ヴィクトリーに共通する点の多い馬。
弱点はやはりピッチ走法から来るトップスピードの遅さで、前々走はその弱点がモロに出た形。血統的にも体型的にも底力はありそうなので、積極的なレース運びが向くでしょう。持ち時計更新も期待出来ると思います。
ま、良くも悪くもヴィクトリーみたいな馬です。



京成杯の予想記事から引っ張ってきました。この頃と比べると、チャールズの胴も幾分伸びてきましたね。もちろん走法は変わってませんが。

それとこっちはチョコレートの日に書いた記事っす↓





不作だ、凶作だ。

今年の牡馬クラシック世代・・・

昨年のレベルも大概でしたが、それを上回る惨状と言っても過言ではないでしょう
少なくともパドック派的な見解ではそう言えます。


何せ現時点でのクラシック有力候補は、どいつもこいつも東京2400を戦うには手痛い弱点を抱えている馬ばかり。

馬格足りないピッチ走者のマイネルチャールズ、ウォーエンブレム産駒で関節硬くて気性も悪いショウナンアルバ、怖がりで馬群のなかで競馬出来ないスマートファルコン。

そして、今週のきさらぎ賞で1番人気が予想されるブラックシェルも雄大な骨格とそれを支える豊富な筋肉が、長所であり弱点。

530キロの巨体となると普通芝の1600~2000で戦うにはスピードが足りなくなってくるし、中長距離となるとスタミナが持ちません。

ぶっちゃけ東京ダート2100あたりがベストの馬かと

こういう馬がクラシック路線でどこまで通用するのか興味深々ですが、出来れば負けて頂きたい><


というか、クラシック適性があってまともな
強さがある馬、早く出てこ~い!




・・・え~、ブラックシェルがNHKマイルで2着した今となっては説得力に欠ける記事になってますが

まあブラックシェルについての見解は概ね変わってません。もしかしたらクロフネ級かもな、くらいには考えてますけどね。


これまでよりかは東京ダート2100っぽい条件に変わるシェルは別にしても、チャールズは東京2400を戦うには適性不利な馬だと未だに思ってますんでメイチ消しっす。

東京の新馬戦で前も捉えられず後ろにも差されるような馬が、ダービーを勝っちゃいけませんよね。番手先行なら話は別ですが、そうやって
若干ながら折り合いを欠いた弥生賞の内容を考えると・・・やって来ないんじゃないですか?


クラシック適性があってまともな強さを持っている後発組に期待です♪
軽め調整で中身に不安があったトールポピーが勝ち、体調万全に思えたリトルアマポーラが惨敗したオークス。

「最強の条件馬」レゴラスが良い例ですけど、ソラを使う馬が能力をすべて晒してくれるのは、極限の底力勝負で負けたときのみ。トールポピーがそういう条件でまともに走って力負けしたことは一度もなく、このメンバーで唯一「底」を見せていない馬でした。

デキが良い馬だけ買ってれば勝てるほど甘くないわけで、時にはあまり良く思えない馬でも買わねばならない。難しいっすね、競馬って。


さて、今週は待ちに待った日本ダービー。競馬ブックに載ってる馬体写真を眺めてみると、ディープスカイは前走からキッチリ絞ってきている様子。パドック情報でも回顧でも言ってましたが、けっこう余裕残しでしたからね

先週には坂路で51秒2-36秒5-23秒8-12秒1と好時計を出しているようですし、上昇あって下降無し!といったところでしょう。

ハナから買う気が無かった(理由は明日)マイネルチャールズは、ケヅヤがやけに冴えないのが気になりました。影の濃さから推測するに前走時の写真より太陽光は強く当たってるみたいなのですが、光沢は失せてます。

・・・うん、他の関東馬はやっぱりピカピカに見えるし、何かおかしいですね。デキ落ちがあるのかもしれません。

今回
http://www.keibado.ne.jp/keibabook/itw/photo09.html

前回
http://www.keibado.ne.jp/keibabook/080421/photo10.html


「時にはあまり良く思えない馬でも買わねばならない」と言ったばかりですが、チャールズはハナから買う気が無かったんですから買いませんよ(笑)

続きはまた明日。せっかくのダービーウィークなんで毎日更新目指します。って言ってもすでに月曜終わってますが^^;
不良馬場なんで、砂被り×の馬狙いが面白い。ってことで◎イリューシブネス。ミスターモナルコスも狙いたかったのですが、ややデキ落ち感あり。まあ単勝押さえます。
タイキシルバーはテンション高く奇数枠。出遅れ怖いっすね。

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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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