急に思い出したんで、忘れないうちに書いておきます。 『ウオッカはソラを使う説』(今さらながらイマイチなネーミングだな…)の代案です。
まず最初に、なぜ僕が「ウオッカがソラを使っている可能性」について考えるようになったのか、ということから改めて説明しますと
①秋華賞の映像が顕著ですけど、4角でのウオッカは首・前肢を目一杯伸ばし、後肢で思いっきり蹴る、という素晴らしいフォームで走ってました。しかし、直線半ばに差し掛かってレインダンスと併せ馬になると首が上がり、スピードも衰える感じに。ヴィクトリアマイルでも一瞬は素晴らしい伸びを見せたものの、エイジアンウインズに並びかけるあたりから首が上がる走りに。JC、京都記念も似たような内容。 ②「抜け出してからソラを使ったぶん突き放せなかったが、良い追い切りだった」という厩舎コメント(いつのかは忘れました) ③「四位くんとユタカくんは似たようなタイプだが、違うタイプの岩田くんで変わり身を見せてくれないかな」という角居調教師のコメント(※ソラを使う馬には豪腕騎手!というのは常識です、念のため)
レッズフィールドやオネストジョンみたいに、先頭に立つと明らかに首が高くなる馬なら「ソラ使う馬」と断定できるんですが、ウオッカの場合はそれが目立たない程度。しかし②③から、多分ソラを使ってるんだろうな~…という推量をしていたんです。 まあ妥当って言えば妥当ですよね。岩田に乗り替わったらすぐ勝ったし。
で、代案ですが…ネーミングはどうしようかな。 とりあえず『ウオッカは一瞬しか良い脚を使えない説』とでもしておきましょうか。
①パドック見る人の間では常識ですけど、ウオッカは『腰が甘い』馬。甘い、というのは説明し辛いんですけど、そういう馬は腰の力が必要になる急坂や荒れ馬場は苦手、という傾向があります(この辺は人それぞれで見解が違うかもしれません) ②首が高くなるということは2通りの意味があって、『前に進みたくないという意思表示』と『重心を後ろに持っていかないと腰の踏ん張りが利かない』、というもの。 前者の場合は『ソラを使っている』と表現します。まあ、ソラにも色々あるんですけど。 後者はですね~…簡単に言うとバテてるんですよ。人間の長距離走で言うと、猫背になってる感じが近いと思います。疲れて理想の姿勢を保てなくなった、ということです。 ③腰が甘い、ということとバテやすい、ということは必ずしもイコールではありませんが、大体近いもんかもしれません(この辺も人それぞれで見解が違うかもしれません)
つまり、ウオッカは1ハロン位は素晴らしいフォームで走れるが、すぐにバテる。長く脚を使わなければならない追い込みよりは先行策がベター。
『ソラ説』と『一瞬脚説』、どっちを使ってもそれなりに説明できるんですよね、ウオッカの負けパターンを。
客観的に見て、どっちが正しいんでしょうかねー?どっちもそれなりに根拠あるもんなぁ…決めかねますわ僕には。 ユタカの意見が聞きたいっすね!あと岩田も。でもウオッカの弱点をバラすことになるので、引退するまでは無理かな~。武豊TVあたりで喋ってくれれば良いんですが。 PR
またまた昔に書いた記事の再掲。ヴィクトリアマイルでウオッカが2着に終わった日に書いたものです。
ウオッカのこれから
2着 ウオッカ 武豊騎手 ウオッカと同じくソラを使う3歳馬レッズフィールド(←クリックで成績ページへ)が良い例ですかね。5戦連続を含む8度の2着がありながらなかなか未勝利を勝ちきれなかった同馬。彼の場合はそのアクションが分かりやすいので、自分のような未熟者でもその癖は承知してました。
ある日陣営は痺れを切らしたのか、それまで手綱を執っていた後藤騎手を降ろし、青葉賞に騎乗するため東京に来ていた武豊騎手に依頼。この乗り替りに過剰に 反応したファンは、最後の踏ん張りどころで気を抜く癖があるレッズフィールドを単勝1.1倍の1番人気に祭り上げました。 ああ、こりゃヤバいぞ・・・。最後遊んで後続に差されるパターンが怖いのに、ユタカさんも厄介な人気を背負ったなあ。まあ天才がどういった手に出るのか見物してみるか、と馬券を買わずにレースをみることに。 やはりというか何というか、プチユタカマジックが炸裂。 取った作戦は「緩みを作り過ぎない逃げ」。これなら多少ソラを使われて脚が鈍ったとしても、後続もある程度消耗しているのだから格下の馬に差されることは無い。 結果はやっぱり遊んでしまったのでアタマ差の辛勝でしたが、このアタマ差に天才の頭脳を見ました。 ということで、ウオッカさん。逃げ馬になってみませんか? (ここまで)
やっぱり『ウオッカはソラを使う説』は間違ってなかった。そんなレースになりました。
上のような記事を書いていたもんですから、今回ウオッカがハナに立ったときも「へ~遂にやったか、ウオッカがソラを使うのはユタカさんも自覚してて、本気で勝ちにきたんだな」と思ったんで、ワクワクしながら見てました。 でも1000m通過タイム59秒3という数字を見たときには、あ~こりゃ緩すぎる…ユタカさんしくじったな、と。
毎日王冠 12.7 - 11.5 - 11.6 - 11.9 - 11.6 - 11.5 - 10.5 - 11.3 - 12.0 安田記念 12.1 - 11.1 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.4 - 11.4 - 12.0
ウオッカはもっとハイペースで飛ばして、後続に脚を使わせるようなレースをするべきでしたね。スーパーホーネットにはそれに耐えうるスタミナは無い訳ですから。 今回のユタカさんの騎乗についてウインズでは批判の嵐でしたけど、「何故逃げた!」というのが大半でした。僕から言わせて貰えば、そんなの的外れっすよ。「ウオッカの力を出し切る騎乗」、「他馬の弱点を突く騎乗」という観点から批判をするなら、「なぜ安田記念並のペースで逃げなかった!」というのが正解です。 でも、そんなことしたら2400では折り合いが付かない馬になっちゃいます。それは採りえない作戦だとすると、今回ウオッカが勝つ道は「スーパーホーネットの出遅れ」くらいしか無かったでしょうね。
メンバー中トップの底力は全く出せず、ソラを使う弱点を突かれてしまった。今回はこれに尽きます。
ま、全て事前予想の通りですね(≧∇≦) 肝心の馬券が当たってないことに目を瞑れば、ですが…
◎サクラメガワンダー 4着
サクラメガワンダー…あまり良くは見えないが
なんてパドックコメントを出しておきながら、メガワンを格下げ出来なかった僕の切り替えの悪さが一番ダメなのは分かってます… 6連複なら1点でした(T▽T)
フィールドオアシス…背中が短く、反復力があるタイプ。中山1800よりかはこの条件向きそう。仕上がりも気配も良い
逃げ馬不在で誰がハナを切ってもスローになりそうなメンバー構成。テンも中盤もユルユルの上り4Fの競馬になるんでしょう。 上りの競馬になったら、そりゃあ一番強いのはウオッカ。と誰もが考える。ヴィクトリアマイルのときも皆そう考えてましたよね。
しかし、勝てなかった。昨秋の秋華賞以来ずっと続いていた、馬体を併せてからの伸びの無さ。それが出た。 ラップが締まった安田記念は、ウオッカと同等の脚を使える馬はいませんでした。しかし、ユルユルのペースになれば話は別。オースミグラスワンを筆頭に、スローならウオッカに付いて行ける馬は沢山居る。
ウオッカにとって今回の条件は、決して「既にクリアしたハードル」では無いでしょう。むしろ「伸び負け」という形で一度躓いてます。それなのに単勝1倍台とかね、買うにはちょっと辛い訳ですよ。 ということで、エイジアンウインズみたいに先行して切れる脚を使える馬を買ってみます。
◎サクラメガワンダー
netkeiba.comより
スローの瞬発力勝負は大の得意。枠も面白いし前走GⅠ4着だというのにこのオッズは…。例えウオッカに負けても2着は全然アリだと思うんですけどね。完全に人気の盲点になってます。 京都大賞典はアイデア無いんでスルーっす。 ユビキタス1.3倍とは…
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