『ミクロコスモスはツナギが起っている差し馬』ということを以前書きました。 このツナギという部分、実は馬見において最も重要なポイントと言っても過言ではなく、ココさえ見れれば距離適性、馬場適性、テンのダッシュ力、末の切れ味なんかも推測可能。 いきなり言われても分からないでしょうから細かい理屈は省きますが、大まかに言えば「短く」「起っている」ツナギはダート短距離向き、「長く」「寝ている」ツナギは芝の中長距離向き。後駆のツナギが起っているとテンにダッシュが利く…みたいな感じです。
そして、このミクロコスモスは「長く」「起っている」というレアなタイプ。父のネオユニヴァースも芝中距離のGⅠ馬にしてはツナギの角度がある馬でしたが(恐らく母父Kris:スプリンターの影響)、ミクロコスモスはその上を行く起ちっぷり。 これはどうやら母系の血統が影響しているようで、ミクロの母父がミスプロ系のMarquetry、母母父がボールドルーラー系のMedaille d'Or。まあ、メリケンのダート血統ですわな。 基本的にツナギが起っていたり短い馬というのは、気性面も短距離型にシフトします。簡単にいえば引っ掛かるんですわ、不思議なことに。僕も理屈はまだ分かってないんですけどね。 実際、ミクロコスモスも「1400でも大丈夫じゃない?」と陣営に思わせるほど行きたがるタイプ。距離延長で引っ掛かって競馬にならない…または距離が持たない、みたいな可能性を考慮して、今回は軽視します。
本命はテーオーティアラ。スペシャルウィーク産駒らしい掻き込む走法なのに切れる脚を使える、というのがまず凄いですし、その走法なら重馬場は大得意であるはず。仕上がりも良いそうなので。 あと気になるのはハシッテホシーノ。東京向きの寝肩で。
アンタレスSはダイショウジェットの複勝。ワンスピは癖がある馬なんで、この人気では買いたくないかな… PR
【福島9】 34秒台で上がっても届かない、という競馬が続いている◎メタルビーズ。ステイゴールド産駒らしい狭いフットワークで、重馬場は得意そう。
ブリンカーを着けて逃げ宣言?のピンクカメオ。 「調教で試したら行きっぷりが良くなった」との調教師コメントですが、今回に限ってはちょっといただけません。
35.9 - 37.1 - 36.1 と、中盤で上手くタメを作り2着に粘った中山牝馬S。展開としては「脚を溜めれば伸びる」馬に向いており、ピンクカメオはかなり恵まれた組。 この展開を再現できればキストゥヘヴンが居ない今回は楽勝!となるのですが、ブリンカーを着けて行きっぷりが良くなったのは、裏を返せばペースダウンし辛くなった、ということ。 大外からハナに立つまでに脚を使うだろうし、斤量も2キロ増える。中山牝馬Sの再現は難しいと見て軽視します。
本命は◎オディール。近走はデキが思わしくなかったんですが、前走の3着は復調の兆し。叩き良化型らしく体調は上向いているとのことで、上手く展開が向けば1年半振りの勝利があっても…!
netkeiba.comより
【メルボルントロフィー】 ◎ドモナラズ ソラ使い。先行馬の少ない組み合わせで展開向きそう。押さえで▲ホワイトピルグリムの単
【オーストラリアトロフィー】 ◎マヤノライジン タイプ的に京都外回りは合わんよなぁ…と思いつつ、単勝14倍も付いてるオッズにつられて
競馬の予想をするときに、僕はまず一番人気を負かす可能性がある馬を探す事から始めます。 特に今回みたいな1倍台の単勝なんて、データによると回収期待値は僅か60%台。単勝1万円を100回買ったとすると、たったの60万円しか戻ってこない計算に。 ドライに考えると、単勝1倍台がアタマの買い目は全部捨てた方が回収率向上を込める。というわけです。
しかし、ロジユニヴァース以外から買うとすればどの馬から?と考えると…
リーチザクラウン 長躯短背、寝肩、45度の繋、スラっと長い手足・頸。スピード、持続力、爆発力、どれをとっても一流。ラジオNIKKEI杯の前までは世代NO.1の評価を受けていただけはあります。 しかし、引っ掛かる気性をここまで改善出来なかったのが痛すぎる。溜め逃げさえ出来ればロジユニヴァースを逆転するのは容易だったのに、短距離馬みたいにハミをとって行くために抑えが利かない。それでも中盤に上り坂がある京都ではそれなりにゆっくり走れたようですが、中山は中盤に長い下り坂がある。そこで行きたがるのが関の山。
アンライバルド 確かに瞬発力は凄いけれど、首使いが高いし、硬い。腹袋こそソコソコあるものの、エネルギー効率が良い走りをする馬には見えず、今回のペース設定でロジユニを逆転となると…
アントニオバローズ どう見ても急仕上げ。
…という感じで、これがなかなか難儀なんですわ。 ロジユニの能力がズバ抜けているだけに、「未知の魅力に期待」なんて甘っちょろい考えは捨てた方が良いし、他の実績馬にしてもそれぞれに難が付くし… う~ん。 これはむしろ、ロジユニを逆転するのは誰?とあれこれ悩むよりは、2・3着に突っ込んで来るのは誰?と考えるのが正解なような気がしてきた。 ってな訳で。
◎ロジユニヴァース
netkeiba.comより
たまたま若葉ステークス組で固まりましたが、チョイスの基準は ①腹袋 ②首使い ③脚質。腹袋といえばロベルト系のセイウンワンダーなんですが、どうも右回りは下手臭い。イグゼキュティヴも前々で運ぶのは流れ的にどうか?ということで。 トライアンフマーチ、なかなか良い馬ですよ。モタれる癖と仕上げの甘さのせいで戦績はキレイになりませんでしたが、A級マイラーの母譲りの幅のある馬体に逞しい頸、短い背中。フォームセンスと併せて、先々マイルあたりで活躍しそう。リーチザクラウンが引っ張る今回はその辺の資質が活きる、と見て。
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