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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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アルゼンチン共和国杯

下の“必殺仕事人”ってタイトルは騎乗停止明けであっさり重賞勝ったアンカツを意識して付けたんですが、東の吉田隼人騎手のほうに“仕事人”な騎乗をされちゃったなぁ、って印象です。

7.3 - 11.4 - 12.1 - 12.5 - 12.5 - 12.3 12.1 - 11.7 - 12.0 - 12.3 - 11.0 - 11.8 - 11.9

遅い ⇒ 速い の2ブロックにざっくり分けられるラップ。前半のスロー区間で先行馬に、そして後半のハイペース区間でスタミナ型にそれぞれアドバンテージが生まれ、総合して「スタミナ型の先行馬」が最も有利な展開になりました。

1着のミヤビランベリ、2着のアーネストリーはモロにそのタイプ。今回の吉田騎手は自分でペースを作れる、という逃げ馬の利点を最大限に活かした騎乗と言っていいでしょう。こういうクレバーな乗り方が出来る騎手って、案外いませんよ~。

他は全体的にスタミナ型の馬が上位に。JCよりかはステイヤーズSや有馬記念に繋がりそうな内容ですね。展開不利のなか追い上げたヒカルカザブエは脚力・スタミナを兼ね備えており、どこに行っても狙えそうです。



ファンタジーステークス

12.2 - 10.7 - 11.6 - 12.0 - 11.9 -11.3 - 11.5

普通 ⇒ 遅い ⇒ 速い と、1400mの短い距離のなかでも緩急が効いた特殊な流れに。こういうときって案外極端な競馬が嵌るもので、去年の有馬記念のアドマイヤモナークが正にそんな感じ。追い込みと逃げ馬が一緒にきて、好位勢は全滅するという不思議な結果は大抵こういうラップが生みます。

そう考えると、勝ったタガノエリザベートの評価が微妙。母父ストームキャットで確かツナギが硬い馬だったように記憶してますが、どうだったかなぁ。阪神JFのときに改めて評価します。

他ではベストクルーズが期待通りの強さをみせてくれてまずは満足。でも頭が高い走法なだけに、阪神に替わってどうかは難しいところですね。

最後に血統的には、SS系が1・2・3・4・6・7着。スワンS・ファンタジーSとも例年はSS系が不振の重賞ということを考えると、どれだけ今の馬場が異常に高速か分かります。

ちなみに日曜12R・芝1200は、単勝1倍台の非SS系セトノアンテウスをSS系ストリートスタイルが高速上がりで差し切るという内容。もちろん単勝イタダキマシタ。京都芝短距離のSS祭りはまだ続きます。


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 今週は

今週は競馬休みでした~。
スロットとモバゲーにハマって変な忙しさの週末でした。
来週はまたGIがあるから頑張りましょう。
jungle 2009/11/09 00:47 *edit
 例の馬が…
やはりスロットでしたか~谷間週ですもんねw
僕は逆に今週ヤル気でません…エリ女は穴党には辛いです(汗)
Apollo 2009/11/09 19:04 *edit
 無題
Apolloさん、こんばんは^^
コメントありがとうございました。

ファンタジーSの◎ベストクルーズお見事ですね。
短距離でもラスト11秒台という馬場はやはり鍵になりましたね。

今週はG1が行なわれるので、引き続き馬場状態に注意ですね。
ブラッドポケット URL 2009/11/09 21:16 *edit
 ほんまやらかしました

アルゼンチン共和国杯

天皇賞の流れを踏襲してスローの末較べか
もしくは、東京2500M特有の持久力か
どちらのスタンスでいこか悩みまして
前者をチョイスしたら見事に後者がはまりまして…

今週は、もう一度ブエナビスタに勝つ馬を探すか
ブエナビスタからいこうか
悩みますわ^^;
Michael 2009/11/09 21:26 *edit
 謎の馬場
>ブラッドポケットさん

どうもです ベストクルーズが勝ってくれれば一番よかったんですが、
タガノもSS系だったので変に納得というか、満足というか^^;

去年もそうでしたが、京都芝はいつまで経っても時計が掛かってきませんね。
どういうカラクリなんでしょ?


>マイケルさん

…自分と同じですね(泣)
配当見てアチャーでした。ランベリが溜め逃げだったら違ったんでしょうが、隼人君が賢すぎて。
JCも出るなら今度は分かりやすいんですがw

ブエナはねぇ。3歳時のスイープトウショウみたいな失敗はアンカツがするとは?ですし…
単勝が2倍付いたらブエナで行きますが、1倍台っぽいんですよね^^;
Apollo 2009/11/09 23:06 *edit
 んー
ちょっと要注意ポイントをば。
<ア杯>
府中2500は、スタート登、2コーナー(4F目)から下り。
終い4F目の4コーナーが登り。終い3Fが直線。
これを加味すると、前半は2F目の遅さがひとつポイント。
中盤は下りになる2コーナーでしっかり息を入れているのが上手い。7F目の登りからペースをあげることで、後続を引き離す。
残り1000mで持続力勝負に持ち込む。ここまで完璧。
気になるのは終い4F目の12.3。
秋天皇賞がスローにも関らず前に厳しいのは、ココが異様に速いLAPから、残り3Fフルに脚を使った結果。
逆に、ここの前で離して、コーナーでしっかりマイペースをキープしながらの残り3Fも切れずバテずでまんまと作戦通り。
となるなら、有馬の鍵は、間違いなくマツリダゴッホ。
秋天皇賞では、府中にも関らず中山の競馬を自動的にやってしまったほどの中山巧者。
さて、最後の坂で残っているのは?
逆に府中2400ならスローのハズで、スローのメンバーのはず。
再びがあるなら、逆に他にコーナーから加速してくる馬がいないJCのほう…ただしゴッホがいないなら。

<ファンタジーS>
京都の場合、常にチェックは登りの位置。
1400外なら、2F-3F目。4F目は12.0とはいえ、-0.4。
中盤のペースは数字以上に上手く緩めているが、それでもコーナーで12.0は、基本的には一本調子の短距離戦の範囲内。
むしろ、このコースでテン3Fを1F12.2から2F22.9-3F34.5でいくのは2歳牝馬戦にしては速いとみていい。
となるならば、直線向いて囲まれて、最も伸びねばならぬ終い2F。余力のない状態で瞬間の脚を使えなかった4着馬は、むしろよく粘りこんだと褒めるべき。
2-5着馬は水準以上。問題は差脚でユメノキラメキを交わせなかった組か?
たま URL 2009/11/09 23:37 *edit
 布石
さすが本職…!分析が深いし面白い。
秋天はやっぱりゴッホのせいですか~。上がり4Fが45.3でしたっけ?
思い出すだけで泣けてきますよorz

JCはリーチとバッティングするかと思ったら、リーチ回避でまたミヤビ単騎っぽいですね。
もう一丁、今回の再現があるとすれば◎ミヤビ〇スクリーン▲メガワン△アサクサ
って感じでしょうか。順番によってはまた100万ぐらいいくような…(苦笑)

有馬はゴッホも揃って前がキツくなるメンツなら、4着馬を狙おうかと。でも出られるかどうか;


次にファンタジーですが、ラナンキュラスについては僕も同感です。
京都マイルとかこういうラップになりやすいコースですが、
確か先行馬の単勝回収率が55%くらいしか無いんですよね。
JRA全コースでたぶんココだけじゃないでしょうか?
こういう微妙な展開の影響を評価できるのが好きです、ラップ分析。
前半1000の時計は普通なのに、先行馬にキツい流れ。ラップ見てなきゃ分かんないですよね。
阪神JFに向けて、今回はイイ餌撒きになったんじゃないでしょうかw
Apollo 2009/11/10 19:17 *edit
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■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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