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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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今週新馬戦が6鞍組まれてましたが、注目の新種牡馬キングカメハメハ・ネオユニヴァース産駒はそれぞれ3頭・2頭が出走。イメージを固めるにはかなり早すぎるとは思いますが、少ない頭数ながら共通点が少しは見えたので、試験的に産駒全体の傾向の予測をしてみたいと思います。最初に言っておきますが、見当違いな見解になってること請け合いです


キンカメ産駒はPOG本で受けた印象の通りといった感じで、キングマンボ・ミスプロ系の馬体だなーと。ちょっと硬いけど、とりあえずまとまってるパワー型みたいな。ヘクタープロテクターっぽいというか。まあ観た3頭ともミスプロのクロスを持ってた訳なんで、当たり前といえば当たり前っすね。短距離やダートで無難に稼げそう。

ネオユニは・・・うーん、今週見た2頭が微妙すぎなんで何とも言えませんですが、多分スピード要素はあまり持ってない産駒が多いんじゃないですかね?少し非力っぽいし、走る馬と全く走らない馬がはっきり分かれそうな感じがします。生涯未勝利に終わる馬は、キンカメとの比較だとネオユニのが多いのではないでしょうか。もっと言えば、勝ち上がれる位のスピードがあるならば昇級戦でも即走れるタイプの種牡馬だと思います。今のところメジロマックイーンみたいなイメージです。


さっきTARGETで調べてみて驚いたのですが、ミスプロ系×ミスプロ系で芝中距離以上で走ってる馬って、ここ10年でブラックエンブレムの一頭だけなんですね。やっぱりミスプロ特有の硬さが強調されると、ダートか短距離ってことになるんでしょう。そのためクラシックを狙えるキンカメ産駒となると、ミスプロのクロスを持ってない馬というのが一つの目安になりそうです。

あまりにもマクロ的過ぎる手法なんで今まで敬遠してましたが、血統は馬見家的な考え方と相性良いみたいです。新馬戦はパドックと返し馬だけで充分なんですが、その辺を踏まえて今後は母の母の父までしっかり予習をやろうかと思います。収支にはあんまり影響無いでしょうけど、より立体的な馬見が出来そうです。ミスプロのクロスの有無で見るキンカメ産駒の傾向、みたいなね。

血統とパドック、どっちも頑張ってる人ってそう居ないので道しるべが無いのが痛いところですが・・・試行錯誤しながらコツコツ勉強します。
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 血統論
血統は良いと思いますよ。
知りたいのは、
なんでトニービン産駒は、府中しか走らないのか。
なんでサクラバクシンオーの子供は1400mを超えると走れないのか。
なんでダークアンザダーク産駒は、距離が伸びてから走ってくるのか。
なんでサンデーサイレンス産駒が大レースに強かったのか。
以上
そこらへんが、パドック派の理論と繋がっていくのかなと思います。
そういうのを考えると凄い楽しいですね。
体駆、気性、動きからそこらへんがわかると良いですね。
Jungle 2008/06/25 01:30 *edit
 適当なイメージです
いやあ、今はまさにその辺がめっちゃ楽しいんすよ
こうも血統と馬体の関係は密接なものだったか・・・と、目からウロコがぼろぼろ落ちてます。

自分の考えとしては、「適性」は「極端な特徴」が生むものだと思うんですよね。どこか偏ってるんです。
寸が詰まってたり、行きたがりだったり、体が硬かったり、どこか骨格の角度が急だったり・・・
しかもほとんどの場合は複合的な特徴を持っているわけで、ほんとに十馬十色。


トニービン・・・手先だけで走るようなフォームでスピードの乗りが遅く、長い直線ベター
バクシンオー・・・馬体が短距離型だし、とにかく掛かる気性
ダンス・・・パーツ大きいが筋力とのバランスが悪い馬が多い。スピード不足
サンデー・・・馬格、柔らかさ、闘争心全てに優れ、良い馬を出す確率が高い


ジャングルさんが挙げられた種牡馬の馬体的な傾向はこんな感じだと考えてますが、
多分こうだよな~ってレベルの理解ですからね、今のところ^^;

知識が増えれば物の見方が変わるのは当然ですし、これから沢山馬を観れば、
今とは全く違う言葉が出てくると思います。そうなったらまたちょこちょこ書いてみたいです。
Apollo 2008/06/26 00:57 *edit
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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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