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昨日の記事の続き。


脚長巨漢馬・モンテクリスエスの敗戦を目の当たりにし、「馬格があるというのは、弱点になる事もあるんだな」と。

「大きすぎる馬格はバネの発揮を阻害する」。この発想・・・

目からウロコでした。


車に例えれば分かりやすいですよね。馬力はあるけどボディが超重いトラックみたいなもんです。燃費は悪いし、小回りも利かない。加速もノロい。

F =  m  ×  a
(力)=(質量)×(加速度)

同じくらいの脚力を持った馬同士なら、ちょっとでも体重(質量)が軽い方が瞬発力(加速度)が大きくなりますね。
一見難しそうでも、簡単な式です。


今にして思えば、車好きかつ大学入試で(理系学科ではないですが)物理を使った自分が、何故にこんな簡単な事に気付かなかったのだろう、

って考えたら・・・。現4歳の女傑2頭のせいだな、という結論に到りました(笑)


あくまで自分の考えですけど、相馬をやる人っていうのはそれぞれの「馬の理想像」というものを持っていて、その基準で馬の適性・素質の評価をしていると思うんです(デキについてもそうっすね)。

その「理想像」というものが、自分の場合はウオッカであり、ダイワスカーレットでした。相馬を始めてから初めて出会った怪物ですから。


その怪物に見た目(体型)が似ているからといって、目の前に居る馬の評価を上げるようではダメなんですね。

返し馬でバネを確かめないと。



これが自分が今まで突っ掛かっていた壁だったのだと、ようやく気付けました




そしてもう一つ気付いたこと。

日曜の京都5R未勝利戦、芝2000。1番人気シングルショット(2.8倍)、2番人気シャンパンファイト(3.3倍)が抜けた人気。

その2頭に共通するのが、「脚が長いこと」と「馬格があること」。


脚が長いというのは、車で言えばギア比が高いということ。

今までは短距離戦なんかで「脚が長い=テンが遅い」ということで予想に活かしていましたが、これはお終いについても加速がタルいと言えそうです。

テンのダッシュについては、停車した状態から2速を使うようなイメージですね。逆にお終いは、普通なら3速を使うべきところを5速にするみたいな。


ただし、これが当てはまるのはバネが平凡な馬にのみ。

ウオッカみたく抜群のエンジンを持っていると、そんなの関係無くなっちゃいますから。逆にトップスピードが高い事に繋がるし


シングルショットとシャンパンファイトは、どちらもバネが抜けたタイプではありません。

スローの瞬発力勝負になるのは目に見えてましたから、これは誰かに出し抜かれるなと思いましたけど、如何せんモニターでは全馬の返し馬を見ることも出来ず・・・見。

結果は4着・3着。どちらも瞬発力が乏しいな、というのがレースを見てもよく分かります。
(映像を探したんですけど、見つかりませんでした



最後に、追記遅くなってすいません><

その代わりと言ってはなんですが、先週の悔しい馬券を一個だけ・・・

080125_2239~0001.jpg
複勝1070円(12番人気)






返し馬でかなり動いてましたんで、複勝を軽く購入。

こんな成績で長期休養明けのこの馬を積極的に買えるのは、パドック党だけでしょう


結果は(驚きの)完勝でしたが、その単勝の配当が・・・6480円

100円だけでも買っておけば良かった


体重470キロ台で、このクラス(500万下)の返し馬じゃなかったですから・・・かなり動ける馬と見て、強気に行くべきでした。

今度は獲りますよ
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 巨漢といえば。

携帯から失礼します。
ヒシアケボノが巨漢で
有名ですね。
GI取れましたが、やはり距離が延びるとダメでしたね。
パワーがあっても、トップスピードの伸びがないから
直線差し込まれてしまうのかな?
(巨漢馬は、ピッチ走法の
先行馬が多いイメージがあります。o(^-^;)
北斗のケンのコクオウ号のような馬なら強いと思いますが。(笑)
冗談はさておき、クロフネ産駒がそんな感じなのかなぁ?
クラシック向きなのは、
胴が薄いサンデー産駒みたいな感じが合ってるのは
納得できますね。

足の長さはあまり意識した事はないんですけどね。
Jungle 2008/01/25 22:06 *edit
 アケボノは560キロですか~
目茶目茶デカイのにスプリントGⅠを勝っちゃうんですから、
やはりエンジンが非凡だったのでしょう・・・
もう一回り体が小さければトップスピードも上がるし、燃費も良くなるしで、
もっと凄い成績を残せたかも知れませんね

ピッチ走法の先行馬が多いというイメージですが、巨漢の追い込み脚質の馬は
目立った活躍が出来ない・・・という一つの証明かもしれません。
差し足が遅いのにケツから行くしか無いとなると、どうしても勝てないですよね

ディープインパクト・ナリタブライアンといった名追い込み馬は、
前者が440~450キロ、後者が450~470キロ。
やっぱりスピードを出すには、体があまり大きすぎない方が良いっぽいです♪

クロフネ産駒は体が大きい事に加えて、オオトビの馬が多い印象があります。
なのでスパッと切れないんすよ
同産駒のブラックシェルは530キロ程の体ですけど、やぱりトップスピードは遅いでしょうね。
Apollo 2008/01/25 23:21 *edit
 ちょっと訂正
ブラックシェルのトップスピードが遅い・・・というのは、
あくまで高いレベルの話で、ということで。
Apollo 2008/01/25 23:23 *edit
 なるほど。

おそようございます。^^;
クロフネは大とびなんですね。
という事はコーナーワークが苦手という可能性がありますね。
立ち回りによって、不利有利のある競馬場には注意しないと
いけませんね。
ただ、騎手とかその馬のセンスとかでどうにでもなるのかな?
難しい問題ですね。
ちなみに僕はトニービン産駒が好きなので、クロフネより
ジャングルポケットの方が好きです。だからHNがJungleなんですね。^^
府中競馬場でのトニービン産駒の強さは目を見張るものが
ありましたね。
府中競馬場の特性として、良馬場であれば人気通りに来る
確率が高いような気がします。馬本来の実力が発揮できる
競馬場なのでしょうね。
だから府中競馬場で強いトニービン産駒は実力があるのかなと。。。変な理屈ですが。^^;
トニービンが亡くなってしまったのは非常に残念ですが
ジャングルポケットという後継種牡馬ができて良かったと
思います。


jungle 2008/01/26 10:48 *edit
 個体差はありますけど
クロフネ自身が現役時代かなりトビが大きかったようですから、それが受け継がれている産駒は多いですね。
小回りの内枠などで窮屈なレースになると、ちょっと苦しいかもしれません。
やはりケースバイケースですが、騎手が下手だと不安ですね^^;

自分はトニービンの直仔を目にする機会が少ないんですけど、産駒の顔ぶれを見ると凄いですよね。
東京のGⅠ勝ち捲くり!

武豊騎手が語っていたことですけど、トニービン産駒は体全体を使うのではなく
手足だけで走るような馬が多かったそうな。
それと何か関係ありそうです。

ジャングルポケットのダービーの映像を見ましたが、やはり自身の産駒と似ているところがありますね。
ホウオーは残念でしたが、東京得意の血を活かして父子ダービー制覇!
なんてのも見てみたいっす
Apollo 2008/01/26 21:40 *edit
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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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