僕には忘れられない不的中があります。三連単700万馬券が飛び出した2008年桜花賞。1番人気トールポピー、2番人気リトルアマポーラ、3番人気オディール、4番人気ブラックエンブレム。有力5指に数えられていた中で馬券に絡んだのはソーマジックのみで、他は圏外に飛んでいった。 今振り返ると、これは本当におかしな人気構成ですよね。パドックでチャカついてレース前に終わっていたオディールは別にして、後にオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制するような中距離タイプ…言ってみれば「非マイラー」が、マイルGⅠで上位人気を占めていたわけですから。 …僕の言いたいこと、分かりますよね?
1番人気ブエナビスタ。華奢に見えるほど薄身の筋肉、短い背中、長い四肢。半兄アドマイヤオーラにそっくりの馬体で、適性的にも恐らく似ているはず。詰まる話、マイラーには見えません。 兄弟に京都記念勝ち馬、菊花賞2着馬。父がスペシャルウィーク。斬れに斬れる末脚。これでマイルGⅠを勝つほどのスピード持続力を備えていたら、怪物としか言いようがないですよ。前走では抜け出してから耳を立ててソラを使ったりと底を見せていない不気味さはありますが、馬体、フォームのどこを見てもディープインパクト級には見えず。人気を考えると押さえまででしょう。 2番人気ジェルミナル。中距離タイプの馬体で骨格が大きく、スマートというより成長途上で非力。ウオッカ、スーパーホーネット、ブルーメンブラッド、スズカフェニックス、レジネッタ…1流マイラーは栗東の坂路で52秒台くらいは出せるもの。ウッドでは動けるのに坂路では55秒台が精一杯というのは、自分の身体を動かせるだけの体力がまだ付き切っていないということ。極限のスピード勝負だと最後に甘さが出てくるかもしれません。
さぁ、上位人気2頭の評価を押さえまで下げられました。どっちも来なければ好配当は間違い無し…やる気が湧いてきますね(。-∀-) 本命は3番人気ダノンベルベール。アグネスタキオン産駒らしい均整のとれた骨格、しなやかな背中を活かした豪快なフットワークから生まれる破壊力はここでも上位だし、中山マイルで終始外を回り、ラスト1ハロンが12.2で収まったレースでも僅差の2着に来れたのは底力もある証拠。ここのメンツでは数少ないマイラーらしいマイラーです。 もともと美浦の坂路で51秒台をコンスタントに出してましたけど、今回は重の栗東坂路で52.1という破格のタイム。追い切り後の馬体重が前走比-6キロですから、相当馬体を作りこんできたということでしょう。キストゥヘヴン以来となる関東馬女王の誕生に期待します!
◎ダノンベルベール
netkeiba.comより
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