∴ キナ臭いCBC賞

CBC賞の展望をざっくりと。

最終週で内が荒れているのに加えてこの雨。こうなると内の馬場状態は目も当てられないものとなっており、実際土曜は殆んどのレースで外差しが決まっていたし、内枠の馬はかなり苦労していた。中京9Ｒで2番人気だった（1）パッションレッドは5着に敗れてしまっていたが、勝った（10）ロックドゥカンプと枠順が逆ならば結果は違っていたに違いない。

さて、ＣＢＣ賞で有力と目されていた各馬は殆んど内枠に固まっている。（2）アドマイヤホクト（3）スピニングノアール（4）フサイチリシャール（5）ブラックバースピン。

差し脚質のスピニングノアールはこの枠は苦しいし、ツメ不安で太め疑惑のアドマイヤホクトも少々厳しい。荒れる匂いもチラホラ・・・

その中でペールギュントは（9）と、比較的恵まれている。道悪も高松宮記念でこなしているし、堅軸とみていいだろう。

ちなみに、高松宮記念のレース後のコメントで

１２着　７番スピニングノアール（福永祐一騎手）
「ある程度の位置について行った分、終いが甘くなってしまった。ソロッと行っていたら違っていたかも」

と、スピニングノアールは馬場が敗因とは言っていない。道悪自体はこなせるタイプなのでしょう。