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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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第14回 東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)



ラップのパターンが多様過ぎて決め打ちにくい東京1800ですが、東スポ杯の場合は2歳戦ということで「中盤緩んでの上がり勝負」になる可能性が高いよう。


それならコレしかないアーバンウィナー。

札幌2歳S 1着サンディエゴシチー 2着モズ 3着アーバンウィナー
12.4 - 11.6 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 12.6 - 12.1 - 11.7 - 11.6

終いまで加速し続けるラップで、通常ならば外を回った差し馬にはノーチャンスの展開(小回り札幌ならなお更)。そのさなか、後方から追い上げて掲示板に載ったのがダノンパッションとアーバンウィナー。ダノンパッションが切れる馬というのは黄菊賞をみても明らかですが、そのダノンよりも外を回して速い上がりをマークしたのだから値打ちは高い。


いちょうS 1着トーセンファントム  2着アーバンウィナー
12.5 - 11.3 - 11.7 - 12.3 - 12.4 - 11.6 - 11.5 - 11.6

いちょうSは中盤の緩みが小さいだけでなく、終いもほとんど止まらないラップ。こういう「ハイスピード域の末比べ」ならトーセンファントムのが強い、というのはそうなんでしょう。しかし東スポ杯はもっとスローの展開になって、もっと速い上がりを求められます

トーセンファントムはやや繋が硬く、頭も高い走法。祖母エリザベスローズ(リミットレスビッド等の母)の影響が強いようで、極限の上がり勝負に向きそうなタイプには思えません。近親フサイチゼノン・アグネスゴールドの戦績をみても、やはり「ハイスピード域の末比べ」がベターなよう。

今回のペース想定なら、アーバンウィナー>トーセンファントム。ココが予想の肝です。


「スロー想定なら評価を下げる」ということでは、レッドバリオスも同様。母父シーキングザゴールドがかなり強く馬体に出ていて、骨太・硬めの繋・短い胴と、パッと見ではダート1400あたりに適性がありそうに思うくらい。上がり勝負への対応力は疑問で、こっちは完全に消します。


アーバンウィナー
〇サンディエゴシチー
▲レッドスパークル
△トーセンファントム
△ニシノメイゲツ

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netkeiba.comより


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①カンパニー GⅠ・GⅡ勝利時のテン4Fタイム

47.6   09天皇賞秋
48.0   09毎日王冠
49.8   09中山記念(やや重)
47.2   08マイラーズC
47.9   08中山記念
49.5   06大阪杯(重)

●point
カンパニーのGⅠ・GⅡ勝利は、すべてテン4Fが47.2以上かかったレース



カンパニー GⅠ成績とテン4Fタイム

☆47.6  1着  09天皇賞秋
46.9  4着  09宝塚記念
45.3  4着  09安田記念
46.3  4着  08マイルCS
47.1  4着  08天皇賞秋
48.2  8着  08宝塚記念(重)
46.4  5着  07マイルCS

☆47.7  3着  07天皇賞秋
46.8  16着 06天皇賞秋
48.1  5着  06宝塚記念(やや重)
46.4  11着 06安田記念
45.6  5着  05安田記念
48.4  9着  04菊花賞

●point
カンパニーのGⅠ3着以内は、どちらもテン4Fが47.6以上かかったレース
(逆にいえばハイペースに弱い)



マイルCS 過去10年のテン4Fタイム

46.3   08年
46.4   07年
46.0   06年
45.7   05年
46.6   04年

46.0   03年
46.0   02年
☆47.3   01年
45.3   00年
45.9   99年

●point
過去10年のマイルCSでテン4F47秒台になったのは、01年の1度きり
それ以外は45.3~46.6で、カンパニーのGⅠ好走パターンから外れる

よって、カンパニー中心視は危険?
(単勝はまったく買う気ナイです)




番外編
09秋季GⅠ 一番人気成績


5着  スプリンターズS  アルティマトゥーレ
3着  秋華賞        ブエナビスタ(降着)
5着  菊花賞        リーチザクラウン
3着  天皇賞秋       ウオッカ
3着  エリザベス女王杯  ブエナビスタ

●point
1番人気は三連複のヒモ扱いでOK!…らしい。


『玉砕覚悟で大逃げを打つ馬と、それをジッとみて脚を溜める先行勢。

逃げている馬のペースは確かに速いが、後ろの集団はむしろスローペース。そんな見ている側がヤキモキするような隊列になることは特に長丁場ではよくある…というか、離し逃げにでた馬がいる場合は大抵そうなりますよね。』




という見立ては当たりました。が…


そして逃げ馬の手応えがよく残りそうだった場合、後ろの集団は早めにペースアップ



こっちの見立ては当たりませんでした…orz


これはね~、3番手集団の先頭にいたスミヨン騎手が日本の高速馬場でのレース経験が浅いため、前の馬と自分の馬のペース判断を誤ったことが大きな原因だと思います(他の騎手が3番手でも同じ結果だったかもしれませんが…)

「競馬でいちばん難しいこと」、それは展開を読むこと。とは秋天の回顧でも書いたことですが、まさか2週間後に再び思い知ることになるとは思いませんでした。


何が悔しいってねぇ、京都大賞典で僕は今回みたいな展開を想定してクィーンスプマンテにを打ってたんですよ。そうしたら思ったよりも後続に早めに追いかけられて残れなかったんで、エリ女も似た展開になるんだろうな…ということで今回、京都大賞典の再現を狙った「前半遅い⇒後半速い」というペースの決め打ちをしたのに(泣)

前走勝ってる大逃げ馬と、前走惨敗の大逃げ馬の違いが出たんですかねぇ。ナメられてないと大逃げは残れないもんな~…そうだよなぁ。狙いはむしろ今回だったか? 馬券ベタ脱却の道のりは遠く険しい;


a86bac87.jpg









am1:11に若干修正(日和る方向で)




玉砕覚悟で大逃げを打つ馬と、それをジッとみて脚を溜める先行勢。

逃げている馬のペースは確かに速いが、後ろの集団はむしろスローペース。そんな見ている側がヤキモキするような隊列になることは特に長丁場ではよくある…というか、離し逃げにでた馬がいる場合は大抵そうなりますよね。

そして逃げ馬の手応えがよく残りそうだった場合、後ろの集団は早めにペースアップ。


このような変則的な流れになったとき、アルゼンチン共和国杯のように前半のスロー区間で先行馬に、そして後半のハイペース区間でスタミナ型にそれぞれアドバンテージが生まれ、ミヤビランベリやアーネストリーがそうだったように“スタミナ型の先行馬」が最も有利な展開”になります。

(京都大賞典でトーホウアランが沈んだのは、上記のような流れでスタミナが問われたからでしょう)


ブエナビスタから1着を奪うには、アルゼンチン共和国杯のような変則ペースに“決め打つ”しかない。単勝1倍台を本命にするのはご法度にしているワタクシが無い頭を振り絞ってだした結論です。

決め打つ根拠は無いわけじゃありません。それは、スプマンテが微妙に強い馬であること。雨の影響でやや重たい馬場になるのはマイナスでしょうが、京都大賞典で4角を回ったとき、単勝を持っていた自分が「これは!」と思うほどいい感じで回ってきました。

牡馬連中でさえ、「あの馬は追いかけなきゃ!」となるのがスプマンテの逃げ。「スロー」と「ハイ」、どちらも共存する流れを作った京都大賞典の再現は、むしろ必然と言えるのではないでしょうか。


本命はニシノブルームーン。

この馬、腹袋が大きくてすごく自分の好み(底力重視)に合った馬なんですよ。ギムレット×アルザオ、つまりロベルト×リファールという垂涎の配合で、その腹のラインは初心者がみたら太く映るほど。これほど腹袋が確りしている牝馬はカワカミプリンセス以来じゃないでしょうか?

今までのパフォーマンスも非常にハイレベル。前半スロー・後半ハイの展開でアマポーラに先着したマーメイドSに、府中Sでは先行馬総崩れの流れで牡馬相手に押し切り。

同様に先行馬に非常に厳しい流れ(ハイペース+早めスパート)になった府中牝馬Sも、アマポーラ&カワカミよりもテンで先行していたにも関わらず1馬身のところに食い下がっていました(しかも最後は詰め寄っている)。

現在のところ単勝オッズは46.6倍と、カワカミ(12.4)やアマポーラ(12.2)と比べてずいぶんバカにされているようですが、その2頭を評価するならブルームーンも評価しなきゃいけないのでは。


ニシノブルームーン
〇ブエナビスタ
▲リトルアマポーラ
△カワカミプリンセス
△シャラナヤ
△ジェルミナル

80714f5b.jpg








netkeiba.comより


こういうシルシですが、想定とは違う流れでブエナージェルで決まったら悔しいので馬連だけ押さえます。


京王杯2歳ステークス

12.5 - 10.8 - 11.3 - 12.0 - 11.7 - 11.3 - 12.4

全体的にそれほど悪くないペースで流れ、馬場の影響もあって上がり34秒台を使えた馬が4頭しか居ないタフなレースに

一頭だけ突き抜けたエイシンアポロンは、厳しいペースを見越して中団に控えた池添騎手の好判断も大きかったと思います。とはいえ馬体構造的には寝肩+腰高+腹袋大と、デイリー杯勝ち馬リディルと同じく様々なレース・ペースに適応できる好馬体。ただ父ジャイアンツコーズウェイ(もしくは父父ストームキャット)の影響で繋が硬くてバネが効かないため、リディルにキレ味で劣ったというのが前走の2着なんですよね。

京都マイルとは違い、ラスト1ハロンが掛かるタフなスピード勝負になり易いのが中山マイル。切れ味無用のフィールドでは一体どちらが強いのか?

血統的に考えれば、タキオン×ダンブレのリディルよりは父父ストームキャットのエイシンアポロンのがスピードは上と判断するんでしょうね。馬体的にも筋肉量はアポロンだよなぁ…POGでリディルを指名してる人としてはそっちを贔屓したいのも山々ですが、名前にシンパシーを感じるアポロンを応援したい気も少しはあったり…しますん。



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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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