所用のため、土曜の競馬はお休みします。
東京メインは引退が決まっている角田騎手騎乗のアントニオバローズに注目したいんですが、やけに人気を被っていないのが気になります。こういうときって、レースが終わってから「実は状態が…」みたいなことが多いだけに買いづらいな~… では後ほどノ PR
時計・上がりを兼ね備えたハイレベルレースだった…というラップ的回顧を持ち出すまでもなく、上位馬のその後の活躍から評価が高まっているラジオNIKKEI杯組。今回は3着馬のダノンシャンティが出走しています。 スローの瞬発力勝負になりやすい東京1800ですが、シャンティは前走の内容・終い2F11.0 - 10.9で制した新馬戦からも切れ味充分。頭が高い走法なので阪神⇒東京替りは良さそうですし、人気でもここは大人しく中心視。 シンクリ走法でSS系との切れ味勝負は?という疑問符がつくアリゼオも、ルメールがその弱点を埋めるべく先行を覚えさせているので消せない。以下東スポ杯で3着とは僅差だったダイワアセット、スピード型寄りの馬体でも鞍上が東京1800大得意のハンソデバンド。右回りで内にモタれ、左回り良さそうなナショナルヒーローまで。 ◎ダノンシャンティ 〇アリゼオ ▲ダイワアセット △ハンソデバンド △ナショナルヒーロー タイセイレジェンドで迷ったんですが、繋が硬めで柔らかい馬場向きっぽいのでここでは軽視。7月にラジオNIKKEI賞(福島1800)に出れば買いたいと思います。
終い1ハロン11秒台に対応する切れ味が必要な馬場状態が続いた京都も、開催が進んで若干傾向が変わった感じ。全体的に時計が掛かり、今までは鳴りを潜めていたパワー型が上位に来ています。 昨日の斑鳩Sではシンクリ産駒がワンスリー、2着ボーダレスワールドも非キレ型のダンス産駒で、上位3頭の馬体重が532・532・512キロ。もう2頭の530キロ超ヤマカツマリリン・ボストンゴールドも人気以上に走っており、大型馬の活躍が顕著です。ということで、 ◎プレミアムボックス 534キロ 〇シンボリグラン 528キロ ▲トウショウカレッジ 546キロ パワーに切れ味を兼備しているプレミアムボックスに、最近調子を上げている軽斤シンボリグラン、ポン駆け利くトウショウカレッジ。昨日よりはもっと分かりやすく相撲ネタに絡めてみます。 …朝青龍(ノд・。)
除雪のため午前中の出走時刻を変更した中京。芝コースへの影響が如何ほどなのか気になりますが、12時現在やや重となってますし、少なくともパンパン馬場でのスピード勝負とはならなそう。 中日新聞杯で前半58秒4、終い5ハロン地点で11.5のロングスパートが入るという苦しい展開でコンゴウリキシオー並の粘り(⇒回顧)を見せたドリームサンデー。それくらい走るならココでも主役を張れるはずですが、パンパン馬場で単騎で行けた前走とは、コースは同じでも条件が異なります。大外枠でもうるさいオースミスパーク、降雪の影響が残る馬場。能力全開を期待するのは難しいかもしれません。 もっとも、その目の上のタンコブ・オースミスパークには「スタートの一歩目が遅い」という弱点があるし、大外枠ということもあって大人しくテン争いから引き下がる可能性も。そうと決め打って◎としておきますが、別のケースも考えなければいけません。 他方の展開パターン、即ち「オースミとドリームが前でやり合う」展開となると、もう一つのオースミの弱点「タメを作れない」の発動により全体にマイル的な、緩みの小さいレースになりそう。そうなると俄然有利となるのがマイラー、もしくは好時計での勝ち負け歴がある馬。それも馬場を考えるとパワーを兼備しているタイプが望ましい。 福島2000のレコードホルダー・ホッコーパドゥシャ、時計の掛かる馬場が得意なマイラー・マヤノライジンのトップガン仔コンビに、1200と札幌1800で勝ち鞍のあるピエナビーナス、長久手特別 がぴったりのテイエムアンコール、府中牝馬Sを評価してのアマポーラ。緩みの小さいレースを勝ち続けているマイネルスターリー。多くなりますがこの辺が狙い目ですかね。 ◎ドリームサンデー 〇ホッコーパドゥシャ ▲ピエナビーナス △マヤノライジン △テイエムアンコール △リトルアマポーラ △マイネルスターリー ドリームの単勝、ホッコー・ピエナの複勝あたりか。結局はシルシを絞れない難しいレースなので、単だけにしておくかも。
1600ほど瞬発力は問われないけれど、1200ほど消耗耐性は問われない微妙な条件・東京D1400。こういう条件で圧倒的に強いのがヴァイスリージェント系(フレンチデピュティ・クロフネなど)で、同コースで100回以上出走している系統の中では、2位のフォーティナイナー系の勝率9.2%を大きく上回る勝率11.8%をマークしています。 今回のメンバーでただ一頭のヴァイスリージェント系であるスーニ。背が低く寸詰まりの体型からは明らかに1400以下に適性があり、1800でも勝ち負けを演じていたのは能力の高さゆえ。58キロで大外枠はさすがに気になりますが、中央場所で久しぶりに走る短距離、単勝で10倍近く付いているオッズから期待をかけてみたくなります。 ちなみに、走法・体型的にスーニがニガテそうなのが「瞬発力勝負」。終い3Fが12.4-11.6-13.4と、0.8の大きなギアチェンジを要する流れになったレパードSではトランセンドに3馬身千切られていますが、これは適性的にノーカウントで良いでしょう。 ◎スーニ
ヒカルアマランサスが人気を集めていますが、ここでもう一度振り返りたいのが愛知杯。 以下回顧を再掲します。 愛知杯 《12.5 - 11.2 - 11.9 - 13.3 - 12.6》 - 《11.8 - 11.7 - 11.4 - 11.6 - 11.7》 テン3F35.6は他コースなら平均といえなくもないペースですが、テンから下りが200mほど続く中京コースの基準からすると結構なスロー。次の13.3 - 12.6》も遅い。 (中略) しかし今回はラスト3F目が一番速い早目スパートになったぶん、ある程度前付けする馬もしんどいレースになったので、ブラボーデイジー・リトルアマポーラに完全に展開向いた…というわけではありません。持続力が無ければ、1・2番手の馬は圏外に沈むラップと言っていいと思います。終い1Fまで11.7という確りした脚を使えたのはGⅠ連対クラスの実力あってこそでしょう。 むしろ最も「位置の利」を得られたのは、4角インベタ6番手のヒカルアマランサスあたり。1・2着馬との差は着差以上に大きそうですし、今後重賞で勝負になるかどうかはもう少し様子をみたいところ。 (再掲ここまで) …ということで◎ブラボーデイジー。相手にはヒカルアマランサスよりもショウナンラノビア・ザレマを取って、ヴィクトリアマイル上位組で固めてみます。
レースを作る先行馬のキャラが明確なので、以下の2パターンに展開を決め打てそうです。 ①4ハロン46秒台前半よりも締まったペース 4F49秒台の鳴尾記念で5着に敗れ、4F45秒台のニューイヤーSで勝ち星を挙げたレッドスパーダは「先行馬なのにHペースが好き」なタイプ。今回もペースを上げるために前にプレッシャーを掛けていく乗り方をしそうで、そうなると漁夫の利を得るのはハイペース適性の高い差し馬。 ②テンはスローだけどロングスパート レッドスパーダの他にもプロヴィナージュ、ヨシトミ先生とロングスパート志向の(切れる脚を使えない)馬と騎手が揃っているので、万が一ペースが緩くなっても残り600から長いスパートが入るはず。こういう展開では位置が後ろすぎると届かず、前過ぎてもロングスパートで潰されてしまうので、中団に付けている馬が最も有利。さらに勝ち切るには切れ味とコース利なども必要。 とまあ、どっちみち差し馬に展開向きそうなんですよね。アブソリュート・スマイルジャックあたりも適性合いそうで枠も良いところなんですけど、今回最も買ってみたい内枠差し馬は◎トライアンフマーチ。 09皐月賞の予想でも触れてましたが、この馬は寸詰まりの体型・引っ掛かる気性、そして母キョウエイマーチという血統的にもマイラー色が強い。その皐月賞もマイル的なハイラップで2着しましたし、SS系の瞬発力も兼備で今回想定するどちらの展開も得意そうです。右回りでは内にモタれるので左回りベターという+αもあります。 単勝がメインで、好走展開が似ているアブソリュートあたりとのワイドが押さえ。
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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。
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