中山金杯
ドリームセーリングが大逃げ宣言。まったく見込みが無い馬ならば後続も放置するでしょうが、ドリームはなまじ前走で勝ってしまっているだけに、全体が深追いしてハイペースとなる可能性も考えられます。 展開は決め打ち辛いのですが、どちらになっても好走できるような「中団から長く良い脚を使うタイプ」を狙いたいところ。 ◎ダイワマッジョーレ 本命はダイワマッジョーレ。新潟・東京で勝っているように末の持続力がありますし、厳しい展開となった前走では底力も見せました。 昨夏のラジオNIKKEI賞で着外に敗れたことで、小回り適性を不安視する向きもあるかもしれません。ですがあれは「小回り1800で中盤緩むショートスパート」という、後方から外を回っては絶対に勝負にならない展開。ロングスパートになればまた違った結果になったはず、と見ています。 急坂得意のダイワメジャー産駒ですし、中山もプラス。重賞初制覇を期待します。 京都金杯 開幕週のうえペースが落ち着くことも少なくないため(近10年でテン3F 35秒台となったのが5回)、逃げ馬がよく穴を開けるレース。 差し馬に人気が集中している今回は特に、前に行く馬に妙味がありそう。 ◎ブリッツェン 本命はブリッツェン。逃げ・番手が福永・武豊騎手のどちらになるにせよ、ペースは上がりそうにありません。それだけに今回は前が残る可能性が高いと見ました。 ヤマニンウイスカーとの比較で迷いましたが、ウイスカーは東京マイルの一貫ペースで勝ったのが引っ掛かるところ。スローで溜めてロングスパート…という競馬では、そういうペースで重賞を勝ったブリッツェンのほうが末脚を使えるはずです。 ウイスカーもたまに出負けする馬ですし、もしこちらがハナを切れれば期待度アップ。スタートには注目してみます。 PR シンザン記念の傾向
ラップ面 ●一貫ペースの1400型ラップが主流 → 前走1400組の馬が毎年一定数は揃うためか、テンも中盤もそれなりに流れ、脚を溜めるところが無いような展開になりがち。 ただ京都金杯とは違って、テン3ハロン34秒台になることは極まれ。近年では08年が唯一のケースで、道中15番手のドリームシグナルがシンザン記念では珍しい追い込みを決めました。 ●内枠・先行有利 → 開幕週の1600を一貫ペースで走るスピード勝負なだけに、コースロスを最小限に抑えられる内枠・先行馬が圧倒的に有利。 近5年の3着以内馬15頭のうち、9番よりも外の枠から馬券になったのは2頭のみ。「9番より外の枠に入った3番人気以内の馬」は6頭居ましたが、すべて馬券圏外…という結果でした。 馬体・血統面 ●完成度の高いスピード馬が活躍 → トモの緩さ、というような「未完成の部分」が少ない、鍛え上げられた筋肉質の馬が活躍しています。 また、近5年の3着以内馬15頭のうち、父か母父にミスプロ系の血を持つ馬が6頭。早熟性やスピードに優れるアメリカ血統には注目してみたい。 ●一着馬はサンデーの血を持った馬が多い → スピード勝負とは言っても、やはり勝ち切るには決め手も必要なようで、近10年の勝ち馬のうちサンデーの血を持たなかったのは、逃げ切ったゴウゴウキリシマのみ。非ヘイルトゥリーズンというくくりであれば、01年のダービーレグノ(トニービン×ロイヤルアカデミー)まで遡ることになります。エーシントップには気になる材料。 ※カオスモスは母母父がサンデー、という点には一応注意。
京都金杯の傾向
ラップ面 ●テン3F35秒台になると、逃げ馬が残りやすい → 京都は3角手前の登りのため、自動的に中盤が緩みやすいので、テンも緩いと逃げ・先行有利になります。 開幕週に行われる京都金杯は特に逃げ有利。近10年で5回はテン3F35秒台となり、ビッグプラネット(6人気)・マイネルスケルツィ(7人気)・シルポート(7人気)の3頭が逃げ切りを決めました。 血統面 ●スタミナ型種牡馬の産駆が活躍 → 近5年の勝ち馬の父を並べると、フレンチデピュティ・タマモクロス・シングスピール・ホワイトマズル・チーフベアハートと、中長距離型の種牡馬が多く並びます。 冬場の洋芝優勢馬場だけに、スタミナも重要な要素となりそうです。
あけましておめでとうございます。2013年もよろしくお願いします。
中山金杯の傾向 有馬記念の予習でも触れましたが、近年の中山芝はエクイターフの導入により、冬場でも時計のでる馬場状態が保たれています。 中山金杯でもその影響はあるようで、ここ2年は連続してラスト1ハロン11秒台。ほとんど前が止まらない、高いスピード域での決着となっています。 今年も同様の傾向になると見て、近2年の結果から好走するタイプを考えてみたいと思います。 馬体面 ●トビが大きすぎないタイプが良さそう → 3角~4角を速いスピードで回らなければいけないため、コーナーでの立ち回りが窮屈になるようなフォームはマイナスポイント。小回り実績には注目したいところ。 ラップ面 ●前半5ハロンはスロー~ミドル、後半5ハロンはロングスパートという展開が多い → 先行・内枠有利が基本線ですが、脚質問わず末の持続力が最重要。新潟得意のナリタクリスタルが5人気で3着と好走しているのは一つのヒントかも。 血統面 ●母父サンデーが活躍 → 上がりが速い競馬になるためか、近2年の3着以内馬6頭のうち3頭が母父サンデーで、いずれも中山実績のある馬でした。今年該当するのはヤングアットハートあたり。穴ならこういうタイプか。 「今年で一番印象に残ったレースは?」
と訊かれたら、ジェンティルドンナが四冠を達成したJCでも、オルフェーヴルの阪神大賞典・凱旋門賞2着でもなく、ビートブラックが押し切ってオルフェーヴルが惨敗した春天を挙げたいです。 誰もが強いと思っていた馬が負け、単勝100倍台の伏兵が勝つ。しかもそれはまったくの偶然ではなくて、何かしら必然的な理由がある。 そういう「競馬の醍醐味」が詰まったレースが、いい塩梅に「たまに」見られるので(いつも、では財布が持ちません)、競馬はやめられないんですよねぇ。 2012年も残り僅かとなりましたが、今年もブログをご覧いただきありがとうございました。来年も金杯からやりますので、よろしくお願いします。
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