阪神ジュベナイルフィリーズ
阪神は芝が掘れやすく、時計の掛かる馬場状態。レディーメグネイトがそれなりに飛ばすであろう今回は、「終いが切れる」ことよりも、タフな展開でどれだけ踏ん張れるかが鍵になりそう。 終い1ハロン は12秒台後半、3ハロンで 35秒台の決着になると予想します。 買うのは4頭。 ラシンティランテ 前走の白菊賞は同日の古馬500万条件と同タイム。しかもその勝ち馬は、1000万条件でも連続好走していたセイルラージ(今日の阪神7Rでも2着)。白菊賞の方が前半4Fで半秒ほど速い流れだったため時計が出やすかった、という事情はあるにせよ、相当評価できる時計には変わりありません。 ただ、今回と近いタフな馬場だった札幌2歳Sでイマイチ振るわなかったのは気になる材料。それにガニ股のフォームで、かなりモタれてるだけに左回りのが良さそう…というのは、別に白菊賞も右回りでしたし蛇足ですかね。 エピセアローム スローの瞬発力勝負だろうと、ハイペースの1200だろうと安定して高いパフォーマンスを見せている万能ホース。いかにもサンデーらしい馬体からも、決して短距離一辺倒のタイプには見えません。父も安田記念から有馬まで走る守備範囲が広い馬でしたし、左回りのが良さそうなのでオークスでも買えるのでは?と思っています…蛇足ですね; 栗東坂路で52秒台をコンスタントに出せるだけに、力の要る馬場も問題ないはず。コーナーで外に膨れる面も、外枠に入ったので大丈夫でしょう。あとは休み明けでどうかも、展開問わず好走出来ると見ています。 サウンドオブハート 芙蓉ステークスのラップ推移は前年のものと似ていました。 今年 1:35.5 12.9 - 11.4 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.3 - 11.4 昨年 1:35.3 12.5 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.8 今年の方が中盤で0.4緩んだ分、全体時計では劣りますが、ラスト1ハロン11.4は速い。昨年の1着馬はホエールキャプチャ、2着にオルフェーヴル。この2頭と遜色ない時計というのは、かなり価値があるのでは。 馬体的には母父カーリアンが効いて脚長で、トモを深く引き付ける走法。末の爆発力が生まれやすいタイプで、前走の上がり4Fも46秒台。タフな展開でどうかも、スロー気味に流れればかなり有力。 アナスタシアブルー ボールドルーラー・クロスの影響が強く、幅がある馬体で、腰の上下動が少ないフォーム(後肢の引き付けが浅目)。あまり切れ味は無いタイプに見えます。 (ボールドルーラーを血統表の近くに持つ馬の例を挙げれば、マツリダゴッホ・シンボリクリスエス・カワカミプリンセス・リーチザクラウンなど。どれも力でねじ伏せるようなタイプで、本当にこういう馬ばかり。例外中の例外がアグネスタキオン。) 前走のような中盤緩んでの上がり勝負は不向き。調教は相当動くように、能力自体は間違いなく高そうなので、GⅠの締まったペースになれば一変するはず。 萩ステークス 12.9 - 11.3 - 11.7 - 12.2 - 12.8 - 12.6 - 11.4 - 11.6 - 11.6 ◎アナスタシアブルー ○サウンドオブハート ▲エピセアローム △ラシンティランテ 追加△アンチュラス ジョワドヴィーヴルは姉よりも胴短で、長い脚をやや持て余しているような印象を受けるフォーム。レースでも調教でもノメる回数が多いようですが、その辺の窮屈さのせいではないでしょうか。もう少し、身体を支える体力が付いてからでは。 PR 最近、どんどん更新時刻が遅くなってる気が…すみません;
中日新聞杯 オースミスパーク&酒井学Jの「超前傾逃げ」コンビに、ズラリと揃ったロングスパート型の先行・差し馬たち、そしてやや重の馬場。ラスト1ハロンがもの凄く掛かる展開になるようなら、エクスペディションの「終い5F56秒の脚」も活きないはず。 ◎ダンスインザモア 近走は着順こそイマイチなものの、良い意味で安定したパフォーマンス。函館記念以上に前がバテれば。 ラピスラズリS ◎アウトクラトール こちらも「前が止まらなければ届かない、止まれば届く」差し馬。その意味で、テン速くなりやすいコース形態の中山1200は絶好。
ジャパンカップダート
内にズラリと先行馬が並んで枠が悪いトランセンドがガンガン行くなら、両雄並び立たずどころか、共倒れになりはしないか。 ◎バーディバーディ ○テスタマッタ ▲トランセンド △エスポワールシチー バーディバーディ、テスタマッタともに、「両雄」と僅差の勝負をした実績アリ。 パサパサのダートとなると、より有力なのはバーディバーディ。1400で坂井英光騎手にビッシリ追われた前走で変わり身ありそうですし、中団くらいから進めて展開利得られれば、昨年の差は普通に逆転可能。 ジェラルドは惨敗(泣)
緩いテンで既に行きっぷりが悪く、岩田騎手も道中追ってました。ここまで負けると、むしろ度外視して良さそうですが…クラシックに間に合うかどうか; 霞ヶ浦特別 東京・新潟で、速い上がりで勝ってきた馬が中山で上位人気。いくら重馬場とはいえ、ちょっと荒れそう。 ◎ディアビリーヴ ○ナイトフッド 不良馬場の一貫ペースとなった準OP東大路Sで、トウショウフリークの2着があるディアビリーヴ。叩き4走目で豪腕今野騎手なら、そろそろ走り頃。単勝、ワイド。 後ほど何鞍か追記します。 下関S ◎ストロングポイント テンからガンガン行って、最後はみんな止まる、というコースに合うタイプ。プラス体重も、案外好走時と変わりなく。
(指名時コメント)
ジェラルド 父アグネスタキオン 母ジェイズジュエリー(リアルシャダイ) 栗東:友道康夫厩舎 スラッと伸びた四肢・繋・頸はステイヤー寄りなのですが、ステイヤーらしからぬトモの肉量を与えたのは、やはり父のタキオ ンでしょう。長い手足を活かしたフットワークに、大きなトモが生み出すキック力が加われば、理論上は誰よりも「長く良い脚を使える」ようになるはず。ただ ツメの成長待ちのうえ、トモもまだしっかりしていないらしいので、POGの期間中に本来の能力を出せるまで 成長するかどうかは微妙なところ。いや、むしろ半兄のアドマイヤジュピタのように古馬になってから・・・と見るのが妥当なのでしょう。それでも指名したく なる魅力を、この馬に感じています。三振か、場外ホームランか。器の大きさは間違いないです。 まさかこの馬が、「坂路で52秒0」を叩き出してデビュー、なんてことになるとは思いませんでした…。 期待。
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三連単以外は全て使いますが、一番好きな馬券は“人気薄の単勝”です。
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