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ラップで顕在的適性を、馬体・血統で潜在的適性を測るブログ。
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馬の準備運動のため、馬場入場の際に行われる「返し馬」。ここで騎手は馬の体をほぐさせると共に、馬を動かすための手綱等の扶助動作がどの程度必要なのかを確認します。つまり、ゴーサインや抑えるサインにどれだけ反応するかを確かめておく訳です。

手綱を少し抑えるだけで止まる馬は、一般的に折り合いが付きやすい馬だと言えます。しかしその日の馬の調子・テンションによっては、そういう乗り手の指示に従順な馬でも言う事を訊かなくなる場合があります。よってその日のブレーキの利き具合というものは、レースの度に返し馬で確認しなければ分からないのです。

武豊騎手は返し馬ではあまりスピードを出さずに、ごくごく軽めで済ますことで知られています。それが今回は普段よりも速いスピードを出しており、そして返し馬を止める際に立ち上がる動作が必要なほどベッラレイアはブレーキが利かない状態でした。

武豊騎手には「折り合いが付くようなら前の位置につけよう」という考えがあったようです。その為、強めのゴーサインの後のブレーキサインに対するベッラレイアのリアクションを確かめる必要があった。しかし、返し馬でのこの掛かり様。もしも前に行くために少しでも手綱をしごこうものなら、確実に引っ掛かる。折り合いを付けてレースを進めるには後方から行くしかない。

ベッラレイアはダイワスカーレットと近くで競馬をするために前に行くのか、行かないのか。ベッラレイアの頭で馬券を買っていた人の多くは前者を期待していたことでしょうが、自分はその可能性は限りなく低いということをこの返し馬で見抜くことが出来ました。

「なぜベッラレイアはあんな後方から行ったのか。あれでは届くわけないじゃないか!」そんな不満を武豊騎手に持つのは、はっきり言って筋違い。これは折り合いが付きやすくなるように馬を仕上げられなかった厩舎の責任ですし、そもそも前に行く事を期待していてこの返し馬を見たのならば、そこで馬券の変更を考えなければいけません。

返し馬は馬券に直結する。その好例となった秋華賞でした。

パドック的回顧も後ほどアップします。
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クイーンSを見て思った。アサヒライジングは強くなったな~、と。

プラス12キロの馬体は、成長分もあるにせよ幾分立派に映りました。普通そういう仕上げでは勝てないのが強いメンバーの集まったレースであり、まして逃げ馬なら最後確実にバテる。

余裕残しでハイレベル重賞を勝てるのは、即ち一流馬の証明。桜花賞以外アドマイヤキッスに先着を許した事のないアサヒですが、もうこの先も先着し続けることになるだろうと感じました。

この馬の好走時・凡走時の見かけの差はパドックで簡単に分かります。もう何度か書いてますけど、「イレ込んでたら買い・落ち着いていたら消し」です。

揉まれない外枠に入った事ですし、普通に回ってくれば3着を外すことはないでしょう。あとはどれだけ速い時計の決着に持ち込めるか。それだけ。

もちろん休み明けは走るアドマイヤキッスも、この面子なら3着は外せない。アサヒの単勝と、ワイド1点勝負。

あとはディアデラノビアのデキが「素晴らしかったら」買う予定です。こっちは単純に馬体のハリ・ケヅヤですね。春シーズンはもう一つ物足りないデキだったんで。もう年も年なんで衰えが来ちゃってる可能性もありますが。

タイキマドレーヌは立ちヅメなので、この相手だと一雨欲しい。まあモノは重賞級ですから、雪崩れ込みなら・・・とは思いますけど。時計掛かる馬場の福島牝馬Sとかなら楽勝でしょう。

アサヒライジング
〇アドマイヤキッス
☆ディアデラノビア



あと東西両準メイン。東京は兼ねてからの狙いのエイシンハンコック。モノはOP級。休み明けで息持てば。

京都はピサノデイラニ。こちらもOP級。さすがに馬券買う気が無くなるオッズですけどね^^;

あと今日は2歳の特別戦が無いんで、パドック予想はお休みします。
PC版のテンプレ替えてみました。前のだと記事の更新時刻が表示されず、直前に出すパドック予想もなんだか嘘くさく見えちゃうんで。ま、気にする人も居なかったか^^;

さて、今日のデイリー杯2歳S。勝ったキャプテントゥーレはPOG指名馬でしたが、パドック予想でも無印のように一円も買ってません(泣) 

この馬は運動神経はバツグンなんですけど、今まで全然真面目に走ってませんでした。もうフォームがね、おかしいんですよ。それにパドックでもいつもノンビリしてる感じで、集中力に欠けてました。

今回は中間に坂路で物凄い時計を出したと聞いて、ちょっとはその辺が変わっているかと期待していたんですが、実際はそんな気配もなく。

もしも気合乗りを見せていたら、何らかのシルシを打ってたと思うんですけどね^^; 調教で動いた時点で「今回は違うな」と考えるべきでしたわ・・・。甘かったな~。

あと蛇足ですが、馬体的には小柄でやや薄型。将来性を考えたときに、距離適性はマイル前後の馬なのに体が無いっていうのは大きなマイナスなんじゃないかと思います。
トモはまずまずありますけどね。



話は替わって、明日の秋華賞。

2強の馬体の素晴らしさについては今まで再三書いているので、今回は割愛します。

デキに関して中間の立ち写真だけで言えばウオッカは不満です。絶好調だったダービー当時と比べると7分~8分くらいではないでしょうか。しかも前に壁を作って折り合いを付けたい馬なのに、この8枠16番は微妙。

ではダイワスカーレットはどうか。こちらは順調に調整出来ているようで、桜花賞当時のパフォーマンスを出す事は可能でしょう。叩いたアドバンテージを考えれば、今回ウオッカと互角以上のレースが出来るはずです。

ウオッカは大きく崩れる可能性もありますが、勝つのは2頭のどちらかではないでしょうか。

この2頭は今までハイペースの経験が無く、底力勝負がデフォルトの秋華賞ではこの2頭の未知の部分が明らかになるはず。その辺を不安視する人も居るようですけど、自分は底力の面でもこの2頭が上位なのではないかな?と思っています。

なんだかんだ言っても、今年のオークスはダービーと比べて0.8秒も時計が遅かったわけです。スローのダービーの方が時計が出にくいにも関わらず。

しかも1800mの通過で比較すると0.6秒しか差がないのに、そこから34.7の末脚を使うのが精一杯だったローブデコルテ。かたや33.0の脚を悠々と使ったウオッカ。

これって、ウオッカの底力の証明になってません?底力が無ければ、1800mを1分50秒で走って33.0の脚を使うほどの余力が残っている訳ありませんからね。

さらに勝ち馬ローブデコルテにしろ、2着のベッライレイアにしろ、格から言えば「その他大勢」の後続をそんなに離せていない。これって「底力勝負に強い」という実績として、果たしてどれほどの価値があるものなのでしょうかね?

確かにダイワスカーレットの底力について証明するのは難しいですが、逆にオークス組の底力は高が知れている、と言う事は出来るのではないでしょうか。

ま、競馬なんで何が起こるか分からないですけどね。ベッラレイアの上昇著しいことも承知してます。それに紛れの多いコースだというのもありますし、何より2強に少しずつでも不安があるのが不気味。

配当も安いことですし単勝2点を軽く買って観戦、ということしますわ^^;

ウオッカとダイワスカーレットが、それぞれどんな走りを見せるのか。さらに天才武豊がこれにどう立ち向かっていくのか?見ごたえのあるレースになりそうです!
◎タケミカヅチ…なかなか良い馬
○マリエンベルク…腰甘めで京都替わり良さそう
☆ツルマルストーム…器はあるが、上がり負けするかも

大混戦で他馬にもチャンスあり。

東京メインはワンダフルドーラとマンジュデンの2頭で攻めます。
【ブラジルC】

マルターズマッシブ。スンナリ先手ならレキシントンシチーを千切るくらいの馬ですけど、揉まれると脆い。他にもマイフラッグ、ウエスタンウッズ、フレンチビキニと同型が揃った今回、常識的に考えれば楽な競馬にはならないでしょう。

東京1400でハイペース必至となると、当然狙いは差し馬。

エアアドニス。他のコースだとどうしても差し遅れてしまう馬なんで、東京はベスト。展開さえ向けば馬券圏内は確実でしょうが、トップハンデで頭まで突き抜けるほどのイメージは湧きません。

オヤマハリケーン。左回りの短距離は大得意でハンデの54キロも恵まれたんですけど、前走20キロも増えた体重がイキナリ戻るとも考えにくく。中途半端なレースが目立つ鞍上も気に入らない・・・。

他にも不安を抱えている馬が多いので、思い切って人気薄を狙ってみます。

本命はマンジュデンコウベ。背丈が高くかなりの脚長でフットワークが大きいので、ノビノビ走れる東京は恐らくベストコース。

この馬唯一の東京経験が3歳時のユニコーンS(8着)で、勝ち馬はあのユートピア。マンジュデンコウベと0.1差の6着にビッグウルフ。3着ワンダフルデイズ、4着エコルプレイス、5着ウインジェネラーレと後のGⅠ馬・重賞馬に混じっての健闘でした。

馬体的にも実績的にも、東京適性は疑う余地ナシ。当時から馬体重を30キロ以上も増やして地力を付けた現在ならば、ここを楽々突き抜けても不思議ありません。

午前中に利益を出せたら、3連単まで手を拡げてみるかも・・・^^;

マンジュデンコウベ
〇エアアドニス
▲オヤマハリケーン
注アルバレスト
△アイアムドーター
△アンジェロファニー



【桂川S】

ここのところ馬体のハリ・ケヅヤともバツグンの
ワイキューブ。筋肉が柔軟で、メンツ低調のここならモノも見劣らない。前走がフロック視されている内に・・・。デキキープが条件。



デイリー杯2歳Sは直前予想しますんで、良かったら見てやってください(笑)


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●POG2012-2013指名馬

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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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