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土曜のスポーツ報知に、アサクサキングスの手綱を執る藤岡祐介騎手のコメントがあったんですが、どうやら自分から前の集団にプレッシャーを掛けていくつもりは無いみたいです。

「末脚を引き出したい」とか書いてました。

 

ん?( ̄∇ ̄;)

 

 

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第138回 天皇賞(秋)(GI)

 

ということで、ダイワスカーレットの悠々単騎が濃厚になってきた秋天。いつも通りの平均ペースから、いつも通りの上がりの速い決着になると想定します。

春のレースで言えば、ちょうど大阪杯や金鯱賞みたいな感じですね。底力はあまり問われず、マンハッタンスカイのような格下馬でも位置取りと上がり脚次第では勝ち負け出来る、みたいな…スウィフトカレントが2着した2006年秋天に近いイメージ。

平たく言えばイマイチ値打ちが感じられないというか、他に繋がらないというか…ちょっとビミョーだよね?って感じのGⅡレベルのレースになるんじゃないかと。

 

「ちょっとビミョー」な馬が絡むには、位置取りの利・もしくは末脚の利が絶対条件。まして相手はダイワスカーレットですから、これに先着するとなると相当に図抜けたものが必要です。

 

はアサクサキングス。59キロを背負った大阪杯が好内容。よくよくレース映像を見返してみると、アンカツの放った左鞭が鼻面をかすめた瞬間に、スカーレットを交わす勢いだったアサクサの脚が鈍っています。そこから一旦下がった後に3着まで盛り返しているだけに、もしあの(見ようによっては故意とも取れる)左鞭が無かったらアサクサが勝っていた、と見るのが自然。

距離不足といわれていますが、むしろダイワスカーレットを追い詰めた2000がベストとは言えないでしょうか?馬体的にもこの馬は骨太筋肉質でパワー型の中距離馬。ライスシャワーの馬体と見比べてみて下さい、全然違いますから。

追い切りの本数は不足気味も、ガチの底力勝負をやる訳ではないのでそこは目を瞑ります。

 

〇がエアシェイディ。1・2・3着馬ともインベタのコース取りをしていた中で、終始外をぶん回し直線一気で4着まで追い上げた安田記念。スズカフェニックスを上回る末の破壊力は一瞬脚のウオッカより上。内を上手く捌けば勝機アリ。

 

▲ダイワスカーレットは説明不要。 以下△ウオッカ、ディープスカイ、サクラメガワンダーまで。

 

牝馬が1,2番人気、3歳馬が3番人気と非常な天皇賞には、セオリー通りの4歳牡馬狙いがしっくり来る…なんつって(。-∀-)

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どうせ短距離は当たらないんで、敢えて予想しません!

一応タマモサポートに重いシルシを打つ予定ですが、難解ですね~

府中2000、苦手なんですよねぇ。ヘヴンリーロマンスが勝った年みたいな超スローは滅多に無いにしても、中盤が緩んで前がゴソっと残ったり、去年みたいにハロン12秒台を道中一個も挟まないマイル的な流れになったりと、とにかく展開を読めなければ話になりませんから。これがまた難しいんだよなぁ


まず、枠の並び。

1枠 1番 アサクサキングス
1枠 2番 ディープスカイ
2枠 3番 エアシェイディ
2枠 4番 アドマイヤモナーク
3枠 5番 サクラメガワンダー
3枠 6番 エリモハリアー
4枠 7番 ダイワスカーレット
4枠 8番 ポップロック
5枠 9番 アドマイヤフジ
5枠10番 キングストレイル
6枠11番 ハイアーゲーム
6枠12番 タスカータソルテ
7枠13番 オースミグラスワン
7枠14番 ウオッカ
8枠15番 トーセンキャプテン
8枠16番 カンパニー
8枠17番 ドリームジャーニー


逃げはアサクサかキングストレイルか…ダイワスカーレットが引っ掛かれば行っちゃうんでしょうが、どっちみち上がりが掛かって欲しいアサクサがどれだけ突っ突くかでペースが決まりそうです。

もしアサクサが積極的に行って、マイル寄りの底力戦になると想定すれば休み明けのダイワ、さらに急仕上げっぽいアサクサは評価下げ対象。逆に評価上げしたいのが早いペースのマイルで実績ある馬たち。ウオッカとカンパニー、エアシェイディ、ドリームジャーニー、キングストレイル、トーセンキャプテンあたりですね。

マイル重賞を4度使って連対無し、ハイペースに強くないサクラメガワンダーはメイチ消し!

 

http://www.keibado.ne.jp/keibabook/itw/index.html

次にフォトパドックからの雑感。

 

アサクサキングス

ちょっと太目。これで帰厩してから速い追い切り3本だけでは、息の方もどうなんでしょ?

 

アドマイヤフジ

今年は本当に馬体の張り艶が抜群。絶好調!

 

ウオッカ

これは保存をお薦めします…筋肉は隆起し、無駄肉ゼロ。まさに彫刻。トモの張りも今までに無いくらいだし、生涯最高のデキかも?

 

エアシェイディ

1週前の段階で仕上がってるのに、さらに今週49.9-12.0と冗談みたいな時計。ここメイチ!

 

カンパニー

中間は馬体を戻しつつの調整で、調教は前走時より軽いくらい。しかし馬体が良くないという訳ではないし、ベストとはいかないまでも力は出せるデキにあるはず。

 

キングストレイル

プラスかどうかは別にして、短距離を使ってきたことで頸・腹袋とも逞しくなり、張り艶もかなり。絶好調と言えそう。

 

ダイワスカーレット

調教量豊富で体はばっちり。あとは休み明けの分だけ。ちなみに腰高なので、急坂の阪神や中山よりかは東京の方が走りやすいはず。

 

タスカータソルテ

数字的な大きな変化は無いものの、全身に張りが出て以前とは印象が違う。こちらも絶好調。

 

ディープスカイ

…丸いなぁ

ま~NHKマイルC⇒ダービーの強行軍で調教もビシバシやったのに馬体が増えてたような馬ですから、元々脂肪はつきやすいタイプ。当日大幅に増えてなければ。

 

ドリームジャーニー

体重を感じさせない重量感、2400の重賞を勝ったとは思えない寸の詰まった馬体。良い意味でいつものドリームジャーニー。調子も引き続き良さそう。

 

ポップロック

全くの不振ですが、イマイチ原因が不明。そりゃあ昨秋のデキは良すぎでしたが、今期だって捨てたもんじゃないデキだと思うんですけどね。年齢か、精神面か…

 

 

さて…デキの良い馬が多くて困りますね(´∀`;)

う~ん…ヘンなレースでしたね、菊花賞。

 

12.9 - 12.2 - 11.0 - 11.7 - 11.0 - 12.2 - 13.9 - 13.8 - 13.5 - 13.3 - 12.9- 12.0 - 11.5 - 12.1 - 11.7

 

 

ラスト1ハロン11秒台て

向正面で団子の隊列になり、実質スローペースの上がり4ハロン競馬。長距離適性なんてほとんど問われない流れになってしまいました。雨の影響を皆が気にした結果でしょ~か?これはちょっと読みきれなかったです。スマートギアはハイペースなら(もっと)沈んだと思うんですけどね。

本命のスマイルジャックは残念ながら引っ掛かってアウト。まぁ、それはしゃーないとして。

色々問題だったのがノットアローンが下がり始めた3コーナー手前。

 

http://www.jra.go.jp/JRADB/asx/2008/08/200804080611a.asx (パトロール映像)

2:00~直線入り口までの数十秒

 

このシーン、ロードアリエスの鮫島騎手、メイショウクオリアの角田騎手、フローテーションの藤岡騎手は「ノットアローンが下がってくる」ことを読めていたんでしょうか?他の騎手はちゃんと外に進路を取ってるんですけど…

結局この3頭は3角~4角でノットアローンが邪魔になって前が詰まってしまい、結果3人とも4角では最後方の位置取り。

フローテーション、あの位置からよく2着まで来ました。スムーズなら分からなかったかもしれません。

 

あと、ホワイトピルグリムは惜しかった。

3コーナー手前、オウケンブルースリの直後を付いていくために外に出そうとしたんですが、ベンチャーナインに押し込められてしまい叶わず。まぁ、これは仕方ない。

その後3角から4角は内目を進み、いい感じで直線に出せる!と思ったところで、内からベンチャーナインが吹っ飛んできて…

ベンチャーナインの前に居たシゲルフセルトが躓いたことによるアクシデントだった訳ですが、1回ブレーキを掛けると再加速に手間取るピルグリムにとっては手痛いロスでした。

 

無念は無念ですけど、「これも競馬」っすね。腰高が改善すればもっと強くなれるでしょうし、そのうち重賞勝って貰います!もちろん穴で(≧∇≦)

サープラスシンガー…四肢エクイロクスべったり、両後肢蹄冠保護サポーター。馬体が増えたのは爪不安で攻め切れなかった分。能力上位も過信は禁物

▲トールハンマー…気配も馬体も文句なし。何気に持ち時計上位



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ブログ頻出用語
■能力について

瞬発力
瞬間的に高いトップスピードを出す能力。直線の長いコースやショートスパートで問われる。

持続力
一定以上のスピードを長時間持続する能力。向正面に下り坂のあるコースやロングスパートで問われる。

スピード
全体的に速いタイムで走る能力。主に短距離・高速馬場で問われる。

スタミナ
厳しい流れでも末を維持する能力。主に中長距離・重たい馬場で問われる。



■馬体編


トモ(後駆)
推進力を生み出す主役。また、疲労が溜まりやすい部分でもある。


腹袋
腹筋を含む、馬の腹部全体のこと。腹袋(腹筋)の大きい馬、つまり普段から腹筋をよく使って走る馬は、使わない馬と比べて疲れにくくスタミナに優れる。

寝肩
肩の角度が浅く、前肢の可動域が前方に広いこと。末の持続力と関連が深い。

寝繋
角度が45°くらいの、主に前肢の繋のこと。強度・クッションのバランスが良いため、芝向きの瞬発力・長距離向きの燃費効率を期待できる。

腰高
前肢に比べて後肢が著しく長い体型のこと。常に前傾姿勢になるので静止状態からのダッシュ力に優れ、先行型の脚質になることが多い。また踏み込みが深くなるので、寝肩・寝繋との組み合わせで末の威力がアップする。


■その他

ソラを使う
野性ウマには、群れの先頭に立ったときに周囲を警戒しつつ加減して走る習性がある。競走馬においても同様で、その癖が強い(ソラを使う)馬は周囲と実力差がある場合でも千切って勝たないため、能力の底を測りにくい。

頭が高い走法
重心が上ずり後方に荷重が掛かるので、トモに大きな負担が掛かる。そのため以下3つの特徴がある。①トモがよく発達する(のに騙されてはいけない) ②トモに疲れが溜まりやすい(脚が続かない) ③坂がニガテ

手前を替えない
馬というのは、コースを一週する際に右手前・左手前という2種類の走法を交互に使い分けている。以下長くなるのでコンデュイットの記事へお願いします。

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