指名馬を決定してから、まるまる3ヶ月放置していたPOG関連・・・
すでに4頭がデビューしたことですし、そろそろ更新しておきます(汗) 牡馬 母グレースランド(馬名ラウンドワールド:3戦2勝コスモス賞1着) 父ディープ、兄はドリームパスポートという血統。母父がトニービンなだけに「柔らかいディープ」という感じで、これまでのトレンドであった「母父がスピード型のディープ産駒」とは異質のタイプ。同配合のコティリオンやグルヴェイグともちょっと違います。柔らかなストライドで末の持続力に優れていそうで、腹袋もなかなかシッカリ。気性も前向きすぎませんし、本格的な中距離型と言えるでしょう。先日コスモス賞を制し、次走は札幌2歳Sの予定。 母クライウィズジョイ(馬名サトノノブレス:1戦1勝) こちらも父ディープ、母父トニービン。どちらかといえば重厚な感じで、兄のヒカルオオゾラに似て前肢をやや突っ張り、頭が高めの走法。前駆の掻き込みの強いタイプと言えます。脚を溜めるというより、前々での粘りを活かしたい・・・という意味でディープブリランテのイメージ。良い繋をしていますし、本領はやはり中距離で。 母レディアップステージ(馬名タガノラルフ:3戦1勝中京2歳S2着) 父スペシャルウィーク。母はウインドインハーヘアと近い配合(アルザオ×ブランドフォード系)ですし、かなりのスタミナ型と言えます。それだけにこれまで1200~1400を使われていたのがイマイチ腑に落ちませんが、スローになりがちなこの時期の中距離戦でキレ負けさせるよりは・・・という判断なのでしょう。実際、近2走で走った中京1400は相当にスタミナ問われるコースですしね。また、最近は徐々に解消されてきましたが、クビ使いがイマイチだったのも関係しているかもしれません。 スペシャルウィーク産駒らしく、良い脚を長く使うタイプ。前々走では差し返す根性を見せていますし、格の高いレースで厳しい展開になるほど力を発揮しそう。ベストは京都の1800以上か。 母ゴレラ(馬名ネオウィズダム、1戦0勝) たまには中長距離向きのスマートなタイプを選んでみよう、と思い指名したのがこの馬。前駆はかなりシッカリしていますし、母父父カーリアンが出た柔らかな走法。ある程度長い距離で、末の持続力を問われる流れの方が力を出せるはず。デビュー戦はドスローでキレ負け2着でしたが、悲観するものではありません。こちらも京都1800~が良さそう。 母ポップス(馬名ポップジェムズ) ジャンポケ×サンデー。兄にポップロック。単純にガッシリとした前駆とトモが魅力的な馬で、鹿戸師曰く「良い性格をしている」そう。最近「馬の気性」も重視しなければならないな、と感じることも多いので、これは心強いコメントです。対ディープ産駒で言えば末脚では敵わないでしょうが、パワーとスタミナが活きる皐月賞あたりなら何とかならないか。近々入厩して、東京開催でデビュー予定。 母タックスシェルター(馬名アルバタックス) 父キンカメ、母父フジキセキ。NHKマイルを獲ろう!という視点で選んだ馬で、ポップジェムズと同じく前駆・トモのパワフルさが魅力ですが、こちらはよりスピード・パワー型。特に肩の筋肉は抜群です。腰高曲飛で瞬発力もまずまずありそうですし、毎日杯⇒NHKマイルの流行ローテでどうか。8/22山元へ移動。 PR
先日のダービーをもって咋シーズンのPOGも終了。今週末から2歳戦がスタートします。
ジェンティルドンナのおかげで、なんとか今年もGⅠ制覇することができましたが、その他はあまりパッとしない成績に…。故障が続出したこともありましたが、仕上がり度合いは無視して、とにかくスケール感重視で選んだことが裏目に出てしまいました。 この反省を踏まえて、今回は15-15まで調教が進んでいるような馬を中心にセレクト。もちろん、馬体派的なフィルターも通してあります。 その結果、全馬社台系・うち6頭がディープ産駒と、我ながらえげつないメンバーに。 牡馬 母グレースランド 母クライウィズジョイ 母レディアップステージ 母ゴレラ 母ポップス 母タックスシェルター 牝馬 母バランセラ 母ブッシュファイヤー 母フォーシンズ 母エアグルーヴ …うーん、ホントは母スズランストーリー(父オレハマッテルゼ)とか、しぶい血統の枠も作りたかったのですが。遊び心が足りないっすなぁ(汗) 指名理由は暇を見て追記していきます。
(指名時コメント)
ジェラルド 父アグネスタキオン 母ジェイズジュエリー(リアルシャダイ) 栗東:友道康夫厩舎 スラッと伸びた四肢・繋・頸はステイヤー寄りなのですが、ステイヤーらしからぬトモの肉量を与えたのは、やはり父のタキオ ンでしょう。長い手足を活かしたフットワークに、大きなトモが生み出すキック力が加われば、理論上は誰よりも「長く良い脚を使える」ようになるはず。ただ ツメの成長待ちのうえ、トモもまだしっかりしていないらしいので、POGの期間中に本来の能力を出せるまで 成長するかどうかは微妙なところ。いや、むしろ半兄のアドマイヤジュピタのように古馬になってから・・・と見るのが妥当なのでしょう。それでも指名したく なる魅力を、この馬に感じています。三振か、場外ホームランか。器の大きさは間違いないです。 まさかこの馬が、「坂路で52秒0」を叩き出してデビュー、なんてことになるとは思いませんでした…。 期待。 札幌5Rにて、PO馬バーニングジールがデビュー。
結構考えて指名した馬だけに新馬勝ちを期待したいところなのですが、荒川師は基本的に使いつつ…という先生ならしく(新馬戦、休み明けの成績が悪い)、強い追い切りは今週の一本のみ。常識的には叩いた次走で、というところでしょうか? ただ、人気している矢作厩舎のマル外はシアトルスルー×ミスプロと、いかにも芝で人気してコケそうな(失礼)ダート血統。実際に強敵になりそうなのはディープ牝馬パララサルーあたり…とすると、相手関係は比較的ラク。贔屓込みですが、連は堅い!という気持ちです。 ◎バーニングジール ○パララサルー シェイクスピア 父ディープインパクト 母グレースアドマイヤ(トニービン) 栗東:角居勝彦厩舎 ディープインパクトの初年度産駒がデビューした昨シーズン、ディープの良さを殺さない配合・・・つまり、ディープの長所(寝肩、寝繋、腹袋)と親和性のある、クラシックディスタンスへの適性が高い「母父」は何か?と考えたときに、真っ先に思いついたのがトニービン。昨年ブログで初めて取り上げたディープ産駒がコティリオンだったのには、実はそうした経緯があります(結局マイラーのサイン:顎周りの筋肉量を発見したため見送りましたが)。その点、当馬はまさに自分が捜し求めていた、「ディープの良さが全部出ている母父トニービン」の理想そのまま。コティリオンのようなマイラーっぽさはなく、馬体も血筋もカンペキ。ウチの4番打者はこの馬です。 ディサイファ 父ディープインパクト 母ミズナ(ドバイミレニアム) 美浦:小島太厩舎 シェイクスピアが「理論上ベスト」のディープ産駒とすれば、こちらは「データ上ベター」のディープ産駒。母父にミスプロを据えて筋肉量を補うこのパターンは、トーセンラー・ダノンバラードなどを輩出。繋は起ち気味、飛節は直飛寄りと細かく見ていけばいくつか難点がありますが、筋肉はガッシリしてますし、何より馬格があるのが良い。「ディープの割に馬格がある」という馬は初年度産駒にも何頭か居ましたが(スマートロビン、ヴィジャイなど)、身体の大きさに筋力が付いていってない「緩い」馬が多く、イマイチ成功し切れなかった印象。そういう心配が無いこの馬は、いったいどんなタイプのディープ産駒になるのか?期待半分、興味半分での指名です。
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